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中目黒店 青柳です。

今回は「秘蔵のネタ」を解禁します。

現代を生きる孤独な独身三十路男性(職業:ラーメン屋)。

そんな僕の趣味を構成する五大要素は



1 ダンスミュージック

2 インターネット

3 バイク

4 ラーメン

5 カフェ




この5つの様な気がするのですが
(恋愛や女性という要素が無いのがまた哀愁ですが)

今回はこのフィフス・エレメンツの一つ、
「カフェ」について語りたいと思います。



ダンス以外はインドア派の僕がカフェにハマったのは3~4年前。
当時20代後半だった僕はモバイルPCをゲットして、
引っ越したばかりの吉祥寺カフェを色々と散策しているうち、
完全にカフェにハマってしまいました。

カフェの魅力は珈琲、料理、空間、音楽、接客あるのですが、
個人的には

「友人の家のリビングルームで、音楽を聴きながらリラックス」

しているような錯覚を覚えるカフェが、大好きです。

今回は僕が住んでいる吉祥寺から10軒、
現在勤務している中目黒から10軒、
渋谷、青山、六本木から1軒ずつ、
オススメのカフェをご紹介したいと思います。

それでは、どーぞ。



○吉祥寺○

・Village Vanguard DINER(ヴィレッジヴァンガードダイナー) 吉祥寺店
http://village-v.co.jp/diner/
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「遊べる本屋」として人気のヴィレッジヴァンガードのカフェ業態。
都内では阿佐ヶ谷と吉祥寺に、店舗を構えています。
「古き良きアメリカ」を連想させる店内構成で、お洒落な女の子に大人気。



・Cafe Amar(アマル)
http://cafeamar.com/
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吉祥寺東口エリアに突如現れる、ヨーロッパのデザインセンスを感じる木製ブランコ。
退廃的な外観とは裏腹に、オーガニックにこだわる料理や心地良い接客に癒やされます。
吉祥地小型カフェの名店。



・A.B.Cafe(エービーカフェ)
http://a-b-cafe.com/
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「中目黒LOUNGE」等も手掛けるpartycompanyプロデュースのお店。
イームズやパントンチェアといった、センス溢れる家具が出迎えてくれます。
抹茶を愉しむような大きな器で楽しむ、アイスカフェオレがオススメ。



・Hammock Cafe & Gallery Mahika Mano(マヒカ マノ)
http://mahikamano.com/
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これぞカフェ新時代。
ハンモックに揺られ珈琲を愉しむ「ハンモックカフェ」。
ショールームを兼ねた店内に、DJブースやプロジェクター完備。
気分は正にキャンプや野外フェスのチルアウトエリア。
更にオーナーの愛犬「ハナちゃん」が出迎えてくれ、
最高のリラックス空間を味わえる大人気店。



・base cafe(ベースカフェ)
http://www.organic-base.com/topic/
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「長寿法」を意味するマクロビオティックにこだわるお店。
(マクロビオティックは「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」の意味)
オーナーはマクロビオティックの料理教室を運営する、奥津氏。
徹底的にナチュラル素材にこだわった、厳選和食の数々には感動を覚えます。



・茶席万亭(ちゃせきまんてい)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005893/
(食べログ)
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吉祥寺南口、井の頭公園入口に位置する、住宅街の一軒家カフェ。
日本文化のしきたりと伝統、趣を現代風に再現。
京都の「一保堂」から仕入れる抹茶は、正に筆舌し難い絶品。



・WIRED CAFE Atre(ワイヤードカフェ)atre吉祥寺店
http://www.cafecompany.co.jp/brands/wired/index.html
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1社多業態のカフェダイニングを次々出店する、
CAFE CAMPANYの主要ブランド、WIRED CAFE。
多店舗展開による「マンネリ感」を感じさせないコンセプトは、
飲食ビジネスモデルとしても非常に魅力的です。
味やこだわりで攻めるスターバックスやタリーズ、
価格と気軽さで攻めるドトールやサンマルクに対し、
雰囲気と居心地で攻めるのはWIRED CAFEですね。



●吉祥寺カフェランキング 第三位●



・茶の愉(ちゃのゆ) 吉祥寺店
http://www.cha-no-yu.com/
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お茶を愉しむモダンな和カフェ。
日本庭園さながらの空間で、究極のくつろぎを楽しめます。
東急裏のカフェ激戦区において、ワンアンドオンリーの魅力。
特に30代~の吉祥寺マダムに大人気ですね。



●吉祥寺カフェランキング 第二位●



・PEPACAFE FOREST(ペパカフェ フォレスト)
http://www.peppermintcafe.com/forest/
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吉祥寺代表カフェダイニングと言えばやはりココ。
井の頭公園内、森の中に突如現れるその異国情緒溢れる空間は、
まさにタイやベトナムにトリップしたようなフォレストカフェ。
ランチタイム、ブランチタイム、ディナータイムと、
時間帯別に顧客層をターゲティングしたメニューも魅力的。
ペットやベビーカーのお子様連れでも楽しめる、開放的な空間。
幅広い年齢層に人気の、アジアンダイニングカフェ。



●吉祥寺カフェランキング 第一位●



・Cafe ZENON(ゼノン) 吉祥寺店
http://www.cafe-zenon.jp/
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「空間の漫画雑誌」をコンセプトに、漫画から生まれる世界観を、
様々なクリエーターが演出する、総合エンターテイメントカフェ。
有名漫画のワンシーンやキャラクターが、影絵として店内にプリントされています。
吉祥寺カフェではかなりの大バコですが、時代の最先端を求める若者で賑わっています。
カフェラテアートが秀逸ですね。



○中目黒編○

・FRAMES(フレイムス) 中目黒店
http://www.frames-tokyo.info/
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多大な知名度と人気度を誇る、大人気ダイニングカフェ。
代官山にあるAIRというCLUBと同じ運営会社で、
渋谷と代官山にもFRAMESとして店舗を構えています。
深夜営業で持ち帰りケーキを販売している貴重なお店なので、
よくスタッフの誕生日ケーキを買いに行ってます。



・Aunty Rommy(アンティロミィ)
http://aunty-rommy.jp/gallery/
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高級住宅街の青葉台に位置する、有田焼の器で頂くカレーが絶品のカフェ。
厳選素材を使用し、真心を込めて作り上げた数々の料理を、
古き良き伝統の美しい器と、癒しの空間で堪能することが出来ます。
ここの「半熟エッグ焼きカリー」は最高ですね。



・hanabi(はなび) 中目黒店
http://hanabi-nakame.jp/
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目黒川を青葉台方面に10分ほど歩いた場所に位置する「定食×和カフェ」。
ランチは1000円フリードリンクの、お得な和食メニューが日替わりで登場します。
夜も目黒川を眺めながら、豊富なお酒と共に和の贅沢を満喫することが出来ます。



・中目黒卓球ラウンジ
http://www.mfs11.com/nakame/nakame.html
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一見ただのマンションの2Fに店舗を構える、卓球カフェダイニングバー。
その名の通り、店内ではお酒を飲みながら卓球を楽しめます。
本当に普通の雑居ビルなので、初めて行く方はご注意を(入口が分かりづらいです)。



ドロール 中目黒店
http://www.ambidex.co.jp/drole/
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目黒川沿いに位置する、中目黒感溢れるカフェ。
大人の女性向けアパレルブランドを展開する、AMBIDEXという会社が手掛けています。
ランチメニューもあり、休日の午後をまったりと過ごしたい女性にオススメ。



・HUIT(ユイット) 中目黒店
http://www.ctn139.com/shop_huit.html
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目黒川沿い、駒沢通りを渡った先にある、中目黒裏路地系カフェ。
目黒川を眺めながら楽しむ欧風料理と、「ブルーベリータルト」が絶品です。
桜の時期に、ここで花見をしながら珈琲を楽しめたら、最高の贅沢ですねー。



・星港夜(シンガポールナイト)
https://twitter.com/#!/singapore_night
(TWITTERアカウント)
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カフェというかダイニングバーですが、僕のイチ押しのお店。
閑静な住宅街の一角、雑居ビルの2Fにあり、目印の赤いランプ以外に看板なども一切無し。
重い扉の向こう側に現れるのは、DJブースを備えた黒い音楽に溢れるドープネス世界。
その先では、ファンキーなバーマネージャーが出迎えてくれます。
中目黒アンダーグラウンド代表飲食店。
更に朝7時まで営業しており、最高ですね。



●中目黒カフェランキング 第三位●



・どんつきの一軒家 青家(あおや) 
http://www.aoya-nakameguro.com/
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・青家のとなり(姉妹店)
http://www.aoya-nakameguro.com/tonari/
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「お願い!ランキング」等での露出も話題になった青山有紀さんが手がける、
京おばんざいや薬膳料理をメインとした、和カフェ空間。
一軒家を丸ごと改造した空間に、贅沢なおばんざいを楽しむ事が出来ます。
日常の喧騒を離れ、特別な一日を過ごしたい方にオススメ。



●中目黒カフェランキング 第二位●



・COMBINE(コンバイン) 中目黒店
http://combine-tokyo.tumblr.com/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13019204/
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元々古本屋を経営していたオーナーが始めた、
「古本と珈琲をトレード」という斬新な発想から始まったお店。
店内にはDJブースもあり、厳選された料理やアンティークな家具と共に、
お洒落なスタッフが至高のくつろぎ空間を提供してくれます。
深夜営業も魅力的で、僕も仕事明けの待ち合わせなどでよく訪れていました。
しかし、何と2012年2月25日を持ってクローズが決定。
本当に残念です。。



●中目黒カフェ 個人的ランキング 第一位●



・CHANO-MA(チャノマ) 中目黒店
http://www.jellyfish.bz/shop/tokyo/chanoma-nakame/chanoma-nakame.html
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個人的に中目黒でイチ押しのカフェ。
駅からも近く、ガラス張りの向こう側には、
中目黒のシンボル、アトラスタワーや目黒川を擁しています。
靴を脱いでくつろぐベッドシートの小上がり席、
白を基調とした空間にシンボリックなシャンデリア、
エレクトロニカ中心のまったりとした音楽など、
トータルバランスがとても良いですね。
深夜営業もナイスですが、ランチのオーガニック和食もオススメ。



○渋谷・青山・六本木○



●渋谷カフェランキング 第一位●



・MICROCOSMOS(ミクロコスモス)
http://microcosmos-tokyo.com/
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中目黒FRAMESと同じ運営会社(株式会社ベストアンドブライティスト)が経営する、
渋谷のダンスカルチャーを盛り込んだ、非日常空間が印象的なダイニングカフェ。
店内には巨大ミラーボールが設置され、週末は音楽イベントスペースに変貌します。
1000円で楽しめるランチが魅力で、休日に渋谷で買い物する時よく利用しています。



●青山カフェランキング 第一位●



・347 Cafe(さんよんななかふぇ)(青山)
http://www.347cafe.com/
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渋谷と原宿の中間、明治通り沿いのcocotiビルの3階に位置する、
プール(!)を構えたラグジュアリーなメゾネット空間。
ブライダルや音楽イベントスペースとしても使用される、
南仏を連想させる豪華な空間が贅沢なカフェ。
晴れ渡った休日に、オープンテラスで寛ぎたいですね。



●六本木カフェランキング 第一位●



・Cafe Frangipani(フランジパニ)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13012612/
http://www.facebook.com/pages/CAFE-FRANGIPANI/145664422174097?sk=info

