【ラーメン・つけ麺】沸騰する革命家と末裔(ラーメンフランチャイズ戦争2011)【FCランキング】

三度の飯より豆腐が大好きな中目黒店、青柳です。

はー、京都の豆腐料亭に行ってみたいなぁ…。

そう、僕は豆腐も好きですがラーメン・つけ麺が好きで、よく他店に食べ歩きに行くのですが(最近はうどんにだいぶ浮気してますが…)、先日ふと気づいた事がありました。

「そーいえば大手ラーメンチェーンって、実際殆ど食べた事無いや…」

考えてみれば僕が今までに書いたラーメンネタの会社ブログも、殆どが東京の有名個人店ばかり。

※過去のラーメンブログは以下参照。

【ラーメン】東京食べ歩きランキング2010-2011【つけ麺】
http://mitsuyado.exblog.jp/14339424/

目黒ラーメン&つけ麺マップ2010-2011
http://mitsuyado.exblog.jp/13718567/

中目黒ラーメン/つけ麺マップ2010
http://mitsuyado.exblog.jp/12660612/

吉祥寺ラーメンマップ2010
http://mitsuyado.exblog.jp/12075207

ラーメン二郎ランキング
http://mitsuyado.exblog.jp/11833552

つけ麺東京マイベストランキング2009
http://mitsuyado.exblog.jp/11989389



…フランチャイズ事業を展開する三ツ矢堂製麺に所属しながら、木を見て森を見ずとはまさにこの事。

とゆーワケで大手ラーメンチェーン店の食べ歩きツアーを敢行する事にしました。
(ツアー敢行人数:1名)



個人的に大手ラーメンチェーンと聞いてまず頭に浮かんだのが

幸楽苑(株式会社幸楽苑)
http://www.kourakuen.co.jp/index.php

リンガーハット(株式会社リンガーハット)
http://www.ringerhut.co.jp/

餃子の王将(株式会社王将フードサービス)
http://www.ohsho.co.jp/

日高屋(株式会社ハイディ日高)
http://hidakaya.hiday.co.jp/

ラーメン花月(グロービート・ジャパン株式会社)
http://www.globeat.jp/

この5つでした。

その中でも、日高屋とラーメン花月は普段たまに利用しているなーと感じました。
(僕の住んでいる吉祥寺に店舗があるのが大きいですが…)

ネットで調べてみると、大手ラーメンチェーンはその他にも沢山ありました。

大御所を挙げてみると

スガキヤ(スガキコシステムズ株式会社)
http://www.sugakico.co.jp/

天下一品(株式会社天一食品商事)
http://www.tenkaippin.co.jp/

山頭火(株式会社アブ・アウト)
http://www.santouka.co.jp/index.html

一蘭(株式会社一蘭)
http://www.ichiran.co.jp/index.html

ちりめん亭(株式会社トモス)
http://www.tomos.co.jp/

よってこや(イートアンド株式会社)
http://www.yottekoya.com/

山岡家(株式会社丸千代山岡家)
http://www.yamaokaya.com/

くるまやラーメン(株式会社くるまやラーメン)
http://www.kurumayaramen.co.jp/

8番ラーメン(株式会社ハチバン)
http://www.hachiban.co.jp/

味千ラーメン(重光産業株式会社)
http://www.aji1000.co.jp/

来来亭(株式会社 来来亭)
http://www.rairaitei.co.jp/index2.php

などなど。

また、現在都内一等立地中心で破竹の勢いで店舗展開を進めている、アジアンな店員の方が迎えてくれる謎の超低価格店

一番館(株式会社KVC一番館)
http://www.kake-ramen.com/

や、こちらも都内駅前超一等立地中心に店舗展開を進める

博多風龍(公式HPに経営会社記載なし)
http://fu-ryu.net/

も、気になりますねー。



その他大手の1社多業態ブランドになると

南京軒食品(元祖札幌や etc...)
http://www.nankinken.co.jp/

株式会社ホッコク(どさんこラーメン、陳麻家、藤平 etc...)
http://www.hokkoku.net/

株式会社GMフーズ(天下一、梟(ふくろう)、味源、無双 etc...)
http://www.gmfoods.co.jp/

株式会社際コーポレーション(紅虎餃子房、ちょもらんま酒場、蒼龍唐玉堂、万豚記 etc...)
http://www.kiwa-group.co.jp/

などがあります。

お酒や辛いものが好きな自分としては、際コーポレーション系のお店は結構好きですねー。
あの、山椒がビシッと効いた麻婆豆腐は癖になります。

他には、チェーン店とは一線を画す独立支援制度「トラスト方式」(賛否両論ありますが、僕は良いと思います)で有名な、1社多業態の店舗展開を進めるこの会社。

通称【ラーメン界のダイヤモンドダイニング】(勝手に命名)

