2013年 04月 21日
Go Ramen Dreams -His Name is Keizo Shimamoto,Between Ramen and Me-
My name is Takashi Aoyagi from Mitsuyado of Tsutsujigaoka.
I'm fine,Thank U!!!!!!!!!!
・・・使い慣れない小学生レベルの英語はこの位にして、最近個人的に熱くなる動画を見つけてしまいました。
一時期の日本ラーメンのNYでの大ブーム、そして今現在のアジア圏でのジャパニーズラーメンブーム。
一風堂が火付け役となり、現在台湾や香港、タイやシンガポール、そして中国にも日本のラーメンは広まっています。
これらはいわば日本発の“輸出文化”であり、「日本人の、日本人による、日本人の手によって作られた」海外のラーメン店です。
しかし、輸出文化があれば当然輸入文化があり、また複雑ですが“逆輸出文化”や“逆輸入文化”も存在します。
この動画はいわば“日本発のラーメン文化逆輸出”に挑む人物のドリームサクセスストーリー。
7分30秒、お時間を下さい。
○動画説明○
---毎年ニューヨークで開催されている、題材の食べ物を食べながら映画を見るという映画祭
「Food Film Fest」で賞を受賞した作品です。
ラーメンをテーマに熱い思いを語っています。---
(映像下部の字幕ボタンを日本語にすると翻訳されます)
Ramen Dreams
Food Film Fest 公式HP
http://thefoodfilmfestival.com/
そう、この動画で熱く語っている彼の名前は・・・
“Keizo Shimamoto”!!!
(ケイゾー・シマモト)
~profile~(ブログより抜粋)
About Me
From a very young age, at a time when my brain was still learning how to store memories, I've always loved ramen.
As a second generation Japanese-American who grew up frequenting Japan with family,
I soon developed a love that would one day encapsulate my wildest dreams.
I began this blog around the same time the world of subprime mortgages imploded.
Needless to say, I was in that world when it all came crashing down.
What started out as a hobby, quickly turned into an obsession.
And with that obsession came a passion that currently drives my ramen dream.
I'd say that this is more than just a ramen blog only because it is now like an everyday journal of my life in Japan centered around ramen.
So if you have the patience to follow my idiosyncratic posting style or if you're just here to look at pictures, I welcome you to my ramen soup-opera.
Hopefully I don't waste too much of your time.
Thank you for letting me slurp!
※TOEICスコア○○○点の歩く翻訳機の僕が翻訳するとライブ感が出ないので、原文のままどうぞ。
Keizo Shimamoto氏のブログ“GO RAMEN!
http://www.goramen.com/
Keizo Shimamoto氏のTwitter
https://twitter.com/GoRamen
Keizo Shimamoto氏のfacebook
http://www.facebook.com/keizo.shimamoto
うーむ・・・
YE━━ d(゚∀゚)b ━━S!!
いやー、最高じゃないですか。
アメリカ生まれ、澄み切った青空に乾いた空気のロサンゼルスはオレンジカウンティ出身の彼が、
海を渡った先にある日本のラーメンに陶酔し、その海を渡って日本のラーメン文化を学ぶその姿。
この映像からすると世田谷区新代田にある環七通り沿いの
「BASSANOVA(バサノバ)」
というお店で働きながら日本のラーメンを学んでいるようなんですが、
このお店が僕が一時期ハマっていたお店なので、何だか感慨深いものがあります。
(バサノバは昔方南町にあった地雷源というお店と、原宿のばさらかというお店が共同プロデュースした、お洒落な豚骨ラーメン店)
BASSANOVA TWITTER
https://twitter.com/bassanovaramen
また、ケイゾー氏のブログで紹介されているお店が僕が好きなお店が非常に多く、勝手に親近感を抱いてしまいます。
(ケイゾー氏は杉並区在住で、僕は昔杉並区の永福町という街に9年間住んでいました)
有名な永福町大勝軒だけでなく、草むらというお店(永福町にある永福大勝軒の親族の方が経営する中華料理店)にも訪れているあたり、相当なラーメンオタクっぷりを感じます。
海外の方の作るラーメンといえば、映画「たんぽぽ」を見て衝撃を受け日本のラーメンに踏み入れた、
かのアイバン・オーキン氏が手がける「アイバンラーメン」が有名ですが、
意外とそういった外国人の方が経営する日本式なラーメン店は、少ないように感じます。
アイバンラーメン公式
http://www.ivanramen.com/index.html
それは勿論学んだ技術や文化を祖国へ持ち帰り花を咲かせる、
という大きな夢を持ってらっしゃる方が多いからだと思いますが、
この状況を逆にたとえれば
「日本人がフレンチの修行の為にフランスに渡り、フランスでお店を開業し成功を収める」
という、至極困難に思える道程であり、そこに挑戦する姿勢に、僕は感動を覚えます。
(そこで実際に成功しているアイバン氏は、本当に凄いと思います)
またもう一人、日本のラーメンを海外に伝える為に現在奮闘されているのが、
当時若干22歳で「中村屋」をオープンし瞬く間に超人気店に仕立て上げ、
現在はハワイ~ロサンゼルス~ニューヨークといった土地で、
ラーメンの麺やメニュー開発のコンサルティングを行っている中村栄利氏。
伝説の湯切り 「天空落とし」
ハワイで30年の歴史を持つ製麺会社サン・ヌードル創業2代目の夘木健士郎氏と共に、
海外に日本のラーメン文化を浸透させるため、日々邁進されています。
sunnoodle official
http://sunnoodle.com/
参考記事:ラーメンの伝道師:二人三脚でラーメンを世界の国民食に!
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36862
中村栄利(中村屋/ラーメンラボ代表)×夘木健士郎(サン・ヌードルNY支店ゼネラルマネージャー)
インタビュー動画
ジャパニーズラーメンの海外でのブーム、今後を牽引するのはこういった
「日本のラーメンを日本で学び、かつその土地の文化を知り尽くした国内外ラーメン職人」
なのかもしれませんねー。
しかしケイゾー・シマモト氏のこのラーメンオタクっぷり・・・、最高です。
僕もラーメンに対しての夢や情熱や感動を、この動画のおかげで取り戻せたような気がします。
個人的に面識はありませんが、是非一度お会いして呑みに行きたいですねー。
そして〆のラーメンを一緒に啜りながら、日本と世界の今後のラーメンについて、夢を語りたいです。
いやー、ラーメンオタクって楽しいですね。
それではまた来月。