2013年 11月 20日
11月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
凄いものを見つけました。
男性、女性、ニューハーフ(この設定が凄い・・・)。
それぞれが「うどん」を、美味しく、美しく、力強く啜る。
その姿をネットで公開し、投票者を募り、王者を決定する。
業界大手「はなまるうどん」が企画する、
まさに
「かつてない、うどんの世界のご提案」。
その名も
UDN
ススリンカップ2014!!!
ススリンカップ2014 公式HP
http://susurincup.hanamaruudon.com/
この企画、それぞれの部門でチャンピオンを決めるのですが、
その部門のネーミングが
「女子ぶっかけ部門」
「男子おいなりさん部門」
「ニューハーフかまたま部門」
と、捉えようによっては品位の部分でブランドイメージを棄損する可能性も孕んだ、
何とも挑戦的な企画だと思います。
実際覗いてみるとHPはかなり作り込まれており、
そのニーズの有無はこの際置いておくとして、
はなまるうどんもかなり気合いを入れて制作したものであると推測されます。
何と常務取締役自ら、讃岐うどんの美味しい啜り方をレクチャーされています。
讃岐うどんの美しいススリ方
個人的には、この女の子がナイスですねー。
はなまる UDNススリンカップ2014 早川実季(ぶっかけ部門)
男性部門に至っては、なぜか上半身が裸。
はなまる UDNススリンカップ2014 直野賀優(おいなりさんセット部門)
ニューハーフ部門に至っては、もはや理解不能です。
はなまる UDNススリンカップ2014 ブルボンヌ(かまたま部門)
・・・世の中には様々なニーズやウォンツが、存在しているんですねー。
勉強になります。
個人的に「ビジネス」に関して成功する為には、
1 普遍的業種で、広域層から大衆的支持を集める事
2 独創的業種で、集中層から熱狂的支持を集める事
3 未開拓業種(隙間産業)で、潜在層を狙う事
このいずれかに突出する事が重要だと思うのですが、
今回の企画はある意味、この3要素を兼ね備えているような気も致します。
(言い過ぎかもしれませんが・・・)
1点だけ要望があるとすれば、
参加者へのプレミアム感溢れる特典のようなものがあれば、
もっと盛り上がって面白い企画になるのかなー、なんて思ったりしました。
(例:ススリストチャンピオンとはなまる本店貸切で動画撮影しながら至近距離食べ放題、など)
いずれにしても「話題性」という意味では、
非常にインパクトある、冒険性に溢れたアイデアだなーと感じた次第です。
三ツ矢堂製麺でも
「MYD(三ツ矢堂)ススリンカップ」・・・
無いか。
それではまた来月。
象の消滅 / 村上春樹
今回タイトルの元ネタ収録の短編集。大好きな作品です。