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大好きなお店。
店内にフォルクスワーゲンのレトロなバスが設置されており、
何とその車内がそのまま個室の客席になる(!)という、
大人の好奇心をくすぐるアイデアが印象的。
六本木/西麻布周辺のダンスミュージックフリーク御用達のカフェ。
揚げパンにアイスクリームを組み合わせた「アイスコルネット」が人気。
スタッフの接客も丁寧かつ親切で、隅々まで行き届いた心地良さを提供してくれます。

オーナーの有限会社リミッターカット代表取締役、
池間了至氏は過激な小説作家としても有名で、
時にDJとしても活動していたりしました(僕は小説でその存在を知りました)。
現在は何とマカオ(!)に2号店を出店したそうです。
池間氏の海外における日々の奮闘は、FACEBOOKなどで確認する事が出来ます。
将来はこんなお店をやりたいなー、と思う良質なカフェです。



…僕の東京オススメカフェは、以上です。

カフェに求める要素は人それぞれだと思うのですが、

個人的には



1 リラックス出来る空間

2 オリジナリティある商品

3 ホスピタリティ



この三点に、尽きると思います。

カフェに限らず飲食業に求められているのはホスピタリティ、つまり



「人間力による感動体験」



ではないかという気がします。

表面的なサービスや、流行の商品を使い形骸化した飲食業態が多い中、

「心からのおもてなし」をさりげなく行えるお店でありたいですね。

飲食業、そしてホスピタリティという言葉は、無限の可能性を秘めていると思います。



今月の一冊

「遊ばない社員はいらない」 - 高島 郁夫

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僕が大好きなFrancfranc(フランフラン)を経営する株式会社バルス、高島 郁夫社長の人生の教訓が詰まった一冊。

「人生の約1/4を占める仕事という時間、
 意識しなければ平凡淡々と過ぎていく時間、
 それだけではつまらない。
 どうせなら仕事も人生の大事な一部。
 一部ではなくごちゃ混ぜ、
 オンとかオフで分けたりするからつまらない。
 人生はずっとオン。」

「いくつになっても人間は外見を磨け。
 その心がけによって内面が磨かれる。」

「遊びが仕事となり、仕事が遊びになり、そして人生の厚みになる。」


こういった言葉に共感を覚えました。

人生はずっとオン。最高です。

素敵な社長ですねー。



ではまた来月。

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by mitsuyado | 2012-03-02 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

最近、寒い日が続きますねー。

僕は北国、仙台出身なので寒さはわりと平気なのですが、こう寒いとすっかり熱燗が進んでしまい、ほとほと困っています。

日本酒は苦手だったんですが…、遂に禁断のドアを開けてしまった…。



今回もハイパー長いので、これでも聴きながら読んで下さい。

Natural Relax presented by Folklove / Kenichiro Nishihara



…さて、話は変わりますが去年の暮れ、SNSのFACEBOOKで、ほぼ10年ぶりに連絡のあった友達から、こんなお誘いがありました。

「○○○○の東京コレクション、入れるんだけど観に行かない?」

…僕は遥か昔、若気の至りで服飾業界という、自分には果てしなく不相応なオシャレ業界を目指していたのですが、

現在はファッション業界(というかオシャレ自体)からだいぶかけ離れた生活をしているので、この友人の誘いには正直戸惑いました。

しかし、「ファッションショー」というイベントは、現在の自分の生活ではなかなか触れる機会が無いので、刺激を求めて久しぶりに行ってきました。

約10年ぶりに体験した東京コレクションは自分が想像していたよりも遥かに刺激的で、

かつファッションの持つ可能性を、2012年の自分自身へ改めて示唆してくれた気がします。

それからというもの、現代トップモード事情や、この10年のファッション業界の動向、新進気鋭のデザイナーをネットで調べたり、

実際にショップを訪れたり(労働者階級代表の自分には尖鋭的モードブランドは敷居が高く、小物すら購入できないのが悲しい限りですが。。)、

今まで情熱が冷めきっていたファッションに対しての興味や、ビジネスとしてのファッションブランド戦略を、改めて勉強する大きなきっかけを与えてくれました。

そんな中、ネットで偶然発見したこの記事が衝撃的でした。

日本が世界に誇るジャパニズムモードスタイルの重鎮、

僕も学生時代から大好きで、未だに憧れとその創造性に畏怖すら覚える

Comme des Garçons(コム・デ・ギャルソン)のデザイナー、川久保玲(Rei Kawakubo)さんのインタビューです。

「飲食業」という、顧客満足を追い求めるサービス業に従事する現在の自分が、共感した言葉を一部抜粋します。

「服(ファッション)」という単語を、「料理(飲食)」に変換して読むと、また違った面白さがあると思います。



コムデギャルソン デザイナー 川久保玲さん ロングインタビュー 

「ファッションで前に進む」

 世の中に漂う閉塞感、そして無力感。
 ファッション界のフロントランナーとして時代の最先端を鋭敏な感覚で嗅ぎ取り、あるときは時代の風潮にあらがってきた川久保玲。
 「鉄の女」とも称される彼女は「今」をどうとらえ、どのように前に進もうとしているのか。

コムデギャルソン 2012年春夏コレクション

Comme des Garçons Spring/Summer 2012


■新しさのもつ力 「なんとなく」の風潮に危惧

 ――出口のない不況が続き、世界中で格差批判も広がっています。高級ブランドを扱う業界には逆風ではないですか。

 「どの分野でも、商品の値段や製作費用をいとわず、新しいものを作り出そうとしている人はたくさんいます。そうした姿勢は、どんな状況であっても人が前に進むために必要なものだからです。私にとってはファッションこそが、そうした場なのです」

 「一般の人には高くて買えない服でも、新しい動きなり気持ちがみんなに伝わっていくことが大切です。作り手が世界を相手に一生懸命に頑張って発表し、それを誰かが着たり見たりすることで何かを感じて、その輪が広がっていけばいい。新しいというだけでウキウキして、そこから出発できる。ファッションとはそういうものです」

 ――川久保さんの真骨頂は前衛的なデザインです。でも、世の中の風潮は安定感や着やすさを求める傾向にありますね。

 「すぐ着られる簡単な服で満足している人が増えています。他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。服装のことだけではありません。最近の人は強いもの、格好いいもの、新しいものはなくても、今をなんとなく過ごせればいい、と。情熱や興奮、怒り、現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきている。そんな風潮に危惧を感じています」

 「作り手の側も1番を目指さないとダメ。『2番じゃダメですか』と言い放った政治家がいました。けれども、結果は1番じゃなくても、少なくともその気持ちで臨まなければ。1番を目指すから世界のトップクラスにいることができる。日本は資源がないのだから、先端技術や文化などのソフトパワーで勝負するしかないのです」

 ――ファッションで個性を表現する必要はない、と考えている人が増えているようです。

 「ファッションの分野に限らず本当に個性を表現している人は、人とは違うものを着たり、違うように着こなしたりしているものです。そんな人は、トップモード(流行の最先端)の服でなくても、Tシャツ姿でも『この人は何か持っているな』という雰囲気を醸し出しています。本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたものなのです。最近はグループのタレントが多くなって、みんな同じような服を着て、歌って踊っています。私には不思議です」

 ――同じといえば、大量生産された安価なファストファッションをどう思いますか。

 「いろんなニーズに合った様々なビジネスの形態はあってもいい。強力なクリエーション(創造性)があるものも、即席のファストファッションも、その中間もあるでしょう。でも、ファッションのすべてが民主化される必要はありません

 ――「ファッションを民主化する」というのは、ファストファッションの代表格であるH&Mの基本姿勢ですね。

 「そういう傾向がどんどん進むと、平等化というか、多様性がなくなり一色になってしまう恐れがある。いいものは人の手や時間、努力が必要なので、どうしても高くなってしまう。効率だけを求めていると、将来的にはいいものが作れなくなってしまいます

 ――そのH&Mと数年前にコラボレーションをしました。葛藤はなかったのですか。

 「全然なかった。たった2週間のイベントでしたが、私が手がける『コムデギャルソン』の服がマスマーケットにどうアピールできるかに興味があったので」

 ――かつての流行は世相を切り取るようなものでした。しかし今、ファッションも社会状況も混沌(こんとん)としています。そんな中でのクリエーションとは?

 「8年前から、様々なクリエーターたちを集めて自由に表現してもらう『ドーバー・ストリート・マーケット』をロンドンなどに出店しています。価値観や手法が違っていても、集まることで一つのパワーになる。カオス(混沌)の中から相乗効果やアクシデントが起きて、それぞれの作品やブランドも輝きを増しました。同じコンセプトの店を今年3月に東京・銀座にも開店して、6階まで全フロアで展開します」

 「世界中のいろんな情報がすぐ手に入る時代ですから、組む相手も探しやすいし、理解もされやすくなっている。それに、ひとひねりした表現の方がファッションとして成り立ちやすく、人の気持ちを浮き立たせます。ファッションはもはや洋服だけを意味しているのではなくて、音楽でも絵でも生活用品でも、新しいことはすべてファッション。インターネットショップにはない刺激が味わえると思います」

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■自ら外へ飛び出せ 競争が力を生む

 ――環境意識が高まり、大量消費への疑問が広がっています。新作を発表し続けるファッション界は、エコと対極では。

 「私が新しい服を作るのは、何かを発信し続けることで、地球のどこかで少しでも何かを変えられるきっかけになるのではないか、と考えるからです。環境保護を直接訴えたり、活動に参加したりするやり方もあるでしょうが、私はそういう方法はとりたくない。ちょっと遠回りかもしれませんが、作ったものを通して感覚的に揺さぶる。そのことで問題に気づいてほしいのです」

(中略)

 ――長引く不況で、消費者やマーケットが保守的になり、業界は挑戦しなくなったと言われます。

 「1990年代あたりから、強いもの、新しいものを求めるムードがなくなってきました。それがどんどんひどくなってきて、特にここ5年ほどは業界はすっかり内向きになってしまった。変化を求める気持ちも弱くなった。そんな流れの中で、私は『どこかで見たことがあるようなものはダメ』と自分を懸命に追い込んできました。ところが、それを理解して認めたり、着てみようと思ったりしてくれる人がだんだん減ってきたと肌で感じています」

 ――川久保さんは31年前、糸がほつれたボロルックでデビューし、世界のファッション界に衝撃を与えました。しかし、いまだに山本耀司さん、三宅一生さんとともに「御三家」と呼ばれ、後に続く世代が出てきません。若い才能を受け入れる土壌が今の業界にはないのでしょうか。

 「当時は、作品を発表するたびに強い反応があり、今よりも理解されやすかった。ヨーロッパのファッションはそれほど現代的とはいえなかったので、変化を求める気分があったのでしょう。私も若かったし、反応があったからこそ、さらに強気にチャレンジすることができたのかもしれません。それにパリ・コレでどんなに批判されても、『ああ、そうですか。ではみなさんのお望みのものを作りましょう』とは思いませんでした。『どうしてこれがわからないのか』とさえ感じていました

 ――フランスやイタリアは国家をあげてブランドイメージの確立に取り組んでいます。日本でもようやくそうした動きが出てきました。

 「それは違うな、と私は思っています。まずは身一つで世界に飛び出して、道ばたでもいいから作品を見せること。世界の人に見てもらうだけでも緊張するし、自分にハッパをかけられる。無駄や失敗があっても、それが次に突き当たった壁を乗り越える力になるのですから」

 「社会が豊かになって、そういうガッツがなくなるのは仕方がありません。でも、あえて困難なことに挑戦する強い意志が今こそ必要なのではないでしょうか。『海外』とか『外国』とか、もうそんな時代ではないでしょう。どの国でどういう人たちと仕事をしても土台は違わない。それなのに外に目を向けようとしなくなっている若者が増えています。外へ自力で行って、なるべくたくさんの人と競争しないと、新しい力は生まれません」

