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狛江店 青柳です。

狛江に異動して一ヶ月ですが、狛江は非常に面白い街です。

三ツ矢堂製麺 狛江店を、今後とも宜しくお願い致します。

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本題。

僕がラーメンを食べ歩く様になって10年ぐらい経ちますが、
今年はその中で、最も他店を食べ歩かなかった一年な気がします。

バイクが修理中という物理的な問題もありますが、
遠出してでも食べたいという魅力的なラーメンが、
今年は少なかった様な印象はあります。

その中で、最近ブログでラーメンネタが少なかったので、
まとめ的な意味合いで、僕が好きな東京のラーメンを、
ジャンル別にでも書いてみようかと思います。

それでは、どーぞ。








【醤油ラーメン】

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喜楽@渋谷 もやしワンタン麺

老舗の王道東京醤油ラーメン。
渋谷の街をプラプラしていると、たまに無性に食べたくなります。



【塩ラーメン】

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美学屋@東陽町 塩ラーメン

個人的に塩ラーメンはあまり食べないんですが、
その中でも美味しいなーと思ったらお店。
化学調味料不使用ですが、奥深いスープの味わいにこだわりを感じます。



【味噌ラーメン】 

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すみれ@新横浜ラーメン博物館 味噌ラーメン

札幌味噌ラーメンの一大ムーブメントを巻き起こした『すみれ』が、何とラーメン博物館に帰還!
久しぶりに食べましたが、ラードに覆われた熱々のスープと縮れ麺の最強コンビネーションは健在でした。



【豚骨ラーメン】 

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田中商店@六町 ラーメン

元々豚骨ラーメンが苦手だった自分が、初めて「これはうまい!」と思わされた豚骨の名店。
深夜営業を行っていて駐車場併設、隣にファミレスがあるので、
バイクで深夜にぷらっと行きたくなります。



【つけ麺(あっさり)】 

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九厘@お台場ダイバーシティ 野菜つけ麺

つけ麺業界の覇者、『六厘舎』が展開する別ブランド。
お台場のフードコート出店に合わせてなのか、
スープ濃度は一気に下げてあっさりと仕上げ、
大崎時代の六厘舎とは全く別物。
(別ブランドなので当たり前ですが)
価格も通常のつけ麺は650円とリーズナブルで、
トッピングの野菜を全面的に押し出すなど、
店主の三田遼生氏が敬愛する、東池袋大勝軒に近い印象を受けました。
子供やシニア世代にも幅広くアピールするあたり、
王者は地域別マーケティングをうまく使い分けているなーと感じました。



【つけ麺(こってり)】 

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和利道@池尻大橋 辛つけ麺(辛味別皿)

つけめんTETSU出身、今や本家越えを果たしたと評判の名店。
焼き石や魚介スープに浸かった熱盛りなど、TETSUのDNAを受け継ぎながら、
徹底してガラ炊きにこだわった濃厚なスープと、
細部まで見逃さないきめ細やかな接客で、フリークを虜にしています。
決して良いとは言えない立地ながら、開店から閉店まで行列が絶えないのも納得です。



【ワンタンメン】 

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八雲@池尻大橋 白だしワンタンめん

上記の和利道のすぐ向かいにある、ワンタンの名店。
透き通ったスープに、直巻きワンタン相性抜群の絶品。
中目黒店勤務の時に、ワンタンが無性に食べたくなった時は、よくココに行ってました。



【横浜家系(豚骨醤油)】 

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武蔵家@吉祥寺 ミニラーメン、ライス(食べ放題)、生卵

吉祥寺に住んでいる事もありますが、恐らく今年一番通ったラーメン店。
家系の王道である豚骨醤油ラーメンを、リーズナブルなプライスで食べさせてくれます。
ラーメンもそうですが、卓上のニンニクを投入したスープにご飯と生卵を入れて食べる、
『卵かけニンニクラーメンライス』が、漢の裏の最強メニューです。



【ラーメン二郎】 

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ラーメン二郎@小金井街道店 小ラーメン(野菜ニンニクカラメ)

数多くの二郎中毒患者(ジロリアン)を輩出し続けるラーメン業界の異端児、ラーメン二郎。
店舗によってその味も量もサービスも大きく異なりますが、
その中でもジロリアンからナンバーワンの呼び声高い小金井街道店。
よっぽどの好きモノでなければ、オススメ出来ません(強烈すぎて)。



【二郎インスパイア】 
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千里眼@駒場 大豚ダブル(全増し)+辛揚げ

ふえるワカメの如く乱立が続く二郎インスパイアラーメン。
その多くがフェイクテイスト溢れるお店である事が殆どですが、
このお店は本家ラーメン二郎を越えているのではないかと思います。
唐揚げをもじった辛揚げ(天かすにスパイス粉をまぶしたトッピング)がナイス。



【激辛ラーメン】 

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蒼龍唐玉堂 無頼漢坦々麺

際コーポレーションが展開する担々麺を押し出したブランド、蒼龍唐玉堂。
僕は辛いもの好きで蒙古タンメン中本の冷やし味噌もわりと余裕ですが、
これはさすがに完食出来ませんでした。。



【殿堂入り】 

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べんてん@高田馬場 辛つけ麺(辛味別皿)

個人的な思い入れの強いお店ですが、
濃厚豚骨魚介つけ麺ブームが過ぎ去った今、
求められているのはこういった優しい味のつけ麺だと思います。
ありそうで無い、唯一無二のつけ麺を食べさせてくれる名店。





