2014年 01月 20日
我欲と煩悩を捨て、プランクトンになろう
最近、良く考える事があります。
それは「我欲と煩悩」についてです。
人生は日々、我欲と煩悩との闘いです。
俗に仏教では、人間には108つの煩悩がある、と説かれております。
(WIKIPEDIA参照)
主に身体内部の情報に基づいた欲求
- 呼吸:
呼吸中枢が血中のO2濃度低下を感知すると、呼吸回数を変えたり気道を通じさせようとしたり、別の場所に移動したりしたくなるような欲求が生じる。 - 食欲:
視床下部の血糖値センサーが血糖値低下を感知すると、個体に「空腹感」を感じさせ、摂食行動を促す。 - 飲水:
視床下部の浸透圧センサーが、血清の濃度上昇を感知すると、個体に「口渇感」を感じさせ、飲水行動を促す。 - 排便・排尿:
大腸や膀胱からの情報により、排泄したいという欲求が生じる。 - 睡眠欲
- 体温調整:
体温調整中枢にて設定された温度と比較して、体温が上昇/下降した場合、涼しい/暖かい場所に移動したいと感じたり、汗をかかせたり、筋の振戦を起こさせたりして体温を調整する。 - 性欲:
性的パートナーを見つけ、性行為を行いたいと感じる性的欲求。
主に身体の外部からの情報に基づいた欲求
心理・社会的な欲求
- 獲得:
財物を得ようとする欲求。 - 保存:
財物を収集し、修理し、補完する欲求。 - 秩序:
整理整頓、系統化、片付けを行う欲求。 - 保持:
財物を持ち続ける、貯蔵する、消費を最小化する欲求。 - 構成:
組織化し、構築する欲求。 - 優越:
優位に立つ欲求。達成と承認の合成。 - 達成:
困難を効果的・効率的・速やかに成し遂げる欲求。 - 承認:
賞賛されたい、尊敬を得たい、社会的に認められたい欲求。 - 顕示:
自己演出・扇動を行う、はらはらさせる欲求。 - 保身:
社会的な評判・自尊心を維持する欲求。 - 劣等感の回避:
屈辱・嘲笑・非難を回避する欲求。 - 防衛:
非難・軽視から自己を守る、また自己正当化を行う欲求。 - 反発:
二度目の困難に対して再び努力し、克服・報復する欲求。 - 支配:
他人を統率する欲求。 - 恭順:
進んで他人(優越な人間)に積極的に従う欲求。 - 模倣:
他人の行動やあり方を真似する欲求。 - 自律:
他人の影響・支配に抵抗し、独立する欲求。 - 対立:
他人と異なる行動・反対の行動をとる欲求。 - 攻撃:
他人に対して軽視・嘲笑・傷害・攻撃する欲求。 - 屈従:
罪悪の承服・自己卑下の欲求。 - 非難の回避:
処罰・非難を恐れて法・規範に進んで従う欲求。 - 親和:
他人と仲良くなる欲求。 - 拒絶:
他人を差別・無視・排斥する欲求。 - 養護:
他人を守り、助ける欲求。 - 救援:
他人に同情を求め、依存する欲求。 - 遊戯:
娯楽などで楽しみ、緊張を解す欲求。 - 求知:
好奇心を満たす欲求。 - 解明:
事柄を解釈・説明・講釈する欲求。
→これらが現代社会に於いて削ぎ落とす事が出来る、
欲求では無いでしょうか?
これらを纏め、人間の欲を脳科学的に考察すると
脳科学と欲の五大要素
1 生理的欲求
2 安全安心の欲求
3 愛情や所属の欲求(集団欲・序列欲)
4 人から認められたいといった欲求
5 理想とする自分になりたいという自己実現の欲求
上記5つに分類されるのだと思います。
万物に対し受動的な生き方をすれば、
(この考えこそが、我欲と煩悩に塗れているとすれば、それで構いません)
皆さんはいかがでしょうか?
・・・煩悩だ。
・・・煩悩だ。
・・・煩悩だ。
極論かもしれませんが、本質を捉えれば、上記が間違いでは無いと考えます。
人が生きるためには、慎ましさの個人差こそあれ、我欲も煩悩も必ずつきまとうのです。
私個人としては、こう思います。
人間なんてむしろ、煩悩にまみれてナンボ!!
煩悩に悩み、煩悩と戦う。それでこそ人生!!!」
家族や、友人や、仲間との経験こそ、他に代え難い財産だと思います。
つまり他者への「無償の愛」こそ、革命の源泉となるエネルギーであると、私は考えます。