 「日本国内にだって織りでも、染めや縫製でも素晴らしい職人技術があります。でも効率的な物作りや価格志向が優先される中で、そんな技術や工場がなくなりつつある。彼らと協力するためのデザインやシステムを考えることで世界に発信できる、新しい優れた物作りができるはずです」

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■黒から白へ 強さ・希望込めて

(中略)

 ――これまでの西洋的な美の基準にあえて異を唱え、新しい美を追求する姿勢から「反骨の母」と呼ばれています。その反骨心はどこからくるのですか。

 「世の中の不公平や不条理なことへの憤りでしょうか。本当は私だってそんなに強くはないですよ。ただ、強気のふりも時には必要です。ふりでいいのです。そうしないと前に進めないから。大変だな、どうしよう、としょんぼりしているだけでは何も変わらない。私も毎シーズン、自分の発表した作品が不十分だったのではないかと一度は落ち込んで、それからなんとか立ち直ったつもりになるのです」

 ――ファッションがあらゆる分野の流行に影響を与えた時代がありました。もはやそんな存在ではないのでは。

 「それは時代の変化で、そういうものかもしれない、もう負けかな、と思うこともあります。状況を変えられていないのは事実ですから。けれども、ファッションにはなお、人を前向きにさせて、何か新しいことに挑戦させるきっかけになる力があると信じています」

 「ファッションは非常に感覚的なものなので軽く見られがちですが、実は人間に必要な力を持っています。理屈やデータではなくて、何か大事なことを伝えて感じてもらう。アートとも違って、人が身につけることで深い理解が生まれます。軽薄とみられがちな部分も含めて私はファッションが好きです。ファッションはたった今、この瞬間だけのもので、それを今着たいと思うから、ファッションなのです。はかないもの、泡のようなもの。そんな刹那(せつな)的なものだからこそ、今とても大切なことを伝えることができるのです

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引用元URL(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/fashion/beauty/TKY201201180360.html

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川久保玲(かわくぼ・れい)
 1942年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、大手繊維メーカー宣伝部に入社。69年、「少年のように」を意味する仏語「コムデギャルソン」の名称で婦人服の製造・販売を始め、73年に会社を設立。75年、東京で初のショーを開き、81年からパリ・コレクションに参加。同時にデビューした山本耀司さんと共に、オートクチュールを頂点とする西欧モードを揺るがす「黒の衝撃」と騒がれた。その穴のあいた黒い服は日本でも「カラス族」「ボロルック」として流行。その後もパッドを体につけた「こぶドレス」(96年)、縫製の代わりに粘着テープで接着したジャケット(00年)など次々と話題作を発表し、前衛派の旗手として不動の座を保つ。朝日賞、毎日ファッション大賞、英国王立芸術大学名誉博士号、仏国家功労章などを受けた。

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・・・最早言葉が浮かびません。

自分が、そして当時の仲間の多くが「ファッション」という業界、その言葉と現実社会のギャップに可能性を見出せず、ある者は見切りをつけ、またある者は脱落し、それぞれが枝分かれとなった10年。

その10年間、川久保玲さんは、変わらぬスタンスで、巨大な壁と戦い続けていたのです。

そして、2012年の今現在も、独自の手法と方法論、マス社会に媚びる事の無い姿勢で、世界に挑み続けている。

その根底にある、仕事に対するストイックな意識や美学には、飲食業にも通じる部分が数多くあると感じました。

移りゆく社会や流行、流通や広告媒体の変化、それに合わせたマーケットニーズに対するアピール。

迎合でもなく、妥協でも無く、あくまで自らの思想やスタンスを貫きながら、

世界に対して「ファッション」という言語の壁を超えたツールを利用して、

沈黙と喝采、白と黒、日本文化の伝統と融合を武器に訴えかけている。



「和製文化を駆使した、世界基準の芸術作品」



常に日本人としての誇りを保ちながら破壊と再構築を続け、臆することなくオートクチュール最前線に挑み続ける。

これが世代を超えて世界中から支持され続ける、コムデギャルソン、川久保玲さんの魅力であることを、改めて確認する事が出来ました。

川久保玲さんは、2012年で70歳を迎えます(このインタビューを受けていた時点で何と69歳!凄すぎる・・・)。

日本の飲食業界も、川久保玲さんの生き方や哲学に、学ぶべき点が数多くあると思います。

飲食事業の未来に、絶望や悲観は必要ありません。

時に強気な「ふり」をしながら、自らを鼓舞して、希望ある飲食の未来に向け、前進していきましょう。

Comme des Garçons(コム・デ・ギャルソン) Official HP
http://www.comme-des-garcons.com/



今月の一冊

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ソーシャル・ネット経済圏
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%9C%8F-%E6%97%A5%E7%B5%8C%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/dp/4822248402/ref=sr_1_11?s=books&ie=UTF8&qid=1326541749&sr=1-11

mixi、gree、モバゲー、Google+、facebook、twitter…。
インターネット、SNS飽和状態の現代社会に問いかける一冊。
特に読んでいて興味深かったのが、mixi笠原社長、gree田中社長、DeNA南場社長、サイバーエージェント藤田社長、グルーポン・メイソンCEOなどの経営トップのインタビュー。
実際利用していても、普段なかなか知る事が出来ないSNS企業CEOの企業像、ビジネス理論、将来の展開などに触れていて、読んでいて非常に面白かったです。
ぐるなび、Hotpepperといった割引系飲食サイトが低迷する中、個人発信の食べログ(少し前に不正投稿業者も話題になりましたが)やSNSコミュニティが台頭する現代における、SNSサービスの可能性について、改めて考える機会を与えてくれました。

それではまた来月。



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R.I.P DJ SHARAKU a.k.a HIROSHI HASEGAWA
(GLOBAL DAT MAFIA / 6 Dimension Soundz)

2012.01.26 - 'til infinity...
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by mitsuyado | 2012-02-02 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

新年明けましておめでとうございます。
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最近再びニンニクの魅力にどっぷり浸かっている、中目黒店の青柳@72です。

中目黒に戻り、年末はY田マネージャーと暴飲暴食を繰り返した結果、早速3キロリバウンドしました。。

皆様、今年も何卒宜しくお願い致します。



ところで話は全く変わりますが、飲食店のトータルバランスを考える上で、BGMって重要ですよねー。

僕も普段飲食店で食事する際、料理も接客もいいお店だな―、と思っても、

BGMがアンバランスだと、なんだか興ざめしてしまいます。

昔ながらのラーメン屋といえば、ラジカセから流れるラジオであったり、TVの相撲や野球中継であったり。

それ以外も、所謂タオルにTシャツ系のラーメン店は、男気溢れるロックサウンドが多かった様な気がします(お店に合っていればそれがまた風情ですよね)。

最近はラーメン屋でもジャスやヒップホップといった、ブラックミュージックを取り入れるお店が多いですよね。



三ツ矢堂製麺 中目黒店のBGMは、J-POPをレゲエ・ハウス・ボサノバ調のラウンジスタイルにアレンジしたカバーソングがメインなのですが、

このBGMについてよくお客様からお問い合わせを頂きます。

特に30代~40代のサラリーマンのお客様からのお問い合わせが圧倒的に多いのが、このアルバム。

BEAT Rocking HOUSE/misa26時


misa26時 公式
http://misa26.syncl.jp/

AMAZON
http://www.amazon.co.jp/BEAT-Rocking-HOUSE-VILLAGE-VANGUARD%E9%99%90%E5%AE%9A/dp/B0057D745E/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1324117612&sr=1-1

「misa26時」という謎の女性アーティストがJ-ROCKの名曲をハウスカバーしているのですが、その収録曲が

1.B・BLUE (BOφWY)
2.GLORIA (ZIGGY)
3.SPARK (The Yellow Monkey)
4.MAYBE BLUE (ユニコーン)
5.KISS ME (氷室京介)
6.グロリアス (GLAY)
7.歩いていこう (JUN SKY WALKER(S))
8.DEAR FRIENDS (PERSONZ)
9.シングルベッド (シャ乱Q)

という内容。

現在31歳、軽いオッサンの僕が小学生高学年~中学生ぐらいの頃の名曲がズラリ。

うーむ、お問い合わせが多いのも納得です。

そして世代を問わず、お問い合わせ率ナンバーワンのアーティストがこの方。

その名も・・・

「美吉田 月」
(みよしだ るな)


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美吉田月オフィシャルサイト
http://www.a-lounge.jp/lounge_r/miyoshidaruna/

美吉田月オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/acr-runa/

WIKIPEDIA(カバーソングのアーティストと曲が載ってます)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E5%90%89%E7%94%B0%E6%9C%88

Twitter 
http://twitter.com/miyoshidaruna



物販/流通業界に革命を起こした「遊べる本屋」こと「ヴィレッジヴァンガード」(僕も大好きです)流通を使い、「Pure Flavor」というカバーソングシリーズをリリースし、インディーズでは異例の8万枚以上も売り上げています。
(ちなみに上記misa26時もヴィレッジヴァンガード流通)

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション (Village Vanguard Corporation Co., Ltd.)
http://www.village-v.co.jp/

数ある美吉田作品の中でも、特に土曜日・日曜日のお子様連れのお客様からのお問い合わせが圧倒的に多いのがこのアルバム。

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Ska Flavor loves ジブリ Songs / 美吉田月


AMAZON
http://www.amazon.co.jp/Ska-Flavor-loves-%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA-Songs/dp/B003X2MEHE/ref=sr_1_1?s=music&ie=UTF8&qid=1324118457&sr=1-1

ヴィレッジヴァンガード通販
http://vvstore.jp/i/vv_000000000016794/

ジブリの名曲の数々を美吉田月(みよしだ るな)がスカアレンジでカバー。

つけ麺屋のホールで、小さな子供がトトロソングを唄いながら踊っている光景は、見ていて嬉しくなります。

僕も中目黒の仕込みに入る時は5時半起きなので、眠い目をこすりながらテンションを上げたい時はこのアルバムを聴いています。

個人的に普段あまりJ-POPは聴かないのですが、ポップミュージックはやはり「世代を超えた普遍性」を持っていますねー。

スタジオジブリ作品も、その象徴だと思います。

その二つが組み合わさったこのアルバム、まさにモンスターです。

美吉田月さんの次回作、楽しみですねー。



三ツ矢堂製麺も、お子様からお年寄りまでより多くの世代にご支持を頂く様な、

普遍性を持った飲食ブランドとして、これからも進化を続けていきます。

2012年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

三ツ矢堂製麺 中目黒店
青柳 隆



今月の一冊

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「ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣」
牧田 幸裕


AMAZON
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E4%BA%8C%E9%83%8E%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%B6%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%AD%A6-%E2%80%95%E5%A4%A7%E8%A1%8C%E5%88%97%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B26%EF%BC%88%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%BC%EF%BC%89%E3%81%AE%E7%A7%98%E8%A8%A3-%E7%89%A7%E7%94%B0-%E5%B9%B8%E8%A3%95/dp/4492502130/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1325250566&sr=8-1

立地条件お構い無しの大行列、混沌とした店内に亜流の接客術、味やカラーが微妙に違う暖簾分け店舗を次々に拡大する、都会が生んだ黄色い悪夢(勝手に命名)、「ラーメン二郎」。

ホギホギとした食感の低加水極太麺、大量の豚骨とカネシダレを使った強烈なインパクトのスープ、巨大なブタ(チャーシュー)、大量の野菜・ニンニク・アブラの無料呪文トッピングが特徴の「ラーメン二郎」の魅力を、信州大学 経営大学院准教授の牧田幸裕氏が紐解くという、異色の本。

「ラーメン二郎はラーメンではない、二郎という文化だ」

ラーメンフリークの間では有名な言葉ですが、ジロリアンと呼ばれるグランドロイヤルカスタマー(二郎中毒患者)を次々に生み出すラーメン二郎の魅力を、経営学という観点から考察しており、コンサルティング/マーケティング理論の一つとしても、非常に面白く読むことが出来ました。

個人的には、著者のジロリアンっぷりが随所に垣間見えて楽しかったです。

ちなみに昔、僕が書いたラーメン二郎ネタの記事はこちら↓(いやー、懐かしい)
http://mitsuyado.exblog.jp/11833552/

長くなってしまいましたが、最後にこの本の帯に書かれていたこの言葉で締めくくりたいと思います。



二郎に学ぶことで、

日本企業は、

今までとは違う魅力の出し方、

特徴の出し方、

差別化の視点を、

得られるはずだ。




ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-01-03 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

またまた中目黒に戻ってきた青柳@69です。

魂の抜け殻をどこかに置いてきてしまったような気もしますが、ダイエットは成功しました。

最近少し時間が出来たので、久しぶりにキックボクシングのジムに通ってます。

格闘技ってホント面白いですねー。

体を壊さない程度に、あと4キロ減量目指して頑張ります。



私情ですが最近、携帯をiphone4S(64GB)に変更しました。

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これが・・・、想像以上に面白い!