・・・僕が今年食べて感じたジャンル別のお店は、以上です。

ラーメン業界全体の特徴としては、
味噌ラーメン、塩ラーメン、背脂チャッチャ系のような、
豚骨ラーメンが伸び悩んでいる事。
また、つけ麺と二郎インスパイアの飽和状態が続いています。

その中で盛り上がりを見せた、
地方ラーメン店の大つけ麺博や東京ラーメンショーでのブース、
そして東京の有名ラーメン店のアジア進出が、
(山頭火、凪、けいすけ、せたが屋、一風堂など)
今年の大きな動きだったと思います。

今後は幅広い世代にアピールできる、
あっさりとしたつけ麺需要の拡大、
地方独自のラーメン店の東京出店、
そして東京の有名店の海外進出と成功が、
ラーメン業界の大きな話題になるのではと推測します。

実際、少子化が進む日本国内でのラーメン需要は限界があり、
現状は国内のラーメンはセルアウトしている印象を受けます。

今後は日本のラーメン店の海外での需要、
またそれに付随したジャパニーズ飲食ムーブメントが、
ますます面白そうですねー。

特にラーメンダイニングやつけ麺に関しては、
海外ではこれといった決定打が無い状態なので、
三ツ矢堂製麺の可能性を感じます。

今年は三ツ矢堂製麺フィリピン店もオープンしたので、
僕も機会があればフィリピンへ行ってみたいなーと思います。

来年は会社にとっても、個人にとっても、攻勢をかけていく重大な年になると感じます。



人間何をするにも体が資本なので、
皆さんも体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。

特にお酒の飲み過ぎには・・・(僕だけか)。



それではまた来月。

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by mitsuyado | 2012-12-27 20:54 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

弟子をとった覚えすら無いのに、いつの間にか孫弟子まで出来ていた、中目黒店 青柳です。

素直に嬉しいんですが、顔も知らない孫がいるかと思うと、何だかモゾモゾします。

大勝軒の山岸一雄さんやラーメン二郎の山田拓美総帥は、僕の1000倍ぐらいのモゾモゾ感を味わっているんでしょう。

いやー、偉大だ。



・・・そんなつまらない話はさておき、最近ハマっている動画があります。

それは・・・

「吉田類の酒場放浪記」!!!

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吉田類の酒場放浪記 吉祥寺 「いせや総本店」

BS-TBS 吉田類の酒場放浪記 公式
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/



この番組、その道のフリークからは『酒場の神』と崇拝される、
“酒場ライター”(こんな職業がある事が素晴らしいですね)吉田類氏が、
東京近郊の個人経営、昔ながらの昭和な居酒屋を訪れ、呑みながらレポートするという内容。
BSのローカル番組でありながら、インターネットで話題となり、
番組の放映直後は、紹介店舗に酒場中毒患者(通称ドランク・ジャンキーズ)の行列が出来るそうです。



いやー、いいじゃないですか、この番組。



昭和の古き良き文化、人情味とノスタルジックを継承する居酒屋で、
昼から旨い酒と肴をつまみながら人生を語る人々。
オートメーションとシステマティックに支配された効率化重視の現代社会にあって、
ヒューマニズムとハンドメイドの重要性に、改めて気付かされます。

また、現在飲食店で勤務する自分としては、
昼から営業する居酒屋に、これだけの消費者ニーズがあることに、驚かされました。
確かに、昼からチョイ呑みできるお店って、少ないですよねー。
選択肢が少ない分、競合店は少なく、ターゲティング層は明確化されており、
ニーズやウォンツは存在するので、ビジネスチャンスを感じます。

実はこの吉田類氏以外に、番外編として女性がリポートする



『おんな酒場放浪記』



という番組もあるんですが、それも面白いんです。

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BS-TBS おんな酒場放浪記 公式
http://w3.bs-tbs.co.jp/onnasakaba/

特にインテリアモデルの倉本康子さんという方のレポは、そのルックスやスタイル、メイクやファッションと、
昔ながらの昭和的居酒屋で、真っ昼間から酒を呑み明かす中年常連客との会話が非常にスリリング



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倉本康子さん
(これで38歳、若いですねー)



中には酒場に生きる漢のマナーとして、チューハイを奢り彼女をナンパ新規客と会話のきっかけを作る、
通称酩酊紳士(ドランク・ジェントルマン)まで現れる始末。

























ニャー彡(=゚ω゚)彡ーーオ。

























ちなみに弊社にも、酒を語らせれば2時間はくだらない、
“生粋の酒場フリーク” I上さんという女性社員がいるので、
是非この番組を見て、出来れば出演して欲しいですね。

そういえば、僕が以前に訪れた事のあるこんなお店も、紹介されていました。


おんな酒場放浪記 狛江 「ミートステーション」



そう、三ツ矢堂製麺も出店する狛江にある『ミートステーション』という居酒屋です。

あのお店の店員さんの接客、ホント素晴らしいです。

また機会があれば、是非行ってみたいですねー。



ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-11-29 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店、青柳です。

最近、ファッション業界で面白いなーと感じるコラボレーションが二つ、ありました。

一つは、今や世界的なファストファッションを代表するまでに成長したユニクロと、
90年代の裏原宿から派生して、盛衰するジャパニーズモードシーンの中で、
孤軍奮闘を続けるアンダーカバーのコラボ。

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ユニクロアンダーカバー 公式
http://www.undercover.uniqlo.com/jp/

UNIQLO U Style Party




もう一つは、こちらも世界的なファストファッションブランドH&Mと、
グラフィティTシャツが一世を風靡したベルギーのアヴァンギャルドスタイルモードブランド、
マルタンマルジェラのコラボです。

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H&M maisonmartinmargiela 公式
http://www.hm.com/jp/maisonmartinmargielainfo

Maison Martin Margiela with H&M - New York Event




どちらも、ファストファッションブランドと高級モードブランドのコラボレーションですが、
このコラボレーションに潜むニーズや双方の狙い、メリットやデメリットとは、どんなものなのでしょうか?