株式会社ムジャキフーズ
http://www.mujaki-foods.com/

ムジャキフーズは店舗をネットであまり大々的に公開していないのですが、よくラーメン雑誌に載っている有名店なんかも、けっこうムジャキフーズ系だったりします。

従来のFC店ではある種タブーである「個人の色やインパクト」を出しつつも、開業資金の少ない独立開業予備軍に希望を与えています(特に腕に自身のあるラーメン職人)。

また、ラーメン専門店ではありませんが、中華業態メインのお店としてすかいらーくグループの「バーミヤン」も、広義ではラーメンチェーン店に含まれると思います。

株式会社すかいらーく(バーミヤン)
http://www.skylark.co.jp/bamiyan/
(ちなみに、バーミヤンの麻婆豆腐3辛は豆腐マニアの自分でも案外侮れません)

その他にデリバリーでラーメンが食べられるフランチャイズ業態として、この二つが有名です。

チャイナクイック(株式会社プライムコンストラクト))
http://www.chinaquick.co.jp/index.php

上海エクスプレス(株式会社ビーデリサービス)
http://www.shanghai-ex.com/




…うーむ、改めて調べてみると、これだけのラーメンフランチャイズ店があるんですねー。
(全国区になると他にも数え切れないほどのブランドがあります)

これだけあると、果たして自分はどこに行くべきなのだろうか?

小一時間悩みました。

そして悩んでいると、脳内に神が舞い降り、こう仰いました。

「初めに頭に浮かんだお店に、行きなさい」

ありがとう、神様。



【幸楽苑 渋谷店】
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ラーメン業界第一位、全国に444店舗(2011年7月末現在)を展開するモンスターラーメンカンパニー、「幸楽苑」の渋谷店。
渋谷店は24時間営業で、僕が行った朝6時頃は渋谷のクラブ帰りの若年層のお客さんで100席近くある店内が何と満員状態でした。
恐るべし、渋谷30時ラーメン戦争。

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ラーメン以外にこんなセットも。

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中華そば290円

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餃子190円

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半チャーハン280円

驚きなのが上記「中華そば290円、餃子190円、半チャーハン280円」の三種類を組み合わせたセット。
(全部揃った写真撮り忘れました…)
何とセット価格で690円(!)でした。
味についてのコメントはさておき、この商品内容でこの価格は非常に満足度が高かったです。
また、この仕事をしているとどうしても厨房を見てしまうのですが、徹底的に効率化されたオペレーションや厨房機器(自動餃子マシーンや自動チャーハンマシーン)にはため息が出ました…。

その他のメニューはこちら
http://www.kourakuen.co.jp/products/menu.php



【餃子の王将 下北沢店】
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近年TVでの露出も多く、若者やサラリーマンから絶大な支持を獲得している、「王将フードサービス」が経営する「餃子の王将」。
店舗数は直営店364店舗、F C 店191店舗(平成22年3月31日現在)。
王将フードサービスとは別に、イートアンドが展開する「大阪王将」と名のつく中華料理店もありますが、別会社です。
(→大阪王将は王将フードサービスの創業者の親類が独立して始めたものだが、大阪王将がチェーン展開を始め王将のお膝元である京都にも出店したことから、事態を重く見た王将フードサービスは店舗名に「王将」の使用をさせないように求め提訴に踏み切った。しかし、裁判所の勧めにより、結局和解)

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王将ラーメンセット(890円)

平日の夕方に訪れたのですが、店内は若者中心に満席状態で活気に溢れていました。
また、殆どのお客さんがビールなどのお酒を注文していて、軽く呑める居酒屋として利用している人がほとんどでした。
確かに、餃子と言えばビールですよねー。
「不況時代の勝ち組、王将」
王将ブランド“成功の鍵”はここにあると確信しました。
注文した「王将ラーメンセット」(890円)は醤油豚骨味のラーメンに半チャーハン、そして餃子がついて1000円を切る価格設定で、非常に満足度が高かったです。
王将は餃子も手仕込みで、チャーハンなども従業員が直接中華鍋をあおって作っている人間的なオペレーションが非常に印象的でした。

その他のメニューはこちら
http://www.ohsho.co.jp/menu/index.html



【リンガーハット 三鷹新川店】
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長崎ちゃんぽんの存在を全国区したチェーン店、リンガーハット。
店舗数は464店舗(2011年4月現在)。

※長崎ちゃんぽんとは…
→肉、魚介類、野菜など十数種の具材をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を調える。そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立る(他の中華麺類との大きな違い)。太い麺と具材の多さが特徴である。
(WIKIPEDIA参照)



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注文したのは激辛ちゃんぽん590円。

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ミニチャーハン160円。

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餃子3個150円。

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セットメニューで968円(税込)でした。

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ちなみにこんな変わり種餃子も。

リンガーハットはロードサイド店舗が多く、その為かファミリーを想定した商品構成でお子様向けのデザートやセット商品も充実しています。
価格は幸楽苑などに比べると若干ハードルは上がりますが、「ちゃんぽん」というある種専門的な商品特性の為か、決して高いとは感じませんでした。
ちなみにちゃんぽん以外にもオーソドックスなつけ麺なんかもありました。
こちらも自動チャーハンマシーンがあり、誰にでも均一なクオリティの商品が作れるようにオペレーションが効率化されている印象を受けました。