ネットのブラウジング(Safari)、音楽(itunes)、動画(Youtube他)、メールの一元管理(Gmail)、ナビゲーション(Googleマップ)、電子書籍や新聞、映像通話(Skype他)、ストリーミング(USTREAM他)、写真や動画、その他様々なアプリケーション。

今までPCで楽しんでいたものが、モバイル端末でも楽しめる。

時代も進化しましたねー。

特にカメラは感動画質で保存速度が速い!動画も綺麗!!グレート!!!

しかも写真はその場でフォトショップで加工してTWITTERやFACEBOOK、MIXIなどのSNSで共有。

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こんな感じ(@六本木一丁目)

いやー、本当にデジカメの出番が無くなりそうです。

個人的に一番懸念していた文字入力も、スマートフォン独自の「フリック入力」を使うと、従来のガラケーよりむしろ高速に入力できます。

スマートフォン、最高ですね。



また、iphoneにして気付いたのが、WIFI(無線LAN)の重要性。

正直WIFIが無いと、利用時にストレスを感じます。

最近外食する時は、僕も無意識にWIFI対応しているお店を選んでいます。

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今後飲食店は、「WIFI対応」が一つの評価基準になりそうですねー。



もう一つ僕がヘビーに使っているのが「Dropbox」というデータ共有アプリケーション。

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Dropbox
https://www.dropbox.com/

自宅PCで作業したオフィスファイルをこのDropboxフォルダに入れておけば、自動的に同期して勤務先でもiphoneでも参照することが出来ます。

データの上書きもこのフォルダ内で行えば、自宅に戻ってその続きが出来る。

移動時の電車の中で、iphoneからオフィスファイルを確認。

複数の人間が同一アカウントで使用すれば、共有サーバーとしての利用も可能です。
(2GBまで無料、有料で50GB、100GBコースあり)

ビジネスユースで考えれば、会社全体で共有サーバーにファイルを保存、上書きする習慣があれば、複数の離れたPCでも最新のファイルを参照する事が出来るので

「あれ、あのファイルどこだっけ・・・?」

とメールでファイル送付をお願いする機会も減ると思います。

もちろん、メールには添付できない大容量ファイルも参照可能です。

営業所単位でフォルダ分けしておけば、本社にとってもデータ一元管理のメリットがあります。

更に「Netprint」というサービスを使えば、出先でもiphoneからデータを出力して全国のセブンイレブンでプリントアウトも可能。

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Netprint
http://www.printing.ne.jp/

他にもアップルの「icloud」やBBソフトサービスの「Sugarsync」、マイクロソフトの「Skydrive」といったオンラインストレージサービスがありますが、このデータ共有・同期サービスはスマートフォンの普及によって、今後ビジネスシーンにおいて更にスタンダードな存在になりそうです。

時代の進化はビジネスを便利に、楽しく、刺激的に変化させてくれますね。

僕も勉強しながら、今後も楽しんで行きたいと思います。



最近の一冊。

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「リーダーは会議で姿を消せ!」沖本 るり子
→中目黒店のMrプロテインことK野副店長から借りた本なのですが、非常に興味深い内容で勉強になりました。

AMAZONレビュー
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4827206627/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

ではまた来月。
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by mitsuyado | 2011-12-04 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

朝日を浴びて製麺する男、
らーめん工房 つつじヶ丘店の青柳@71キロです。

最近痩せたなー、と思い1年前のブログを見たら、
1年で12キロ痩せてました。

ここ一カ月で、5キロぐらい落ちました。

らーめん工房ダイエット、最強ですね。



今回は、前回ブログでオススメ本として紹介したので、
夢の国、東京ディズニーリゾートの話をしたいと思います。

僕はディズニーが特別好きなわけでもなく

「1年に1回ぐらい行ければいいやー」

ぐらいの感覚しか持ち合わせない小市民なのですが、
3年前ぐらいにディズニー感動した出来事があったので、
今回ご紹介したいと思います。



僕はその日、ディズニーの小さな売店で
(あれを売店と呼ぶ自分のナンセンスさを感じますが)
よく売っているポップコーンを買って、
もしゃもしゃ食べながら歩いていました。

2~3割ほどモシャモシャした所で、
ふとした拍子で足がつまずき、
ポップコーンを聖なる大地に撒き散らしてしまいました。

モノがモノだけに拾いきる事も出来ず、
周囲のカップルや子供たちから失笑の洗礼を浴び、
恥ずかしさと情けなさで20代後半(当時)にして、
目の前の現実から逃亡したくなりましたが、
そこに一人の天使が現れました。

その天使はディズニーの掃除をしている、
カストーディアルと呼ばれるお姉さんで、
(アルバイトの20歳ぐらいの女性です)
僕にこう語りかけてきました。



「大変!お洋服に汚れはございませんでしたか!?」



・・・?



僕がこぼしたのはポップコーン。



ポップコーンで、洋服が汚れるはずがありません。



恐らく、このお姉さんもそれは知っていたでしょう。



承知の上で、こう気遣ってくれたのです。



20代後半でポップコーンを歩き食いして、
挙句の果てに転んでぶちまける醜態を晒した、
マナーの欠片もない低俗な自分を

【ゲスト】

として気遣い、こう話しかけてくれたのです。

その心遣いに、僕はまず

「この人、凄いな~」

と、思いました。

その後



「お怪我は、ございませんか?」



と気遣ってくれ、大丈夫ですと伝えると



「ここは、私にお任せ下さい!
引き続きディズニーワールドを、
ごゆっくりお楽しみ下さい!」



・・・と、来たのです。

この時は、感動しましたねー。

例えば、同じ



【客がこぼしたポップコーンを片づける】



というミッション(仕事)をこなすとしても、

もしこの時





「あーあ、派手にやってくれたねぇーアンタ」



「いやー、一番困るんですよねーこーゆーの」



「いい大人が歩き食い、恥ずかしくないのかねー」





なんてネガティブな言葉をもし言われたら、
(こんな事言う人も滅多にいないと思いますが)
スイマセンとは返しつつも、
僕は二度とディズニーには行ってないと思います。

同じ仕事をこなすにしても、
思いやりのある言葉一つで、
相手を清々しい気持ちにさせるんだなー。

そんな感情を抱いた事を覚えています。



その後、ディズニーをテケテケと歩いていたら










「お客様ー!!!」










と、大声で後ろから呼ばれました。










「・・・まずい、何かやったかなオレ!?」










そんな気持ちで振り返ると、
先程の天使(カストーディアルのお姉さん)が、
再び僕の前に降臨しました。










「こちらの商品で、宜しかったでしょうか!?」










・・・その手には、
僕が先程落としてしまった、
ポップコーンがありました。










・・・そう、このアルバイトのお姉さんは、
僕が落としたポップコーンの掃除をして、
僕がポップコーンを買ったお店を探し、
そこで同じポップコーンを入手して、
このだだっ広いディズニーの敷地内(!)で、
僕を探してポップコーンを持ってきたのです!!!










これには正直、驚きや感動を通り越して、
僕はしばらく固まり、動けませんでした。



詳しい事は分かりませんが、
恐らくディズニーにこんなマニュアルはないでしょう。
(あったとすれば、それはそれでまた凄いと思いますが)

この行為は恐らく、
このお姉さん(カストーディアルのアルバイト)が、
ゲストに対して自分が出来る最大の奉仕は何かと考えて、
自分の意思で行動したのだと思います。
(実際、カストーディアルのアルバイトは、
ある程度自由にゲストとコミュニケートできるそうです)

当時はそこまで考えませんでしたが、
飲食業というサービス業に従事している現在、
このアルバイトのお姉さんの行動は驚異的です。

また、このようなアルバイトが育つ環境を作り上げている、
ディズニー(オリエンタルランド)の教育システムも、
ハッキリ言ってとんでもないと思います。

ディズニーが子供から大人まで、
これだけ多くの支持を獲得しているのは



「期待しているサービス以上、
もしくはそれを遥かに超える、
非日常の感動体験の提供」



が、あるからでは無いでしょうか?



個人的な解釈ですが、僕は【感動】というものは



「期待値を超える価値やサービス」



が、あった時に訪れるのだと思います。

例えばこれが入場料100万円の超豪華遊園地であれば、
そこまで感動する事も無かったのではとも思います。

100万円払うのであれば、期待値も相応に高まります。



これは、飲食業にも通じるのではないでしょうか?



1人前10万円の、超高級ステーキが美味しいのは当たり前。

1人前10万円の、超高級ステーキを提供するお店であれば、
接客が素晴らしいのも、ある意味当たり前です。

美味しいけれど、そこにそれ相応、
もしくはそれ以上の感動
(10万円の期待値以上の感動)が、
存在するのかは、また別の問題です。



逆に、何となく入った焼肉屋の600円の焼肉定食が、
とてつもなく美味しい時、僕は嬉しくなると思います。

そのお店が綺麗に手入れされていて、
スタッフの接客やサービス、
そして笑顔が最高だった時、
僕は感動すると思います。

なぜならば、ふらっと入った600円の焼肉屋に対する、
等価価値や期待値以上のサービスが、そこに存在するからです。

10万円のステーキを600円で売る事は出来ませんが、
10万円のステーキ屋の接客やサービスを、
600円の焼肉屋が再現する事は、可能だと思います。

らーめん屋がディズニーのアトラクションを再現する事は出来ませんが、
ディズニーの感動接客を再現する事は、可能だと思います。



そんな夢のような話を、いたって真面目に、
アルバイトのみんなに話しています。



飲食業は、お客様に商品を提供するだけではなく、
感動を提供できるワンダーランドです。



らーめん工房は、そんなお店を目指していきます。



今は卵を温めていますが、
卵はいずれヒヨコになり、
ヒヨコは成鳥して世界に羽ばたきます。



「らーめん工房 つつじヶ丘店」を、
今後とも宜しくお願い申し上げます。



らーめん工房 つつじヶ丘店 
青柳 隆

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-つつじヶ丘の夕焼け-

らーめん工房 メニュー紹介はこちら↓
http://mitsuyado.exblog.jp/15858723/

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by mitsuyado | 2011-11-03 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