僕が思うに、両者ともそれぞれの本来のブランドのターゲティング層とは異なる消費者ニーズを、
獲得したい狙いがあると思います。
クリエーショナルなモードブランドからすれば、市場規模の大きなファストファッション企業の流通に載せる事により、
本来の自社ブランドでは実現不可能な価格を提示することができます。
また、今まで自社ブランドを知らない層、知っていながら手を出せなかった消費者層へ、
大きくアピールする事もできます。
(もちろん、安売りによる大衆化というブランドイメージ降下、リスクの高いデメリットも抱える事になりますが)

ファストファッションサイドからすれば、
本来の自社デザインでは挑戦しにくい、
または表現出来ない創造的なデザインの服やパターンを、
コラボレーションという名を借りて実現する事が出来るわけです。

実際、高級ブランドのデザインを10分の1の値段で売り出すインパクトや、
それによるブランドイメージ向上など、
メリットはこちら側の方が遥かに大きいと思います。
それに対しての報酬も、もちろん想像に容易くないものであることは、すぐに分かりますが。

しかし、このトップモード×ファストファッションのコラボレーションを経て、
僕が感じた結論は以下です。



「最終的に、ビジネスは利益(率)である」



・・・ファッション業界を夢見る若者にとっては何ともつまらない結論ですが、
ファッションに限らず、ビジネスとはつまり、そういうものだと思います。

今回ユニクロとコラボしたアンダーカバーの高橋盾というデザイナーは、
その昔裏原宿で(こちらもいまや世界的ブランドになった)ベイシングエイプのNIGOというデザイナーと一緒に、
NOWHEREというお店を展開していました。

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十坪程度の狭いお店で一日の売上100万越えは当たり前、
全盛期には月間一億以上売っていたと言われています。
単純に5万円のスタジャンを30着限定で売っただけで150万なので(それも当時は即完売)、
あながち嘘では無いなと思います。

裏原宿のあの決して良いとは言えない立地なので、家賃は高くて50万〜100万として、
アパレルブランドなので基本的にランニングコストはテナント代と販売スタッフの人件費、光熱費のみ、
原価は洋服の生地や縫製工場での費用ということになりますが、
それも恐ろしく高い生地などを使っていたわけではないので、
(寧ろ当時はただの白地の他社製Tシャツにブランドロゴをプリントしただけのものが5800円でバンバン売れていた)
月間売上5000万としても、その利益率は一体何パーセントでしょうか?
推測ですが、恐らく90パーセントを超えていたと思います。
今考えると、とんでもない数字です。
(飲食業では、100%有り得ない数字ですが)

もちろん、当時は裏原宿ファッション全盛期で、
現在のようにスマホやインターネット自体が普及していなかったので、
情報自体や流通ルートが限られており、
東京でしか買えないというプレミア感、
それが全国の裏原宿フリークの購買欲を掻き立て、
完全にバブル状態であった事は確かです。

それが次第に全国にアンテナショップか出来、
nowhereも青山の超一等地に移転しました。

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その後ブランド規模が大きくなるにつれ、
熱狂的なフリークはどんどん少なくなり、
代わりに一般層がその服を着るようになってきた事が、
僕にとっては印象的でした。

その後ベイシングエイプは独自のストリートカジュアル路線、
アンダーカバーはクリエーショナルモード路線に枝分かれし、
現在に至っています。

少し話が逸れましたが、つまり何が言いたいのかと言うと、



1 月間売上400万で100店舗、
利益率10パーセントの企業
(月間売上高4億、純利益4000万)




2 月間売上5000万で1店舗、
利益率90パーセントの企業
(月間売上高5000万、純利益4500万)




どちらが優れ、どちらが劣り、どちらがビジネスとして魅力的でしょうか?

極端な例を出しましたが、つまり店舗数やその規模は、
ビジネスの上でそれ程重要では無いと思います。
(対外的な商談や銀行融資の交渉時等を除く)

その価値を上げる事こそが、重要なのです。



僕はアンダーカバー高橋盾も、マルタンマルジェラもデザイナーとして尊敬しているし、
ユニクロもH&Mの洋服も持っています。
ファーストリテイングの柳井正社長も、経営者として尊敬しています。



この4つのブランドの中で、最も販売価格が低いブランドは、ユニクロです。

この4つのブランドの中で、最も収入が高い人物は、ユニクロの柳井正社長でしょう。




つまり、ジャンルそれぞれにニーズがあり、ビジネスの上で無用な格付けは必要無いと言う事です。
それによって劣等感を抱く必要など全く無く、自分の仕事を誇れる人間こそが最後に勝ち残れるのです。