その他のメニューはこちら
http://www.ringerhut.jp/menu/



【日高屋 吉祥寺南口店】
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関東一等立地中心に店舗展開を続ける日高屋。
店舗数は272店舗(2011年4月現在)。
吉祥寺南口店は何と24時間営業です。

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持ち帰りも可能な餃子は自社工場製みたいです。

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醤油ラーメン390円。

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味噌ラーメン490円。

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ピリ辛豚骨ネギラーメン540円。

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冷麺590円。

日高屋は完全にラーメン居酒屋感覚で利用している方が多い印象があります。
確かに一人で居酒屋に入るのは勇気がいりますが、ラーメン店なら気軽に入れます。
中華そば390円+半チャーハン240円のセットが620円、餃子(6個)200円を付けても820円です。
いやー、安いですね…。
吉祥寺南口店は24時間営業なので僕は仕事帰りに朝方たまに寄るのですが、先日訪れた時は
【生ビール+餃子+冷奴+ハイボール】
で、990円でした(ラーメン食べてない…)。
ちなみに吉祥寺南口店はキッチンが見えないのですが、炒め物の定食などもあるので直接中華鍋をあおっているみたいです。

その他のメニューはこちら
http://hidakaya.hiday.co.jp/menupage/index.html



【ラーメン花月 吉祥寺南口店】
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全国にフランチャイズ展開を続けるにんにくげんこつラーメン花月。
公式によると店舗数は現在267店舗(うち海外7店含む)(2010年7月現在)。

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有名店とのコラボ商品も多く、現在はつけめんTETSUとコラボしてます。

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にんにくげんこつラーメン620円+シャキネギ100円

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黄金味噌ラーメン680円

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つけ麺TETSUコラボ750円

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↑個人的オススメはコレ!
いつか書こうと思っていたのがコレです。
豆腐マニアにはたまらない、男前豆腐店とコラボした限定商品、純豆腐しんご720円。
キムチチゲ風なスープに細麺、豆腐がゴロゴロ、最高です。

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シャキネギ追加の図

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キャベツ追加の図

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茹で玉子+ニラキムチ追加の図

写真の点数からも分かると思いますが、僕が個人的に通っている、一番好きなフランチャイズラーメン店はココです。
ラーメンの種類も豊富で、常に2~3種類の限定商品も用意されています。
この商品開発力は見事ですねー。
無料で追加できるニンニクや激辛のニラキムチ、ご飯用のゆかり、そして何といっても水が美味しいのが花月の魅力だと思います。
また、紙ベースのクーポンやポイントカード、携帯クーポンやメルマガなどの販売促進サービスも充実しており、ついつい行ってしまいます。
(100円トッピングや餃子300円、ニンニク豚めし280円がサービスになります。太っ腹!)
どの店舗に行っても商品クオリティが均一で、店舗も清潔感があり非常に好印象です。
地方にいると都心の有名個人ラーメン店が気になっても食べる事は(地理的に)なかなか難しいですが、花月は旬のラーメン店とコラボして再現してくれるので、地方にいながら都心のラーメン事情を味わう事が出来ます。
これだけの種類のラーメンがありながら、アルバイトでも作れるように徹底的に簡素化されたオペレーションにも驚かされますねー。

その他のメニューはこちら
http://www.kagetsu.co.jp/menu/index.html










…大手ラーメンチェーン店ツアーリポートは以上です。

正直な感想として、僕も普段よく利用している「にんにくげんこつラーメン花月」は東京の有名個人店に近い

「オリジナリティやインパクトの強い個性的な味」

を再現しているのに対し、それ以外のお店は独自ブランドコンセプトで

「オリジナリティやインパクトよりも、低価格で大衆に受け入れられる普遍性」

を追求しているように感じました。
また、その中でも特に「日高屋」は、地方のファミリー向けと言うよりも「都心のサラリーマン層が仕事明けに一杯飲んでラーメンで〆る」というような使い方を想定し、そこに特化した立地戦略や価格/商品構成でうまく攻めているな―、と感じました。
都心の有名個人店を含め、ラーメン店の命題とも言える

「1000円でどれだけお客様を満足させられるか?」 

という【永遠のテーマ】に対し、

「味とオリジナリティ」

で勝負するお店。

「低価格の商品構成」

で勝負するお店。

「一等立地とお酒とおつまみ」

で勝負するお店。

様々なお店がありますが、マーケットニーズが複雑化する現代で、どのお店にもそれぞれの需要が存在し、また「何か」が欠けていれば即座に淘汰される時代でもあります。

明確で鮮明なヴィジョンを持ち、志を高く保ちながら、複雑化する現代社会の最先端をひた走る。

そんな魅力溢れる飲食企業でありたいですね。

ラーメン業界、そして飲食ビジネス、ホント奥が深いです。

ではまた来月。









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試作品:四川麻婆豆腐つけ麺

最近さんざん麻婆豆腐にハマっているので、賄いで作ってみました。
三ツ矢堂のスープとの相性は予想外に抜群。
今度はもっと山椒を効かせて作ってみようっと。
ではでは(^^)
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by mitsuyado | 2011-08-30 00:00 | aoyagi