最近プライベートで衝撃的な出来事が起きてしまい、気がつくとションボリしている青柳@74キロです。

高田馬場のS浦君も語っていたように、過ぎた事をくよくよ考えても仕方が無いので、新しい趣味として最近気になっている自転車でも買おうかなーと考えています。



さて、今回は禁断のネタを解禁します。

僕は入社以来ずっと「ある行動」を続けてきたのですが、そろそろ解禁しても良い時期が到来したと思います。

私が2年半ずっと続けてきた「ある行動」とは・・・

























自作まかないを作り、写真を撮る事























です(大したオチが無くてすみません)。

弊社のまかないには「あるルール」があり、僕はその範囲内でなるべくカスタムした商品を食べるようにしています。

そして写真を撮り、盛り付けのスキルアップや今後の新商品アイデアを、なるべく考えながらまかないを楽しんでいます。

キッチンの影でコソコソ携帯を取り出し、周囲から「何この人?」と白い目で見られつつも、そのうちだんだんとスルーされるようになる、三十路独身男性の悲しい行為です。

僕は入社してから(本部時代を除くと)約2年、毎回ずっとまかないを撮り続け、写真の点数は500枚近くあったのですが、今回はその中から厳選して30枚をセレクトしました(オンボロ携帯カメラで比較的綺麗に撮れているもの中心で…)。

それでは、どーぞ。




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試作品:カルボナーラつけ麺
→パルメザンチーズと卵黄を組み合わせて熱盛りの麺の上に絡め、ラー油たっぷりのスープで食べると非常に美味しかったです。

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試作品:アジアン和えそば(パクチー、ミニトマト添え)
→傷んでしまったキムチを有効活用したいと思い、アジアンテイストな和えそばに組み合わせてみました。
キムチの赤は色味も出てビジュアル的に良いですね。

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試作品 八丁味噌つけ麺 湯だめ ワンタン、レモン添え
→友人に八丁味噌をおみやげで貰ったので、三ツ矢堂の柚子無しスープに組み合わせてみました。
湯だめにワンタンはビジュアル的にナイスでした。

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試作品:キムチ納豆油そば
→こちらも傷んだキムチを有効活用してみました。
キムチ×納豆はシンプルな組み合わせですが、病みつきになる中毒性が高い味です。

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試作品:MINATOYA風ドカ海苔冷やしつけ麺
→物流のH田さんオススメのモダン蕎麦屋、MINATOYAにインスパイアされて作ってみました。
大量に刻み海苔が載っているとインパクトがありますね。

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試作品:コロコロネギチャー油そば
→シンプルな東京油そばを自分なりにアレンジしてみました。
卵黄がまろやかでナイスアクセント。

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試作品:スパイシー油揚げつけ麺
→うどんにハマりまくっていた時期に、よく中目黒のスーパーでうどんと油揚げを買ってきて色々試しました。
油揚げはつけ麺スープとの相性も抜群でした。

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試作品:スパイシーガーリック油そば
→カエシダレに辛味を効かせてインパクトを与え、更にフライドガーリックで中毒性は抜群です。

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試作品:激辛ハバネロつけ麺(平打ち麺)
→製麺で余った麺体を、包丁で乱切りにして作ってみました。
平打ち麺は食感が非常に面白いので、個人的には大好きですね。

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試作品:スパイシートムヤム和えそば(シャンラージャン添え)
→冷製トムヤムの時期にハマってました。シャンラージャンのすっぱ辛い刺激が食欲をそそります。

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試作品:桜つけ麺 海苔トッピング
→これは通常メニューとトッピングですが、盛り付け次第で非常にインパクトあるビジュアルに仕上がりました。

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試作品:スパイシーワンタンあえそば.
→これはワンタンが有名な某他店にインスパイアされて作ってみました。
三ツ矢堂のワンタンはサイズが大きいので、ビジュアル的に映えますねー。

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試作品:激辛冷やしハバネロつけ麺
→三ツ矢堂の冷やしつけ麺には辛さ増しは無いのですが、作ってみたらどうだろうと思い試してみました。
結果は広島風つけ麺のようでなかなか。来年の課題にしたいと思います。

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試作品:スパイシー味噌アジアン和えそば
→和えそばに特製味噌ダレを加えて、更に彩りを豊かにしてアジアンな雰囲気を再現してみました。
ビジュアル的には一番気に入っています。

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試作品:スパイシー冷やしトムヤムラーメン
→冷製トムヤムつけ麺をラーメンにしたらどうだろう?という単純な発想で作ってみました。
肝心の味はスープが単調に感じたので、もっと捻りが必要ですね…。

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試作品:蟹納豆トマトクリーム和えそば
→これは単純に蟹トマトクリーム和えそばに納豆をトッピングしただけですが、予想外に絶妙なコンビネーションでした。

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試作品:桜つけ麺に油揚げ
→これもうどんにハマっていた時期ですね。油揚げウマー。

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試作品:辛しにんにく納豆和えそば
→Y田マネージャーが昔、店舗でよく食べていたものを参考にしました。
やっぱりニンニクが入ると食欲をそそりますねー。

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試作品:四川麻婆豆腐つけ麺
→以前にも書いたのですが、この組み合わせは辛いもの好きな僕のイチオシです。

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試作品:蟹チェダーチーズ和えそば
→蟹トマトクリーム和えそばのトマトクリーム代わりにチェダーチーズを使ってみました。
これはもう三ツ矢堂イタリアンパスタですね。

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試作品:冷やしカレーつけ麺
→あくまで試しただけですが、夏にこんな商品があっても面白いかなーと思います。

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試作品:冷製アジアンラーメン
→使えなくなったキムチを冷やしラーメンに使ってみました。
メンマが違和感があるので無くすか、穂先メンマとかが面白そうです。

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試作品:特大ワンタン冷やしつけ麺(極細麺♯26)
→試作で作った切り刃26番の極細麺と、三ツ矢堂の特大ワンタンを組み合わせて盛り付けにこだわってみました。

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試作品:豚バラ油揚げつけ麺
→これもうどんにハマっていた時期ですね。
チャーシューではなく豚バラをスーパーで購入し投入してみましたが、相性が非常に良かったです。

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試作品:麻婆野菜ラーメン
→単純にラーメンの上に麻婆豆腐を載せただけですが、これが本当に美味しいんです。

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試作品:冷やしW柚子つけ麺(柚子油&柚子胡椒)
→柚子油を多めに、更にアクセントの柚子胡椒を添えてインパクトを狙いました。

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試作品:辛味が効いた冷やし山芋つけ麺
→ズバリ、ビジュアル重視で作りました。
やはり彩りが良いと食欲を掻き立てられます。

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試作品:冷やし辛つけ麺(柚子胡椒和え)
→辛いスープのアクセントに、柚子胡椒は非常に面白いです。

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試作品:激辛四川麻婆豆腐つけ麺
→麻婆豆腐とベースのスープを更に辛く、山椒も効かせてみました。
中毒性が強く、しばらくはこれにハマってました。

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試作品:四川坦々うどん
→うどんにハマりすぎて、うどんと三ツ矢堂のスープを組み合わせてみました。
これはハッキリ言って激ウマ!です。

※上記写真は全て私が個人的に試作したものです。リリースの予定はありません。











「青柳秘蔵まかないコレクション30」は以上です。

麺類以外にハーフ丼やおつまみ系のメニューもあるのですが、長くなってしまったのでまたの機会に。

僕は9月で約2年間、現場として慣れ親しんだ中目黒の店舗を離れる事となり、しばらく三ツ矢堂製麺のまかないともお別れになりそうなので、今回はこのような記事にしてみました。
(なぜ三ツ矢堂製麺とお別れになるのかは、今月中旬ぐらいに発表出来るのでお楽しみに)

「過ぎた事象に後悔せず、現実をありのまま許容し、新たな愉しみに生きなさい」

これは最近読んだ本に書いてあった言葉ですが、今の自分にピッタリとシンクロしました。

新しい土地、新しい仕事、新しい環境、新しいサービス、新しい料理(まかない)…。

今ここにある全てを、ありのままに愉しみたいと思います。

では最後に最近読んでいるオススメの本でもご紹介しつつ、また来月。

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9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方 - 福島文二郎

夢の国、東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドの教育指針と行動方針、アルバイト教育術が詰まった、僕のバイブルです。
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by mitsuyado | 2011-10-02 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(1)

三度の飯より豆腐が大好きな中目黒店、青柳です。

はー、京都の豆腐料亭に行ってみたいなぁ…。

そう、僕は豆腐も好きですがラーメン・つけ麺が好きで、よく他店に食べ歩きに行くのですが(最近はうどんにだいぶ浮気してますが…)、先日ふと気づいた事がありました。

「そーいえば大手ラーメンチェーンって、実際殆ど食べた事無いや…」

考えてみれば僕が今までに書いたラーメンネタの会社ブログも、殆どが東京の有名個人店ばかり。

※過去のラーメンブログは以下参照。

【ラーメン】東京食べ歩きランキング2010-2011【つけ麺】
http://mitsuyado.exblog.jp/14339424/

目黒ラーメン&つけ麺マップ2010-2011
http://mitsuyado.exblog.jp/13718567/

中目黒ラーメン/つけ麺マップ2010
http://mitsuyado.exblog.jp/12660612/

吉祥寺ラーメンマップ2010
http://mitsuyado.exblog.jp/12075207

ラーメン二郎ランキング
http://mitsuyado.exblog.jp/11833552

つけ麺東京マイベストランキング2009
http://mitsuyado.exblog.jp/11989389



…フランチャイズ事業を展開する三ツ矢堂製麺に所属しながら、木を見て森を見ずとはまさにこの事。

とゆーワケで大手ラーメンチェーン店の食べ歩きツアーを敢行する事にしました。
(ツアー敢行人数:1名)



個人的に大手ラーメンチェーンと聞いてまず頭に浮かんだのが

幸楽苑(株式会社幸楽苑)
http://www.kourakuen.co.jp/index.php

リンガーハット(株式会社リンガーハット)
http://www.ringerhut.co.jp/

餃子の王将(株式会社王将フードサービス)
http://www.ohsho.co.jp/

日高屋(株式会社ハイディ日高)
http://hidakaya.hiday.co.jp/

ラーメン花月(グロービート・ジャパン株式会社)
http://www.globeat.jp/

この5つでした。

その中でも、日高屋とラーメン花月は普段たまに利用しているなーと感じました。
(僕の住んでいる吉祥寺に店舗があるのが大きいですが…)

ネットで調べてみると、大手ラーメンチェーンはその他にも沢山ありました。

大御所を挙げてみると

スガキヤ(スガキコシステムズ株式会社)
http://www.sugakico.co.jp/

天下一品(株式会社天一食品商事)
http://www.tenkaippin.co.jp/

山頭火(株式会社アブ・アウト)
http://www.santouka.co.jp/index.html

一蘭(株式会社一蘭)
http://www.ichiran.co.jp/index.html

ちりめん亭(株式会社トモス)
http://www.tomos.co.jp/

よってこや(イートアンド株式会社)
http://www.yottekoya.com/

山岡家(株式会社丸千代山岡家)
http://www.yamaokaya.com/

くるまやラーメン(株式会社くるまやラーメン)
http://www.kurumayaramen.co.jp/

8番ラーメン(株式会社ハチバン)
http://www.hachiban.co.jp/

味千ラーメン(重光産業株式会社)
http://www.aji1000.co.jp/

来来亭(株式会社 来来亭)
http://www.rairaitei.co.jp/index2.php

などなど。

また、現在都内一等立地中心で破竹の勢いで店舗展開を進めている、アジアンな店員の方が迎えてくれる謎の超低価格店

一番館(株式会社KVC一番館)
http://www.kake-ramen.com/

や、こちらも都内駅前超一等立地中心に店舗展開を進める

博多風龍(公式HPに経営会社記載なし)
http://fu-ryu.net/

も、気になりますねー。



その他大手の1社多業態ブランドになると

南京軒食品(元祖札幌や etc...)
http://www.nankinken.co.jp/

株式会社ホッコク(どさんこラーメン、陳麻家、藤平 etc...)
http://www.hokkoku.net/

株式会社GMフーズ(天下一、梟(ふくろう)、味源、無双 etc...)
http://www.gmfoods.co.jp/

株式会社際コーポレーション(紅虎餃子房、ちょもらんま酒場、蒼龍唐玉堂、万豚記 etc...)
http://www.kiwa-group.co.jp/

などがあります。

お酒や辛いものが好きな自分としては、際コーポレーション系のお店は結構好きですねー。
あの、山椒がビシッと効いた麻婆豆腐は癖になります。

他には、チェーン店とは一線を画す独立支援制度「トラスト方式」(賛否両論ありますが、僕は良いと思います)で有名な、1社多業態の店舗展開を進めるこの会社。

通称【ラーメン界のダイヤモンドダイニング】(勝手に命名)