ラーメン業界で分かりやすく例えれば、
日高屋や幸楽園、餃子の王将といったフランチャイズチェーンにもニーズがあり、
ラーメン二郎やがんこ一条流系、べんてんといった個性的な個人独立開業系のお店にも、
そこにしか無い魅力と、ニーズがあるということです。
(一番の違いは、飲食業ではアパレルほどの差別化プライスは消費者に全く受け入れられないという事でしょうか)

客単価1000円で一日600人、60万を売り上げるラーメン店も、
客単価30000円で一日20人限定、60万を売り上げる高級フレンチレストランも、
同じ固定費率、変動費率という条件の元であれば、
ビジネスという数字上の物差しの上では全く変わらないということを、
今回のトップモード×ファストファッションのコラボレーションで再認識する事が出来た気がします。

私の好きな経営コンサル会社の代表が良く言っています。



「価格は絶対に下げるな。価値を上げろ。」



と。

その通りだと思います。

その意味では、今回H&Mやユニクロは、大成功したと言えるでしょう。

アンダーカバーやマルタンマルジェラは、ここからが勝負だと思います。



最近は公私共に様々な事がありすぎて、
自分が保つべきヴィジョンや将来について考える事が多かったのですが、
このコラボレーションと、そこにおける潜在的な要素を考察する事により、
失いかけていたモチベーションを取り戻す事が出来ました。

そして単純に感じた事は、
やっぱりアパレルって面白い世界だなー、と。
30歳を越えて、またグイグイとアパレル業界の魅力と可能性を感じます。



・・・というわけで、今から駒沢公園でズルズルとラーメンでも啜る事に致します。

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東京ラーメンショー2012
豚の骨×無鉄砲 コラボラーメン


東京ラーメンショー 公式
http://www.ramenshow.com/

今回のラーメンショー2012は、一杯につき40円が、
東日本大震災の復興支援に募金されるそうです。

素晴らしいですね。

うーむ、しかし器と空間って大事だ。



おしまい。
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by mitsuyado | 2012-11-02 20:13 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

最近、これにハマってます。

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そう、なめこ。

・・・では無く、アサヒの黒ビール「スーパードライ ドライブラック」!

アサヒ スーパードライ ドライブラック 公式HP
http://www.asahibeer.co.jp/dryblack/

ほどよい苦みと、キレのある旨味に、僕のハートは完全ノックアウトです。

最近は家でも、外でも、一杯目は黒ビールを飲む事が多いんですが、

黒ビールを扱うスーパーやコンビニ、そして飲食店、ホント増えましたねー。

ちょっと調べてみたら、今年は黒ビールブームだそうです。





黒ビールブーム到来、市場規模は6~7倍

国内ビール各社が販売する缶入りの黒ビールが売れている。
家飲みの増加で缶ビールに多様性を求める傾向が高まっているうえ、
すっきりとした味わいの新商品が需要を喚起している。
今年の国内黒ビール市場は前年比6~7倍にも拡大すると見込まれている。

ブームの最大の立役者は、アサヒビールが国内トップブランドビール、
「アサヒスーパードライ」初の派生商品として4月に発売した黒ビール、
「アサヒスーパードライ ドライブラック」。
キレのあるすっきりとした味わいが当たり、
「20~30代男性を中心に新規顧客も開拓できた」(アサヒ)という。
年間販売目標を当初の200万ケース(1ケースは大瓶20本)から、
6月に300万ケースに上方修正した。

サッポロビールも3月に発売した第3の『黒』ビール
「麦とホップ〈黒〉」の年内販売目標を、
発売時の150万ケースから4月に2倍の300万ケースに上方修正。
キリンビールも「キリン一番搾り スタウト」の1~6月の販売数量が前年同期比約4割増と好調だ。

アサヒによると、昨年の国内黒ビール市場は約100万ケースだったが、
今年は600万~700万に拡大する可能性があるという。

2012.7.16(産経新聞デジタル)




黒ビールブーム、キテますねー。

ほどよい苦みで、うっかりグビグビいきすぎちゃう心配も、

もしかしたら無いかもしれません(個人的テーマですみません)。

そしてたらふく呑んだら向かう先はココ。



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吉祥寺武蔵家@吉祥寺

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A看板

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ライスおかわり自由

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半ラーメン、ライス、生卵

吉祥寺武蔵家 公式HP
http://www.6348-musashiya.com/

吉祥寺武蔵家 facebook
http://www.facebook.com/ktj6348

吉祥寺武蔵家 食べログ
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005872/


呑んだ後の家系豚骨醤油ラーメン、最高ですね。

吉祥寺武蔵家は50円でライスが食べ放題で、

生卵50円を付けるとオリジナルTKG(たまごかけご飯)が完成。

「たまごかけご飯専用醤油」があって、これが美味しいんです。

他にもこんな食べ方が。

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(武蔵家公式HPより引用)

ラーメン630円、ミニラーメン530円と良心的な価格で、

家系名物「キャベチャー」100円、缶ビール300円、つい頼んでしまいます。
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ビール、ラーメン、ライス・・・。



炭水化物三大勢力、デブの王道まっしぐら。



・・・このお店は面白いマーケティングを行っていて、

FACEBOOKの店舗ページ内の記事にイイネ!をして、

その画面を注文時に見せると、

本来はメニューに無い限定トッピング(現在は鶏チャーシュー3枚)が、

何と無料サービスになります(太っ腹!)。

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ラーメン 海苔増し facebook特典 鶏チャーシュー

