2012年 12月 27日
●東京の美味しいラーメン・つけ麺 定番のおすすめ店ランキングまとめ●(醤油・塩・味噌・豚骨・ワンタン・家系・二郎)
狛江に異動して一ヶ月ですが、狛江は非常に面白い街です。
三ツ矢堂製麺 狛江店を、今後とも宜しくお願い致します。
本題。
僕がラーメンを食べ歩く様になって10年ぐらい経ちますが、
今年はその中で、最も他店を食べ歩かなかった一年な気がします。
バイクが修理中という物理的な問題もありますが、
遠出してでも食べたいという魅力的なラーメンが、
今年は少なかった様な印象はあります。
その中で、最近ブログでラーメンネタが少なかったので、
まとめ的な意味合いで、僕が好きな東京のラーメンを、
ジャンル別にでも書いてみようかと思います。
それでは、どーぞ。
【醤油ラーメン】
喜楽@渋谷 もやしワンタン麺
老舗の王道東京醤油ラーメン。
渋谷の街をプラプラしていると、たまに無性に食べたくなります。
【塩ラーメン】
美学屋@東陽町 塩ラーメン
個人的に塩ラーメンはあまり食べないんですが、
その中でも美味しいなーと思ったらお店。
化学調味料不使用ですが、奥深いスープの味わいにこだわりを感じます。
【味噌ラーメン】
すみれ@新横浜ラーメン博物館 味噌ラーメン
札幌味噌ラーメンの一大ムーブメントを巻き起こした『すみれ』が、何とラーメン博物館に帰還!
久しぶりに食べましたが、ラードに覆われた熱々のスープと縮れ麺の最強コンビネーションは健在でした。
【豚骨ラーメン】
田中商店@六町 ラーメン
元々豚骨ラーメンが苦手だった自分が、初めて「これはうまい!」と思わされた豚骨の名店。
深夜営業を行っていて駐車場併設、隣にファミレスがあるので、
バイクで深夜にぷらっと行きたくなります。
【つけ麺(あっさり)】
九厘@お台場ダイバーシティ 野菜つけ麺
つけ麺業界の覇者、『六厘舎』が展開する別ブランド。
お台場のフードコート出店に合わせてなのか、
スープ濃度は一気に下げてあっさりと仕上げ、
大崎時代の六厘舎とは全く別物。
(別ブランドなので当たり前ですが)
価格も通常のつけ麺は650円とリーズナブルで、
トッピングの野菜を全面的に押し出すなど、
店主の三田遼生氏が敬愛する、東池袋大勝軒に近い印象を受けました。
子供やシニア世代にも幅広くアピールするあたり、
王者は地域別マーケティングをうまく使い分けているなーと感じました。
【つけ麺(こってり)】
和利道@池尻大橋 辛つけ麺(辛味別皿)
つけめんTETSU出身、今や本家越えを果たしたと評判の名店。
焼き石や魚介スープに浸かった熱盛りなど、TETSUのDNAを受け継ぎながら、
徹底してガラ炊きにこだわった濃厚なスープと、
細部まで見逃さないきめ細やかな接客で、フリークを虜にしています。
決して良いとは言えない立地ながら、開店から閉店まで行列が絶えないのも納得です。
【ワンタンメン】
八雲@池尻大橋 白だしワンタンめん
上記の和利道のすぐ向かいにある、ワンタンの名店。
透き通ったスープに、直巻きワンタン相性抜群の絶品。
中目黒店勤務の時に、ワンタンが無性に食べたくなった時は、よくココに行ってました。
【横浜家系(豚骨醤油)】
武蔵家@吉祥寺 ミニラーメン、ライス(食べ放題)、生卵
吉祥寺に住んでいる事もありますが、恐らく今年一番通ったラーメン店。
家系の王道である豚骨醤油ラーメンを、リーズナブルなプライスで食べさせてくれます。
ラーメンもそうですが、卓上のニンニクを投入したスープにご飯と生卵を入れて食べる、
『卵かけニンニクラーメンライス』が、漢の裏の最強メニューです。
【ラーメン二郎】
ラーメン二郎@小金井街道店 小ラーメン(野菜ニンニクカラメ)
数多くの二郎中毒患者(ジロリアン)を輩出し続けるラーメン業界の異端児、ラーメン二郎。
店舗によってその味も量もサービスも大きく異なりますが、
その中でもジロリアンからナンバーワンの呼び声高い小金井街道店。
よっぽどの好きモノでなければ、オススメ出来ません(強烈すぎて)。
【二郎インスパイア】
千里眼@駒場 大豚ダブル(全増し)+辛揚げ
ふえるワカメの如く乱立が続く二郎インスパイアラーメン。
その多くがフェイクテイスト溢れるお店である事が殆どですが、
このお店は本家ラーメン二郎を越えているのではないかと思います。
唐揚げをもじった辛揚げ(天かすにスパイス粉をまぶしたトッピング)がナイス。
【激辛ラーメン】
蒼龍唐玉堂 無頼漢坦々麺
際コーポレーションが展開する担々麺を押し出したブランド、蒼龍唐玉堂。
僕は辛いもの好きで蒙古タンメン中本の冷やし味噌もわりと余裕ですが、
これはさすがに完食出来ませんでした。。
【殿堂入り】
べんてん@高田馬場 辛つけ麺(辛味別皿)
個人的な思い入れの強いお店ですが、
濃厚豚骨魚介つけ麺ブームが過ぎ去った今、
求められているのはこういった優しい味のつけ麺だと思います。
ありそうで無い、唯一無二のつけ麺を食べさせてくれる名店。
・・・僕が今年食べて感じたジャンル別のお店は、以上です。
ラーメン業界全体の特徴としては、
また、つけ麺と二郎インスパイアの飽和状態が続いています。
その中で盛り上がりを見せた、
地方ラーメン店の大つけ麺博や東京ラーメンショーでのブース、
そして東京の有名ラーメン店のアジア進出が、
今年の大きな動きだったと思います。
今後は幅広い世代にアピールできる、
あっさりとしたつけ麺需要の拡大、
地方独自のラーメン店の東京出店、
そして東京の有名店の海外進出と成功が、
ラーメン業界の大きな話題になるのではと推測します。
実際、少子化が進む日本国内でのラーメン需要は限界があり、
現状は国内のラーメンはセルアウトしている印象を受けます。
今後は日本のラーメン店の海外での需要、
またそれに付随したジャパニーズ飲食ムーブメントが、
ますます面白そうですねー。
特にラーメンダイニングやつけ麺に関しては、
海外ではこれといった決定打が無い状態なので、
三ツ矢堂製麺の可能性を感じます。
今年は三ツ矢堂製麺フィリピン店もオープンしたので、
僕も機会があればフィリピンへ行ってみたいなーと思います。
来年は会社にとっても、個人にとっても、攻勢をかけていく重大な年になると感じます。
人間何をするにも体が資本なので、
皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。
特にお酒の飲み過ぎには・・・(僕だけか)。
それではまた来月。