株式会社ムジャキフーズ
http://www.mujaki-foods.com/

ムジャキフーズは店舗をネットであまり大々的に公開していないのですが、よくラーメン雑誌に載っている有名店なんかも、けっこうムジャキフーズ系だったりします。

従来のFC店ではある種タブーである「個人の色やインパクト」を出しつつも、開業資金の少ない独立開業予備軍に希望を与えています(特に腕に自身のあるラーメン職人)。

また、ラーメン専門店ではありませんが、中華業態メインのお店としてすかいらーくグループの「バーミヤン」も、広義ではラーメンチェーン店に含まれると思います。

株式会社すかいらーく(バーミヤン)
http://www.skylark.co.jp/bamiyan/
(ちなみに、バーミヤンの麻婆豆腐3辛は豆腐マニアの自分でも案外侮れません)

その他にデリバリーでラーメンが食べられるフランチャイズ業態として、この二つが有名です。

チャイナクイック(株式会社プライムコンストラクト))
http://www.chinaquick.co.jp/index.php

上海エクスプレス(株式会社ビーデリサービス)
http://www.shanghai-ex.com/




…うーむ、改めて調べてみると、これだけのラーメンフランチャイズ店があるんですねー。
(全国区になると他にも数え切れないほどのブランドがあります)

これだけあると、果たして自分はどこに行くべきなのだろうか?

小一時間悩みました。

そして悩んでいると、脳内に神が舞い降り、こう仰いました。

「初めに頭に浮かんだお店に、行きなさい」

ありがとう、神様。



【幸楽苑 渋谷店】
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ラーメン業界第一位、全国に444店舗(2011年7月末現在)を展開するモンスターラーメンカンパニー、「幸楽苑」の渋谷店。
渋谷店は24時間営業で、僕が行った朝6時頃は渋谷のクラブ帰りの若年層のお客さんで100席近くある店内が何と満員状態でした。
恐るべし、渋谷30時ラーメン戦争。

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ラーメン以外にこんなセットも。

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中華そば290円

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餃子190円

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半チャーハン280円

驚きなのが上記「中華そば290円、餃子190円、半チャーハン280円」の三種類を組み合わせたセット。
(全部揃った写真撮り忘れました…)
何とセット価格で690円(!)でした。
味についてのコメントはさておき、この商品内容でこの価格は非常に満足度が高かったです。
また、この仕事をしているとどうしても厨房を見てしまうのですが、徹底的に効率化されたオペレーションや厨房機器(自動餃子マシーンや自動チャーハンマシーン)にはため息が出ました…。

その他のメニューはこちら
http://www.kourakuen.co.jp/products/menu.php



【餃子の王将 下北沢店】
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近年TVでの露出も多く、若者やサラリーマンから絶大な支持を獲得している、「王将フードサービス」が経営する「餃子の王将」。
店舗数は直営店364店舗、F C 店191店舗(平成22年3月31日現在)。
王将フードサービスとは別に、イートアンドが展開する「大阪王将」と名のつく中華料理店もありますが、別会社です。
(→大阪王将は王将フードサービスの創業者の親類が独立して始めたものだが、大阪王将がチェーン展開を始め王将のお膝元である京都にも出店したことから、事態を重く見た王将フードサービスは店舗名に「王将」の使用をさせないように求め提訴に踏み切った。しかし、裁判所の勧めにより、結局和解)

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王将ラーメンセット(890円)

平日の夕方に訪れたのですが、店内は若者中心に満席状態で活気に溢れていました。
また、殆どのお客さんがビールなどのお酒を注文していて、軽く呑める居酒屋として利用している人がほとんどでした。
確かに、餃子と言えばビールですよねー。
「不況時代の勝ち組、王将」
王将ブランド“成功の鍵”はここにあると確信しました。
注文した「王将ラーメンセット」(890円)は醤油豚骨味のラーメンに半チャーハン、そして餃子がついて1000円を切る価格設定で、非常に満足度が高かったです。
王将は餃子も手仕込みで、チャーハンなども従業員が直接中華鍋をあおって作っている人間的なオペレーションが非常に印象的でした。

その他のメニューはこちら
http://www.ohsho.co.jp/menu/index.html



【リンガーハット 三鷹新川店】
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長崎ちゃんぽんの存在を全国区したチェーン店、リンガーハット。
店舗数は464店舗(2011年4月現在)。

※長崎ちゃんぽんとは…
→肉、魚介類、野菜など十数種の具材をラードで炒め、豚骨と鶏がらでとったスープで味を調える。そこにちゃんぽん用の麺を入れて煮立る(他の中華麺類との大きな違い)。太い麺と具材の多さが特徴である。
(WIKIPEDIA参照)



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注文したのは激辛ちゃんぽん590円。

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ミニチャーハン160円。

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餃子3個150円。

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セットメニューで968円(税込)でした。

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ちなみにこんな変わり種餃子も。

リンガーハットはロードサイド店舗が多く、その為かファミリーを想定した商品構成でお子様向けのデザートやセット商品も充実しています。
価格は幸楽苑などに比べると若干ハードルは上がりますが、「ちゃんぽん」というある種専門的な商品特性の為か、決して高いとは感じませんでした。
ちなみにちゃんぽん以外にもオーソドックスなつけ麺なんかもありました。
こちらも自動チャーハンマシーンがあり、誰にでも均一なクオリティの商品が作れるようにオペレーションが効率化されている印象を受けました。

その他のメニューはこちら
http://www.ringerhut.jp/menu/



【日高屋 吉祥寺南口店】
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関東一等立地中心に店舗展開を続ける日高屋。
店舗数は272店舗(2011年4月現在)。
吉祥寺南口店は何と24時間営業です。

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持ち帰りも可能な餃子は自社工場製みたいです。

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醤油ラーメン390円。

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味噌ラーメン490円。

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ピリ辛豚骨ネギラーメン540円。

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冷麺590円。

日高屋は完全にラーメン居酒屋感覚で利用している方が多い印象があります。
確かに一人で居酒屋に入るのは勇気がいりますが、ラーメン店なら気軽に入れます。
中華そば390円+半チャーハン240円のセットが620円、餃子(6個)200円を付けても820円です。
いやー、安いですね…。
吉祥寺南口店は24時間営業なので僕は仕事帰りに朝方たまに寄るのですが、先日訪れた時は
【生ビール+餃子+冷奴+ハイボール】
で、990円でした(ラーメン食べてない…)。
ちなみに吉祥寺南口店はキッチンが見えないのですが、炒め物の定食などもあるので直接中華鍋をあおっているみたいです。

その他のメニューはこちら
http://hidakaya.hiday.co.jp/menupage/index.html



【ラーメン花月 吉祥寺南口店】
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全国にフランチャイズ展開を続けるにんにくげんこつラーメン花月。
公式によると店舗数は現在267店舗(うち海外7店含む)(2010年7月現在)。

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有名店とのコラボ商品も多く、現在はつけめんTETSUとコラボしてます。

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にんにくげんこつラーメン620円+シャキネギ100円

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黄金味噌ラーメン680円

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つけ麺TETSUコラボ750円

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↑個人的オススメはコレ!
いつか書こうと思っていたのがコレです。
豆腐マニアにはたまらない、男前豆腐店とコラボした限定商品、純豆腐しんご720円。
キムチチゲ風なスープに細麺、豆腐がゴロゴロ、最高です。

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シャキネギ追加の図

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キャベツ追加の図

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茹で玉子+ニラキムチ追加の図

写真の点数からも分かると思いますが、僕が個人的に通っている、一番好きなフランチャイズラーメン店はココです。
ラーメンの種類も豊富で、常に2~3種類の限定商品も用意されています。
この商品開発力は見事ですねー。
無料で追加できるニンニクや激辛のニラキムチ、ご飯用のゆかり、そして何といっても水が美味しいのが花月の魅力だと思います。
また、紙ベースのクーポンやポイントカード、携帯クーポンやメルマガなどの販売促進サービスも充実しており、ついつい行ってしまいます。
(100円トッピングや餃子300円、ニンニク豚めし280円がサービスになります。太っ腹!)
どの店舗に行っても商品クオリティが均一で、店舗も清潔感があり非常に好印象です。
地方にいると都心の有名個人ラーメン店が気になっても食べる事は(地理的に)なかなか難しいですが、花月は旬のラーメン店とコラボして再現してくれるので、地方にいながら都心のラーメン事情を味わう事が出来ます。
これだけの種類のラーメンがありながら、アルバイトでも作れるように徹底的に簡素化されたオペレーションにも驚かされますねー。

その他のメニューはこちら
http://www.kagetsu.co.jp/menu/index.html










…大手ラーメンチェーン店ツアーリポートは以上です。

正直な感想として、僕も普段よく利用している「にんにくげんこつラーメン花月」は東京の有名個人店に近い

「オリジナリティやインパクトの強い個性的な味」

を再現しているのに対し、それ以外のお店は独自ブランドコンセプトで

「オリジナリティやインパクトよりも、低価格で大衆に受け入れられる普遍性」

を追求しているように感じました。
また、その中でも特に「日高屋」は、地方のファミリー向けと言うよりも「都心のサラリーマン層が仕事明けに一杯飲んでラーメンで〆る」というような使い方を想定し、そこに特化した立地戦略や価格/商品構成でうまく攻めているな―、と感じました。
都心の有名個人店を含め、ラーメン店の命題とも言える

「1000円でどれだけお客様を満足させられるか?」 

という【永遠のテーマ】に対し、

「味とオリジナリティ」

で勝負するお店。

「低価格の商品構成」

で勝負するお店。

「一等立地とお酒とおつまみ」

で勝負するお店。

様々なお店がありますが、マーケットニーズが複雑化する現代で、どのお店にもそれぞれの需要が存在し、また「何か」が欠けていれば即座に淘汰される時代でもあります。

明確で鮮明なヴィジョンを持ち、志を高く保ちながら、複雑化する現代社会の最先端をひた走る。

そんな魅力溢れる飲食企業でありたいですね。

ラーメン業界、そして飲食ビジネス、ホント奥が深いです。

ではまた来月。









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試作品:四川麻婆豆腐つけ麺

最近さんざん麻婆豆腐にハマっているので、賄いで作ってみました。
三ツ矢堂のスープとの相性は予想外に抜群。
今度はもっと山椒を効かせて作ってみようっと。
ではでは(^^)
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by mitsuyado | 2011-08-30 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

