2014年 03月 18日
あれから3年経ちました。
さすらいの旅人 中目黒店小林です。
あれから3年経ちました そうあの震災なら今月で3年経ちました。
皆様は何をしていたでしょうか?
自分は前の店でスープがひっくり返らないように42ℓの寸胴鍋を抱きかかえてました。
その日の営業はいわゆる帰宅難民の人達で都内も溢れかえり、
閉店2時間前には売るものもなくなり、早仕舞いした記憶があります。
自分達も電車が動かないので店に泊まることになったのですが、
近所のコンビニも携帯の充電器やらパンやらカップ麺等物が何もない状態でした。
こりゃ大変だ。なんて思っていましたが、東北ではもっと大変なことになっていると知ったのは
その翌日のことでした。
あの震災の後皆様も募金やもしかしたらボランティアで現地に訪れた方もいらっしゃる方も
いるかと思います。
自分もたまたま機会がありまして、その年の5月炊き出しに行ったことがあります。
行った場所は宮城県気仙沼市

これは去年の9月の写真です。(ネットから引っ張って来ました。その時の無残な
光景なので写メに撮っては住民の方々に失礼かと思い辞めました)
今でも復興はまだ進んでいない感じですが、5月に行ったときは衝撃の光景でした。
三陸海岸の辺りは結構高台なのですが、上の方まで家屋は崩壊しており、、
下に降りてくるにしたがって、道はぼこぼこ、住居の区割りみたいなものはあっても
更地か水たまりになっているかで、生活感が全くなく、また線路ぐにゃぐにゃになっており
何時か三陸を列車で旅したいなどと思っていたのにまさかこんな形で来ると思ってもいなく
なんだかやるせない気分になってしまいました。
それでも迎えてくれた現地の方々は疲れた表情も見せず自分達を
歓迎してくれました。
支援物資と思われる洋服でお風呂に入るのもままならない現状なのに、笑顔で出迎えてくれ
こっちが元気をもらったような気がしました。
ほんの数100人ぐらいしかあえなかったですが行って良かったと心から思いました。
「ありがとう、もう来ないでいいよ」とは言われましたが、また行きたいです。
今度は完全に復興した時観光客として。