限定のプレミアム感とお得感が同時に味わえて、

僕はまんまとハマってヘビーローテーションしています。

うーむ、ナイス。

また、吉祥寺の人気ラーメン店「音麺酒家 楽々」とコラボレーションした商品も。

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吉祥寺武蔵家×吉祥寺楽々コラボ 2148-niboshiya-(2012年12月。1日20食限定)

話題性にも事欠きませんねー。

そんなこんなの繰り返しで、体重も比例して増加していますが、

食欲の秋の所為と言う事にしておきます。



おしまい。

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by mitsuyado | 2012-10-06 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

セメント樽の中の手紙

中目黒店 青柳です。

初秋の訪れを感じる久方ぶりの休日に、東陽町なる街で、免許証を再発行して参りました。

涼しげな気候の中、自動二輪車へ跨り、遠方へ小旅行へ出掛けたくなりました。

帰り道にぶらりと神保町へ立ち寄り、胸躍る作品を購入致しました。

プロレタリア文学の鬼才、葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」であります。

数年前、インターネットを媒介して拝見した事のある作品でしたが、

やはり一冊の本として手に入れると、その重みに刺戟を受配されるのであります。

そこにはこう記されておりました。



 (作品中より抜粋)
 ---彼が拾った小箱の中からは、ボロに包んだ紙切れが出た。それにはこう書いてあった。

 「私はNセメント会社の、セメント袋を縫う女工です。私の恋人は破砕器(クラッシャー)へ石を入れることを仕事にしていました。
 そして十月の七日の朝、大きな石を入れる時に、その石と一緒に、クラッシャーの中へ嵌(はま)りました。
 仲間の人たちは、助け出そうとしましたけれど、水の中へ溺れるように、石の下へ私の恋人は沈んで行きました。
 そして、石と恋人の体とは砕け合って、赤い細い石になって、ベルトの上へ落ちました。ベルトは粉砕筒へ入って行きました。
 そこで鋼鉄の弾丸と一緒になって、細かく細く、はげしい音に呪いの声を叫びながら、砕かれました。
 そうして焼かれて、立派にセメントとなりました。

(中略)

 あなたは労働者ですか、あなたが労働者だったら、私を可哀相だと思って、お返事下さい。
 此樽の中のセメントは何に使われましたでしょうか、私はそれが知りとう御座います。

(中略)

あなたが、もし労働者だったら、私にお返事下さいね。
その代り、私の恋人の着ていた仕事着の裂(きれ)を、あなたに上げます。
この手紙を包んであるのがそうなのですよ。
この裂には石の粉と、あの人の汗とが浸み込んでいるのですよ。
あの人が、この裂の仕事着で、どんなに固く私を抱いて呉れたことでしょう。

あなたも御用心なさいませ。さようなら。」

 松戸与三は、湧きかえるような、子供たちの騒ぎを身の廻りに覚えた。
 彼は手紙の終りにある住所と名前を見ながら、茶碗に注いであった酒をぐっと一息に呻(あお)った。

「へべれけに酔っ払いてえなあ。そうして何もかも打(ぶ)ち壊して見てえなあ」

と怒鳴った。

「へべれけになって暴れられて堪るもんですか、子供たちをどうします」

 細君(松戸与三の妻)がそう云った。
 彼は、細君の大きな腹の中に、七人目の子供を見た。---
(大正十五年一月)



全文を読みたい方はこちら↓
http://www.aozora.gr.jp/cards/000031/files/228_21664.html



大正の労働者階級の絶望と、そこに現れる生命の誕生と言う希望を対比描写した、葉山嘉樹の名作。

暗調な展開の中に垣間見える、男と女、仕事と酒、金や性といった単純な欲に溺れる社会構図が、

大正15年から86年経った平成の今現在も、さして変わらぬものであることに、

私は何か複雑化した現代に、咀嚼しきれぬ想いを抱いたのであります。



-ふぅ、苦しい。



そしてやはり小説は素晴らしいと、再確認する事が出来た次第であります。

大正時代に記した原稿用紙10枚が、86年後の一人の怠惰な人間に、

感動と奮起、大きな行動力を与える事ができるのですから。



-あー、苦しい。



そんな事を、考えておりました。



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咀嚼しきれぬ二郎を啜りながら。



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神保町の夕暮れ。
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by mitsuyado | 2012-09-09 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

厳しい残暑が続きますねー。

こう暑いと、ついビールが進んでしまい、ほとほと困っています。

最近厚揚げを、わさび醤油で頂くのにハマっています。

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これを目を閉じて食べると、かんぱちのお刺身の味がします。
(酔っぱらっている時限定)



実は最近、衝撃を受けたラーメン業態があります。

先日たまたま出かけた東京郊外ロードサイドのラーメン店なのですが、

そこが凄かったんです。

そのラーメン店とは・・・










「東京亭(とんきんてい)」!!!