遅刻患者の処方箋

完全に夏バテ気味の中目黒店、青柳です。

僕は雑誌やインターネットを使ってラーメン/つけ麺屋の新店をちょこちょこチェックするんですが、最近自分の目を疑うお店を見つけました。

三ツ矢堂製麺は元々「フジヤマ製麺」という名前から2009年に屋号を「三ツ矢堂製麺」に変更したのですが、今回ご紹介するのは愛知県中心にFC含め25店舗を展開するこんなお店(会社)です。

その名も…

「フジヤマ55(ゴーゴー)」 

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…あれ、どこかで見た事があるような昭和レトロな外観。。



ちなみに弊社高田馬場店のフジヤマ製麺時代の写真はこちら。

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…うーむ、気のせいか。。。



そこで気になるメニューを覗いてみると、

「つけ麺」
「辛味噌つけ麺」
「スパイシーカリーつけ麺」
「チーズつけ麺カルボナーラ風」
「ラーメン」
「味噌ラーメン」
「担々麺」
「まぜそば」


その他各種トッピング、ご飯物やセットメニュー等。


…うーむ、どこかで聞いた事のあるようなメニューばかり。。



ちなみに麺の量によって「フジヤマ盛り」「エベレスト盛り」というよーに名前が変わるそうです…。

少し、とゆーか完全に気になりネットで公式HPを探してみると、発見しました。



SOUP BEAT株式会社
http://www.soupbeat.com/index.html



どうやら「SOUP BEAT」(スープビート)という会社が母体の様です。

日本全国に「にんにくげんこつラーメン花月」をFC展開するのはラーメン業界大手「GLOBEAT JAPAN」(グロービートジャパン)という会社ですが、きっとたまたま名前が似てしまったんでしょう。

スープビート…。グロービート…。

しかしこのホームページ、どこかで見たことがあるような…。

トップページはFLASHを使って画像が次々に切り替わる仕様。

↓SOUPBEAT公式トップページ
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ちなみに三ツ矢堂製麺の公式トップページはこちら↓

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画面構成から背景カラー、文字フォント、画面上部のタブの位置、内容までそっくりじゃないっすか。。


更によーく見てみると…

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ん・・・?この左下にあるバナーは・・・?

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ド━━━(゚д゚)━━━ン!!!







何とご丁寧に社長ブログのリンクバナー位置まで同じじゃないっすか・・・。










いやー、ホント偶然って怖いですね。










ちなみに最近、東京の国分寺にも系列店の出店を果たしたみたいですが、その屋号は何故かフジヤマ55から



「コクブンジ55」



に変更されています…。



さすがの自分も何か勘繰ってしまいますね。。。



僕の自宅のある吉祥寺から近いし、次の休みの日にでも行ってこようかな。

ちなみにSOUPBEAT社長のブログはこちら↓
http://ameblo.jp/55style/

暇な方は覗いてみてはいかがでしょうか?

ではまた来月。

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麺恋処 一幕(いちまく)@桜上水のつけ麺+ザンギ飯(唐揚げご飯)
切り刃6~8番ぐらいを使ったうどん並に超極太な低加水ボキボキ麺を提供するお店。
スープは何と鮫(さめ)を出汁に使用した塩味。
甲州街道沿いで深夜営業しているのもナイスです。
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by mitsuyado | 2011-07-30 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

先日の「ぷっ」すま放映で地上波TVの影響力を目の当たりにして、ぷるぷるしている中目黒店 青柳@176ポンドです。



突然ですが皆さんはラーメン、食べてますか?



僕はラーメンが好きで、かつ東京で一人暮らし、バイクに乗るのが好きという環境もあって、良く色んなお店にバイクで食べに行くのですが、そのたびに考えさせられる事があります。

「こんなに美味しいのに、このお店は潰れるだろうなぁ…。」

そして実際その予想が現実に変わる店舗を、いくつも見てきました。

結論からいきます。

「ラーメンは、と言うより飲食店は、味だけでは成り立ちません」

寧ろビジネスとして考えるなら、味以外の部分の方が重要である事が大半です。

どんなに美味しくて、どんなにサービスが良くて、どんなに綺麗なお店でも、それはビジネスとは別の話。

立地であったり、プロモーション/マーケティングであったり、テナント代・原価・人件費などの固定費/変動費コントロールであったり。

その全てがバランス良く融合されていなければ、現代のラーメン/飲食戦争は生き残れません。



1 僕の好きなお店の一つは、店主の食材に対するこだわりが非常に強く、本当に美味しいのです。

但しお店は狭く、汚く、店内での会話すら禁止しており、とても女性や子供、家族連れが入れるような店内ではありません。

2 僕の好きなお店の一つは、とてもサービスが良いのです。

但し一人一人のお客様を大切にする余り回転率が異常に悪く、並び始めてから食べるまで2時間以上かかります。

3 僕の好きなお店の一つは、とてもお洒落で清潔な、女性客の多いお店です。

但し内装や外装、立地や価格面の敷居が高く、駅からも離れている為、なかなか訪れる事が出来ません。



…上記3つのお店は、全て潰れてしまいました。



資金力に限界のある個人での独立開業が大半を占めるラーメン業界の、ビジネスとしての難しさはここにあると思います。

何かに偏りすぎていては、一部のコアなフリーク以外からのプロップスは得られません。

しかしビジネスとしてラーメン/飲食を考えた場合、客層の9割以上はそれ以外の一般のお客様です。

味、立地、価格、サービス、雰囲気、経費コントロール。

味だけでも、立地だけでも、サービスだけでも、厳しい外食産業の世界を勝ち残る事はできません。

それでも(ブログ、TWITTERやSNSを含めた)メディアが取り上げるのは、いつの時代も「味」の部分だけ。

料理に全ての情熱を注ぎ込む職人のお店が、それ以外の部分で次々に潰れて行く姿は、ラーメンフリークの一人として悲しい気持ちになります。

しかし現代は、日々進化し続けるネット社会。

そのネット社会が革命児を産み落としました。

その名も…



宅麺.COM!!!

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宅麺.COMとは…

-宅麺とは、お店のラーメンの味をそのままご自宅にお届けする、これまでに無かった全く新しいサービスです。

並んで食べたいけど忙しくてなかなか並べない、食べに行きたいけど遠くて気軽には食べられない。
そんな人達にラーメン屋さんの味を届けたいという思いが宅麺にはこめられています。

ちまたのスーパーで売っている、銘店の看板がついたラーメンを食べても、それがお店の味だと思っている人は少ないでしょう。

工場で製造された濃縮スープの素をお湯で溶かす方法は、即席めんの粉末スープと比べれば美味しいですが、お店の味とは全く違う味です。
宅麺では一切濃縮しない、職人が手間隙かけて作った手作りのスープ (ストレートスープ)をそのままパックにして、冷凍便にてご自宅にお届けします。
ご自宅に届いた具材入のスープを湯煎してドンブリに移し、茹でた麺を入れて食べてみてください。

一度食べて頂ければ、スーパーで売ってる今までの生麺と比べて、どれほどお店の味に近いか、宅麺が何を提供したいか、ご理解頂けると思います。
あっさり・こってり、太麺・細麺、とんこつ・魚介、醤油・塩・味噌、お好きな味のラーメンを是非一度味わってみてください。-


◆利用シーン参考例◆


1【宅飲みの締めに宅麺】
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飲んだ後のラーメン。ついつい行ってしまいますよね。
ラーメン屋さんの味で締めれば宅飲みがもう一盛り上がり!!
調理も簡単です。

2【宅麺で家族団らん】
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小さいお子さんがいると、なかなかラーメンって食べに行け無いですよね。
しかも、宅麺でご紹介するお店は待ち時間の長い行列店ばかり。
宅麺なら、行列に並ぶ事なく、全員一緒の食卓でお店の味が楽しめます。

3【出産育児のお供に宅麺】
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妊娠中や育児中だっておいしいラーメン食べたいですよね。
宅麺なら赤ちゃんがいたって自宅だから大丈夫。
ママ友で集まってワイワイやっても楽しいです!

4【彼女と自宅で宅麺】
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「ちょっとウチで宅麺しない?」
料理が苦手な方でも、宅麺さえあれば、自宅がラーメン屋に!
一気にあの人との距離が縮まるかも!!

5【一人で好きなだけ宅麺】
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女性だと一人で行列に並んだり、ラーメン屋さんに入りづらいことありますよね。
宅麺なら大丈夫。周りを気にせず、好きなだけすすっちゃってください。

6【有名人も好きなだけ宅麺】
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ラーメンは好きだけど、行列に並んでたり、ラーメンを食べてる姿を
見られるのはちょっと困る。
そんな有名人も宅麺で好きなだけラーメンライフを。

7【お世話になったあの人に、宅麺】
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宅麺は全国配送が可能ですので、日本中どこでも配送が可能です。
お世話になった方の出身地のラーメンを送ったり、自分のおすすめラーメンを送ったり、ギフトとして宅麺をぜひご利用くださいませ。
(公式HPより引用)

宅麺.COM
http://www.takumen.com/



…うーん、これは気になりますねー。



実際参加しているラーメン店を覗いてみると

元-HAJIME-
多賀野
風雲児
四代目けいすけ
胡心房
かづ屋
ど・みそ
光麺
八蔵
太陽のトマト麺
庄の
くるり
八雲
地雷源
麺屋宗

びぎ屋
好日
えん寺
すずらん
つじ田
楽々
めん創 桜花
一風堂
ごとう

etc...

といった超有名ラーメン店から実力派個人店、かなりマニアックなお店まで幅広くカバーしています。

弊社代表の中村が愛してやまない「ごとう」や「一風堂」があったり、青柳個人としては行きたくても立地的に遠くてなかなか行けない、神奈川の隠れた超名店「めん創 桜花」がある事に感動しました。

以前から店舗独自のネット通販、楽天などで有名ラーメン店の通信販売は存在していましたが、大きく異なるのは

「通販用に製作した麺や粉末/濃縮スープではなく、あくまでお店で使用している麺とスープを受注生産方式でそのままパッケージング」

している事。

名前につられて買ってはみたけれど、全然お店の味と違う…。

そんなショッキングな出来事を回避する事が出来ます。



そしてこの宅麺サービスで面白いのがもう一つ、オフィスで有名店の味が楽しめるという

『オフィスde宅麺.com』
http://www.atpress.ne.jp/view/16444

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僕も前職カード会社のサラリーマン時代、勤務時間中はオフィスから出れなかったため、食事は殆どコンビニ弁当かコンビニのパン、カップラーメンでした。

その屈折した感情から勤務から解放された後は外食/ラーメン店を食べ歩くようになった気もしますが、やはり食事は出来るだけ美味しいものを、出来るだけ楽しく食べたいものです。

このサービスは企業に無償で「宅麺ストッカー」という冷凍庫と加熱調理用器具、食器を提供し、冷凍したラーメンを宅配するというもの。

このサービスは、多忙な現代のオフィスワーカーにとって

「マンネリ化している社内での食事を、より美味しく、より楽しく」

する、非常に魅力的なサービスだと思います。



従来のラーメン業界における経営/販売の常識概念を揺るがす魅力と可能性を秘めるこのビジネス、一体どんな会社/経営者なのか気になり、少しネットで調べてみました。

グルメイノベーション株式会社
http://www.gourmet-innovation.co.jp/

代表取締役のインタビューを見つけたのでリンクを貼っておきます。

グルメイノベーション株式会社 代表取締役社長
井上 琢磨氏 インタビュー

http://bb-wave.biglobe.ne.jp/business/hit/095/

井上 琢磨氏 FACEBOOK
http://ja-jp.facebook.com/saibaba

井上 琢磨氏 TWITTER

http://twitter.com/#!/kuma19851014

「グルメイノベーション株式会社」としての法人設立は2010年4月16日、代表の井上 琢磨氏は35歳とまだ若い企業ですが、過去にEC(electronic commerce)事業で実力を発揮していた人物のようです。

