2011年 10月 20日
どーもasanoです。
先日、居酒屋甲子園に出る、魚串炙緑という居酒屋さんに行きました。
そこは、池袋から徒歩、約10分ほどの路地を入ったようなところにあります。
立地としては、お世辞でも良いと言える場所ではありませんでした。
しかし、私が行ってみると、店内は大勢のお客さんで賑わっていました。
それもそのはず、本日誕生日を迎えるお客さんのお祝いをしていたのです。
とても店内は活気に満ち溢れていて、どんなお店なんだろうと期待をしていました。
中に入り、すぐに目についたのがこれ。

これは、店内に入ってから左手の壁に貼ってあるメニューです。
とても手作り感の漂う、メニューの貼り付け方でした。
私は、カウンターに座りました。
テーブル席も空いていたので、カウンターかよーと思いながらも渋々座りました。
私は、生ビールを頼みました。
そしたら、そこの料理長が(後に写真で登場します)、
「うちは生ビールないんですよー、ありがとうビールならありますけど」
といいました。
よく分からなかったのですが、とりあえずありがとうビールを頼みました。
(後の写真で意味が分かります。)
ドリンクが到着し、乾杯をした所、店内の店員さん全員が掛け声をしてくれました。
(心のこもった・・・の後を忘れました。というか最初が心のこもった、かもその場の勢いと活気で聞こえませんでしたので、あっているかわかりません)
まずは、その店内の一体感にはびっくりしました。
他のお客さんも常連さんばかりで、一緒に言ってくれていました。
ドリンクを飲んでいると、料理長がおすすめのつまみを教えてくれました。
色々なつまみをおすすめされ、ほぼそれ通りに頼んで見ました。
(名前のわからないものなども多かったのでノリで頼みました)
つまみが到着すると、店長が商品の説明と食べ方を丁寧に教えてくれました。
全ての商品の説明をどのテーブルでも行っている姿を見てとてもすごいと思いました。
魚串炙緑では、1つの商品に対して2種類も、3種類も食べ方があってとてもおもしろい店でした。
お客さんのして欲しいことを見て感じて、聞いて行動して、更に奥まで教えてくれるその従業員1人1人の姿はとてもかっこよく私もこうなりたいと本気で思いました。
ここのお店で働いてみたいと純粋に思った居酒屋は初めてかもしれません。
そんなこんなで、私はトイレに行きました。
どの店もそうなんですが、私は店に行くとトイレが綺麗か結構チェックします。
ここのトイレは・・・、

もう綺麗どころではありません。
トイレにも気を遣っている・・・そしてさきほどのありがとうビールの答えが・・・。
そうです。
魚串炙緑のコンセプトは、ありがとうを伝える事です。
常に感謝の心を持つこと。
店のコンセプトが従業員1人1人をみても伝わってくる。
今自分たちは、何を自分の、、、そして、店のコンセプトとしてやれているんだろう・・・。
それがお客様に伝わっているの?
そんなことを考えさせられました。
最後にこちらのお店の存続危機の時の話(99%店を閉めるという状態で、1%の望みに、100%の力を注ごうよと言い出したアルバイトのおかげで約2週間で1年間の売上目標達成)、
料理長がお客さんとして行った時の従業員から受けた感動の話、居酒屋エグザイルで大繁盛した話までいろいろしてくれました。
最後は、看板娘(あだ名:どらみちゃん)と常連のお客さんと話をして、帰りました。
とても楽しいときを過ごせたのと同時に、とても今の自分が恥ずかしいという気持ちになったりして、また成長出来るきっかけになれたかなと思いました。
また行きたいお店が増えました。
長々とまとまらない話をしてしまい、申しわけありません。
最後までお読み頂きありがとうございました。

料理長ありがとうございました。。。