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公式HP
http://www.nankintei.com/

このお店、昭和56年に1号店を開店してから西東京を中心に店舗展開を進め、

現在「南京亭(なんきんてい)」というブランドを主力に10店舗を展開する企業のようです。



僕が訪れたのはあきる野店で、確か平日の20時ぐらいだったのですが、

驚く事に60席以上ある店内は満席で、且つ行列が14名でした(!)。

客層はファミリーと男性が中心で、年齢層は40代~の方が多い印象を受けました。

このお店、メニュー数がとにかく豊富で(多すぎて選択に迷いましたが)、

ラーメンというより中華業態に近いのですが、

多店舗展開していながらセントラルキッチンを持たず、

餃子まで全て店舗手仕込みで作っているそうです。
(食べた感じ、スープは恐らく店舗炊きではなさそうですが…)

もう一つ驚いたのが、そのスタッフ数の多さ。

僕が訪れた時は何とキッチン7名(!)、ホール3名の10名体制でした。

僕はカウンターに座りキッチンを見ていたのですが(職業病)、

中華鍋から炎が噴き出し、餃子焼き器からお湯が溢れ、職人さん達が怒号を飛ばす戦場でした・・・。

それが効率的か非効率かという所は別として、見ている側としては単純にそのビジュアルが食欲をそそり、面白いなーと感じました。

僕が頼んだのはミニラーメンとミニチャーハンセット680円+ジャンボ餃子200円(2個入り)。

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何というか、想像通りの味でした。

このお店は24時間営業しているそうなので、

あのピークの感じが毎日続いているのであれば、

恐らく月間800万~、下手すれば1000万以上売り上げているのではないかと思いました。



本題。



何故僕がこのお店に衝撃を受けたのかと言うと、

以前から感じていた事が、目の前に現実として現れた事に対してです。

僕はラーメンを食べ歩くのが好きで、関東のラーメン店はわりと知っているほうだと思っていたのですが、

雑誌に取り上げられる事も無く、名前も知らないお店が、こんなに繁盛している事に驚きを覚えました。

実は地方には、こういった格安中華ラーメン業態の繁盛店が、多数存在します。

有名どころだと、来来亭、くるまやラーメン、ハチバンラーメンあたりでしょうか。

来来亭
http://www.rairaitei.co.jp/

くるまやラーメン
http://www.kurumayaramen.co.jp/

八番ラーメン
http://www.hachiban.co.jp/

また、再建をかけて奮闘する株式会社ホッコク、「どさん子ラーメン」はその代表格と言えるかもしれません。

株式会社ホッコク
http://www.hokkoku.net/



…前置きが長くなりましたが、結局何が言いたいのかと言うと、



ラーメンビジネスは二極化している



という事です。



…僕が思うに、上記のラーメン業態は、東京23区内の激戦区では、ビジネスとして成り立たないでしょう。

なぜならば、東京のラーメンは味のレベルが非常に高く、居心地や値段よりも、質を求める傾向が強いからです。

…逆に、サイドメニューもご飯も無い東京の有名個人店が地方に進出した場合、それもビジネスとしては成り立たないでしょう。

なぜならば、地方は味そのものよりも、居心地やサービス、豊富な商品構成、リーズナブルな価格を求める傾向が強いからです。



つまり、東京中心部と地方では、ニーズが全く異なるのです。



以前、くら寿司のネタでブログを書いたのですが、その時に書いた事がフラッシュバックしました。

ロードサイドの王座を狙え。(Japanese Amusement Sushi Innovation)
http://mitsuyado.exblog.jp/17621319/





東京の感覚で地方へ攻めれば、痛い目に遭います。

地方の感覚で東京へ攻めれば、必ず失敗します。

日本の感覚で海外へ攻めれば、騙されます。






僕も仙台の田舎出身なのでよく分かるのですが、

地方の、特にロードサイドでは、車ありきの生活が前提なので、客層はほぼ固定化します。

例えば東京で成り立つカフェ業態が、地方ロードサイドで苦戦を強いられるのは、ここが大きいと思います。



音楽に例えると分かりやすいのですが、ラーメンに関しても、東京はある意味アンダーグラウンドな、インディーズ要素を好む傾向にあると思います。

逆に地方は、オーバーグラウンドで普遍的な、メジャー要素を好む傾向が強いと思います。

人の好みはそれぞれなので、一概にどちらが良いのかという所は言えないのですが、

「儲けるためのビジネス」に限った場合、それは音楽でもラーメンでも間違いなく後者の方が、

(母体が大きい分)有利で儲かるという事になると思います。



先程少し触れた来来亭というラーメン店は、テレビなどの露出もあって有名な話ですが、

一般社員で年収480万、店長職で年収680万、暖簾分け店のオーナーになれば1000万オーバーの年収という、驚愕のラーメン店です。

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ちなみに来来亭の豆田敏典社長はフェラーリやベントレーなどのスーパーカーを10台以上所有し、(公表している)年収は4億2千万だそうです・・・。
(※ネットでのインタビュー記事を探したのですが、見つかりませんでした。。)



何故来来亭はこんなに儲かるのか、ちょっと考えてみました。

そのキーワードは、「原価管理と売価設定、暖簾分け制度」にあると感じました。

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地方ロードサイドのラーメン店でこの売価設定(特に定食系)、強気ですねー。

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1日限定30食、インパクト大の葱ラーメン880円

豊富なメニュー、普通の味(来来亭は普通がウリだそうです)、低原価商品による高利益。

いやー、やりますねー。

ちなみに来来亭の暖簾分け制度、ちょっと面白い方式を採用しています。
http://www.rairaitei.co.jp/recruit/karada/karada_02.html

その条件が

■直営店で社員として3年以上、2年以上店長として勤務し、本部審査がOK(人間性)であれば、そのお店を買い取ることができる

■銀行からの融資は本部が連帯保証人
(開業資金を持っていなくてもOK)

■頑張れば、年商1億円のお店のオーナー
(1店舗の平均オーナー年収約1000万)