宅麺を紹介した動画を見つけたのでリンクを貼っておきます。




しかしこのラーメン通販ビジネス、非常に面白いと思います。

買い手側とすれば

「なかなか行く事の出来ない有名ラーメン店の味を、限りなく近い再現度で、自宅やオフィスでいつでも気軽に楽しめる」

というメリットがあり、売り手側とすれば

「商品や味には絶対の自信があるが、経営面(特に立地やプロモーション)に不安がある」

という、両者のニーズに答えています。

また、調理方法が複雑な和食、中華、フレンチなどに比べあくまでラーメンは

「麺、スープ、トッピング」

のみのシンプル構成で、調理方法も基本温めるだけの為、冷凍パッケージングが比較的容易で、限りなく本物に近い味を再現しやすいと言えます。

更に個人的に驚きなのがこの宅麺.COM、何と各店のスープの原材料を全て明記(!)しているのです。

こんな感じ↓
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先程も書きましたが、宅麺は「あくまでお店で使用している麺とスープを受注生産方式でそのままパッケージング」しています。

ラーメン店にとってスープの原材料情報は、その命といっても過言ではありません。

参加している上記各店がこれを承認したと考えると…、ホント驚きです。



以前にも書いたのですが、私はラーメンを含めた飲食産業はあくまでコミュニケーションツールの一つだと考えています。

ただ料理を食べるだけではなく、お店の雰囲気を楽しみ、同席者との会話を楽しみ、お酒や料理を楽しむ。

そして外食産業に関わっているからこそ痛感するのですが、人生において食事を通じた最大のコミュニケーション場所はやはり「家庭の食卓」だと思っています。

その「家庭の食卓」を彩るアイテムの一つとして、「有名店のラーメン」が存在する。

東京のラーメン店の、いち従業員として、自分の作った麺やスープが全国の家庭の食卓で笑顔を生み出す光景を想像すると…、それだけでこの上無い幸せですねー。

PCメーカーのDELLは受注生産BTO方式でシェアを一気に伸ばした事で有名ですが、ラーメン/つけ麺業界も

「この店の麺にこの店のスープ、トッピングはこのお店のチャーシューとメンマ、味玉はこのお店にしよう」

といった

「ラーメン受注生産BTO方式」

の時代が訪れるかもしれません。

このラーメンデリバリービジネス、しばらく目が離せませんねー。



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肉汁やZERO@石神井公園の肉汁+茹で野菜+ネギ豚ご飯。
個人的に最近ハマっているうどん×つけ麺用濃厚スープのコラボ。
「麺屋とらのこ」出身の店主が提案する新業態。
いやー、やられました。。
http://toranoko.qee.jp/nikujiruya0/

…ってことでうどん文化にインスパイアされて勝手に作ってみました。
うどん×三ツ矢堂製麺コラボ。
「ぷっ」すまで尾木ママも絶賛していたスープを使った、その名も

「四川坦々うどん」

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うーむ、「何か」が足りない。。
その「何か」を探し当てるまで、しばらく青柳の「うどん中毒」は続きそうです。
あー、うどん食い倒れに行きたいっす。

ではまた来月。
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by mitsuyado | 2011-06-30 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

今回の震災後飲食業界、特に居酒屋産業は大きなダメージを受けていて、大手チェーン居酒屋も軒並み20%近い売り上げダウン、個人飲食店や食中毒問題があった焼肉業界に関しては30%~50%近い壊滅的な打撃で、現在多くの飲食店が閉店を余儀なくされています。

その中にあって、震災以前よりも売上を伸ばしているという驚異的な居酒屋業態があります。

それはズバリ…

「ネオ横町ビジネス」!!!

ネオ横町とは…

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昭和を彷彿とさせる「居酒屋横町」の街並みを現代風に再現した集合施設。
複数の居酒屋が一つのテナントをシェア営業しているのが特徴。
有名な所では

渋谷肉横町
http://www.shibuyayokocho.com/

恵比寿横町
http://www.ebisu-yokocho.com/

新橋ワールドミートセンター
http://www.shimbashi-worldmeatcenter.com/

有楽町産直飲食街
http://www.sanchoku-inshokugai.com/yurakucho/index.html

品川魚貝センター(ぐるなび)
http://r.gnavi.co.jp/a687106/

ハマ横町
http://hama-yokochou.com/

など。



この「ネオ横町」ビジネス、業績アップの要因の一つが

「震災で街や日本が暗く落ち込みがちな状況の中にあって、活気ある空間で様々なお店の食べ物をセレクトしながら、見知らぬ人ともワイワイ呑んで楽しめる」

事にあるそうです。うーむ。

客層はサラリーマンはもちろんの事、清潔な店内には普段大衆居酒屋にはあまり縁の無い若い女性客も多く、ますます活気づいているこの「ネオ横町」業態。

その「ネオ横町ビジネス」シーン最前線にいると言っても過言ではない最重要人物がこの方。

浜倉好宣社長!!!

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プロフィール

株式会社 浜倉的商店製作所 代表取締役

浜倉好宣(はまくらよしのり)

昭和42年横須賀生まれ、京都育ち。
京都にて飲食店舗業態開発で業態変更店舗を多数経験。
コンセプトメーカー、プロデューサーを経て、大阪でFCチェーンSVから新規事業部を発足後、(株)ちゃんとに入社。
企業成長期のマネージメント経験を積む。
その後、あくなき飲食店追求を 志し、東京にて(株)フードスコープ入社。
2004年9月、同社取締役事業開発、事業本部長を経て、飲食業界環境創造を目的に、 (株)浜倉的商店製作所設立。
飲食企業各社への成長と思想に沿った業界パートナー企業のマッチングコーディネートを各社で進行中。
川上から川下への一環環境創造を目的とし、業態開発、トータルプロデュース、複合環境施設のトータルプロデュースと、施設企画運営管理を一貫して行う(株)浜倉総研設立、経営。
サポート顧問としても数社を受け持つ。

浜倉的商店製作所 公式HP
http://www.hamakura-style.com/

浜倉 好宣のイケてる毎日(公式ブログ)

http://gourmetcaree-tokyo.weblogs.jp/



…この浜倉社長、2009年には中華業態の風雲児「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの大東隆行社長や、現在破竹の勢いで店舗展開を進める280円居酒屋「鳥貴族」を展開する大倉忠司社長などと並び「外食アワード2009」を受賞しています。

外食アワード

http://www.g-kishakai.net/release07.html



…いやー、経歴も動向も非常に興味深い人物ですねー。

そういえば僕の住んでいる吉祥寺にも「トロ函」という魚河岸系居酒屋が出来て賑わっているし、三ツ矢堂製麺の本店がある中目黒でも、ひときわ目立つ外観の「鰓呼吸(えらこきゅう)」という居酒屋があるのですが、このお店のプロデュースを手掛けているのもこの社長。

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トロ函 吉祥寺店(ぐるなび)
http://r.gnavi.co.jp/p982803/

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鰓呼吸(えらこきゅう) 中目黒店
http://www.eraera.jp/



どんな人物なのか気になりネットでいろいろ調べていたら、飲食業界のビジネスニュースサイト「フードスタジアム」で浜倉好宣氏のインタビュー記事がありました。

面白いなーと感じた部分を一部抜粋します。



――改めてうかがいますが、なぜ今、"横丁"なのでしょう?

現代は食生活が豊富な時代です。さらに核家族化しながら個人のプライバシーが保たれている時代。
だからこそ逆に、長屋生活や、実家のような大家族といったふれあいの環境が注目されてきており、気軽に仲間や他人と楽しめて、人情感や日常感のある環境(私はそれを「普段性のある環境」と表現しています)が求められているのです。

――「普段性のある環境」ですか。

私が大切にしているのは、日本人ならではの居心地良い「"普段性"を元気にする環境創造」。
そして、同じベクトルを向いた他人同士が集まる"人間キャスティング"といった手法でできあがったのが、横丁スタイルや素材センターといったシリーズというわけです。
例えば、横丁にはぞれぞれのお店にいろんなスタッフのキャラクター(人情)が存在し、さらにコンセプトが明確な商品(個性)が集まっています。
横丁という空間だからこそ、お客様もスタッフも一緒になって、人と人とが触れ合える"コミュニティ環境"が生まれてくるのです。
活気と空気感が自然とにじみ出て、にぎわうのです。

――飲食店にとっては、1軒だけより複合店の方がメリットも大きい?

現代は1軒の飲食店をただ創るだけでは厳しい時代。
おいしいだけでも、サービスが良いだけでも、お店がきれいだからという理由だけでも、繁盛する保証はありません。
そんな中、みんなで協力し合ってひとつの街の雰囲気を作りあげていく方が、ビジネスとしても効率的で、リスクも少ないと思います。
店側が動いていかないと街も変わらないし、画一的で無味乾燥な街がたくさんできてしまうだけ。
ちなみに「神田ミートセンター」では、みんなで施設やトイレを掃除し合ったりして結束を固めていますよ。

――でも最初のうちは、他店を巻き込んでのことなので、横丁プロジェクトは容易ではないでしょうね。

もちろん、簡単なことではありません。まずオーナー同士が想いや熱意を共有しなくてはなりませんからね。
例えば「恵比寿横丁」は13店舗からなりますが、それをひとつにまとめるためには、13の業態分の手間がかかると言っても過言ではないでしょう。
でも個人的には、難しいからこそ挑戦したくなる。反骨心に火がつくというか...。

――"街の再生"という側面から見ると、社会的な意義もありますね。

ええ、「品川魚貝センター」のように素材を一括して仕入れることは、魚屋の"再生"にもつながります。
物販店と飲食店のバランス良い"融合"や、昔ながらのいわゆるチンドン屋の人情的広告の"継承"など、歴史文化的にも社会的にも、意義は大きいと言えるでしょう。
先ほども言いましたが、お客様はもちろん、店のオーナーも、街も、その店で働いているスタッフも、関係しているみんなにメリットをもたらす"WIN-WIN"の関係を構築していくのが私の目指すところです。

インタビュー全文
http://food-stadium.com/interview/000561.html



…うーん、なかなか興味深いインタビューです。

「やりたいお店、儲かるお店、面白いお店」をただ作るのではなく、「店から街を作り動かしていく」というその発想が素晴らしいですね。

この集合居酒屋ビジネス、近年景気悪化により増加している「街のシャッター商店街」を再生させ、腕やアイデアはあっても資本金の少ない、若年層の独立開業予備軍に希望を与えていると思います。

50坪の敷地に10もの業態が集まり、互いに刺激し合って活気づく仕事環境。

地域興しと業者支援、個人独立開業への夢をサポートする、日本を活性化させる業態である思います。

もちろん5坪で表現可能な業態は限られており、ラーメンダイニングのような業態は難しそうですが、時代のニーズは追い風となって更なる盛り上がりを見せるのではないでしょうか。

ビジネスが成立するとなれば類似業態が市場に出回り、現在魚河岸系居酒屋(○○水産)、ネオ横町(○○横町)共に模倣業態が増えていますが、これからが浜倉社長の腕の見せ所でしょう。

「ネオ横町ビジネス」シーンからはますます目が離せませんねー。



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つるとんたん@六本木
http://www.tsurutontan.co.jp/

個人的に最近はまっている「うどん」。
大衆文化である「うどん」をダイニング業態に昇華させ、急速展開を見せる話題の「つるとんたん」に行ってきました。
いやー、やられました。。
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by mitsuyado | 2011-05-30 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)