そして暖簾分け時の条件が

>店舗売却価格を当社のメインバンクから借り入れていただきます。店舗の過去1年間の収支から平均1ヵ月あたりの税引き前利益を算出し、その15ヵ月分に、物件取得時の保証金額をプラスした価格になります。



うーん・・・、こう聞くとざっくり計算でもけっこうな金額というか、個人で独立開業するのと大して変わらない金額がかかりそうですが・・・。

しかし来来亭暖簾分け最大の特徴は、ロイヤリティがゼロ(!)という事。

本部側としては、開店後売上の落ち着いた店舗を、開店当時に投資した費用で社員に売却できる。

また、直営店の店長経験者が管理する事により、質の高いブランドが維持できる。

暖簾分け希望の社員としては、ある程度安定した収支が見込める店舗をそのまま買い取る事が出来る。

また、利益率が高い業態システムなので、通常のラーメン店では考えられないような高収入が見込める。

これは双方にとってメリットのある、非常に面白いシステムだと思います。

ロイヤリティ無しだと本部に利益が出ないのではないか?

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

そこは食材、備品、制服や産廃業者、その他店舗運営に関連する諸々の部分に仕掛けを作る事により、

本部利益を生む事が可能だと思います。
(来来亭がそうしているかどうかは分かりませんが)



うーむ、単なるラーメン屋とはいえ、そのビジネスは複雑化して奥が深いですねー。



長々と書いてしまいましたが、結局のところ何が言いたいのかと言うと、





「地方ロードサイドで爆発する要素を満たしたつけ麺業態はまだゼロ」





と言う事です。

この現状に、大きな可能性を感じますねー。

その為には、何よりスピード感を持って行動する事が必要と感じます。





今月の一冊

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ラーメン屋成功論 ― 100の法則より1つの制度 / 豆田 敏典
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E5%B1%8B%E6%88%90%E5%8A%9F%E8%AB%96%E2%80%95100%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87%E3%82%88%E3%82%8A1%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%88%B6%E5%BA%A6-%E8%B1%86%E7%94%B0-%E6%95%8F%E5%85%B8/dp/4903822869/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1344912573&sr=1-1

10年で年商100億円企業となった来来亭、豆田 敏典社長の経営論が詰め込まれた1冊。
これを読む程に、来来亭は「社員の人間力」を最大限に発揮する環境づくりに注力している事が分かります。
経済的なメリットを還元するシステム作りによって、それぞれが高いモチベーションを維持しながら、来来亭と言うブランドを経営。
一過性のブームではなく、高い売上を維持し続けるFCブランドモデルとしての、来来亭の考え方を知る事が出来ます。

ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-08-13 19:30 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

地元の仙台に帰省してきました。

今回は実家でゆっくりとして、自分であったり、家族であったり、

今後の人生について、色々と考える事が出来ました。

お墓参りも出来ました。

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あの震災を経て、今回帰省して改めて感じた事は

「仙台という街の魅力、家族の温かさ、健康のありがたさ」

です。

・・・親孝行するぞー。



話は変わりますが、ラーメン業界のTOPって一体誰なんでしょう?

TOPといっても経営者、評論家、店主、職人、関連企業・・・。

様々な見方はあると思いますが、こと「経営者」という部分に関しては、この方の名前を上げて異論は少ないと思います。

その御方とは・・・





「博多一風堂」 
力の源カンパニー 代表取締役
 

河原 成美 社長!!!

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プロフィール
■河原 成美(かわはら しげみ)■

1952年12月18日
福岡県生まれ。
1976年
大学を卒業後、量販店勤務、コック見習などを経て独立。
1979年
レストランバー「AFTER THE RAIN」を開業。
1985年
ラーメン店「博多一風堂」を開店し、その翌日に力の源カンパニー設立。
1997年
TVチャンピオン・ラーメン職人選手権で優勝後3冠達成の殿堂入りを果たし、
2005年
TBS系史上最大のラーメン王座決定戦で初代麺王に輝く。
数々のプロデュース業を行い「博多一風堂」35店舗、「五行」5店舗、「行集談四郎商店」、「DAMES de FRANCE」等を経営。
2008年
「IPPUDO NY」をOPEN。
「ミシュランガイド2009NY版」、「ザガット2009NY版」に掲載され、
NYに一大ジャパニーズラーメンブームを巻き起こす。
2009年
海外2号店をシンガポール・オーチャードストリートのマンダリンギャラリーへ出店。
2010年
一風堂初の味噌専門店「一風堂.miso」を東京・代々木にオープン。
また、和太鼓エンターテイメント集団「TAO」とのコラボ店舗「IPPUDO TAO」を、
福岡・東京・シンガ ポールへ出店。
創業当時の白丸を再現したメニューを提供する「一風堂 SHIROMARU-BASE」を東京と名古屋に出店。
そして、創業満25年の日である10月16日に大名本店を「博多 一風堂 総本店」として リニューアル。
「2010-2011東京 ラーメン オブ ザ イヤー大賞(TRY大賞)」総合1位を受賞。
2011年
海外4号店となる「IPPUDO SEOUL」を韓国・ソウルにオープン。
そして、香港に 「IPPUDO HK」をオープン。
JRの駅近、駅構内物件を中心とした「TOKYO TONKOTSU BASE」など、
現在も精力的に新店舗/新業態を展開。
2012年
台湾に「乾杯 一風堂TW(台湾)」をオープン

■著書■
一風堂ドラゴンに挑む!
(経済界2007/01出版)
一風堂五輪書
(致知出版社2004/03出版)
一風堂の秘密
(経済界 2001/12出版)
博多一風堂・河原成美が選ぶ
うまかラーメン115軒
(角川書店2001/10出版)

フードスタジアム 河原成美社長インタビュー記事 
http://tokai.food-stadium.com/interview/000130.html



河原社長は弊社代表取締役 中村清彦も度々その名前を挙げ、賞賛しています。

僕個人としても、味、商品力、人間力、経営論、店舗展開やビジネス構想など、
さまざまな面において河原社長は日本のラーメン文化を代表する方だと感じます。

僕が河原社長に対して、特に尊敬の念を抱くのが、その仕事に対する真剣な姿勢。

以前、弊社中目黒店のアルバイトに一風堂出身のスタッフがいたのですが、
そのスタッフが働いていた店舗のオープン日、河原社長は現場に入り、
朝礼で店舗のスタッフに激をとばした後、
12時間休憩無しで洗い場に入りながら、店舗運営をコントロールしていたそうです。
その姿勢に感動し、そのスタッフは力の源カンパニー、河原イズムに大きく心を揺り動かされたと言っていました。

これをパフォーマンスと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕は経営者にとってパフォーマンスと言うのは、非常に重要なエレメントであると思います。



そして僕が「経営者」として、河原社長が圧倒的に抜きんでていると思うのが、その「攻めの姿勢」。

一風堂は周知の通り、海外(ニューヨーク、シンガポール、ソウル、香港)へ精力的に出店し、
特にニューヨークやシンガポールでは(ラーメン店としては異例の)ミシュランにも掲載され、
現地にジャパニーズラーメンの一大ムーブメントを巻き起こしています。
(一風堂NYは現在でも、月間売上3000万~4000万をキープ(!)しているそうです)

(僕が以前書いた一風堂NY関連ネタは↓)
飲食モラトリアム2010
http://mitsuyado.exblog.jp/13295819/
(ちなみにこの時に書いた中村屋吉祥寺店は2012年クローズ。吉祥寺ラーメン戦争の厳しさを痛感します)

香港の出店に際しては、現地最大手外食企業「マキシムグループ」
(回転寿司の「元気寿司」や「スターバックスコーヒー」などを展開する企業)
と合弁会社を設立、これを足掛かりとして今後中国本土への再進出や、マカオ(大変そう・・・)での出店を予定しているそうです。
(中国は2004年に進出したものの、共同出資した現地企業に模倣店を作られ、2007年に一度撤退しています)

ちなみに海外はニューヨークとシンガポールが直営店、韓国がライセンス供与、香港が合弁会社だそうです。



その一風堂が、2012年5月に、新たに海外出店を果たしました。

その名も・・・

「乾杯 一風堂
TW(台湾)」!!!


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乾杯グループ 公式HP
http://www.kanpai.com.tw/index.htm

台湾は2007年にグロービートジャパンが「らあめん花月」を出店したのをきっかけに、
Foodex Group「屯ちん」、株式会社アブ・アウト「山頭火」などが出店していますが、
まだそれほど「日本のラーメン」が開拓された市場では無い印象を受けます。

僕が一風堂台湾成功の鍵を握っていると思うのは、提携している乾杯グループ。

この乾杯グループ、台湾で15店ほどの焼肉店を展開し、そのどれもが繁盛店という成長株の企業で、
社員教育を重視し、将来的な海外展開を視野に入れている企業だそうです。

ちなみに経営者は父親を日本国籍、母親を台湾国籍に持つ、日本と台湾のハーフの方のようです。
ちょっと調べてみました。

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乾杯股份有限公司 平出荘司社長プロフィール
1974年2月8日 東京都町田市生まれ。
台湾輔仁大学哲学学科卒業。
日本人の父と台湾人の母の間に生まれる。4人兄弟の末っ子。
日本の高校を卒業後台湾へ語学留学。
母親から紹介されたホルモン焼きチェーン店の日本人社長とジョイントベンチャーで、台北でホルモン焼き店をオープンさせ、その現場を取り仕切る。
その後、1999年に別の日本人社長の焼肉店の譲渡を受ける形で独立。
「乾杯」1号店をオープン。瞬く間に超人気店へと成長させる。
2009年より中和にセントラルキッチンと本部を設置し、本格的多店舗体制へ。
2010年は4店舗出店し、現在12店舗。台湾における焼肉居酒屋の地位を不動にしている。

・・・その乾杯グループ経営者、平出(ひらいで)荘司社長のインタビュー記事を、頑張って見つけました。

日系企業経営者倶楽部 LINKBIZ
乾杯股份有限公司 平出荘司代表取締役 インタビュー

http://www.linkbiz.tw/index.php?option=com_content&view=article&id=83&Itemid=64
(高校時代、バブル絶頂期の渋谷のちとせ会館にあった居酒屋「村さ来」の本店でアルバイトしていた経験が原動力になっているそうです。はー・・・。)



一風堂はこれまで海外出店にあたり、「IPUUDO NY」「IPPUUDO SINGPORE」といったように地名を冠してきましたが、
今回は屋号を「乾杯 一風堂」とし、出資元は合弁会社「乾杯一風堂カンパニー」としています。
(資本金1億6千万円、出資比率は一風堂が49.9%、乾杯が50.1%。董事長兼総経理には、乾杯の平出(ひらいで)荘司社長)

一風堂は2004年に中国の企業と合同出資で中国に進出し、
一度「痛い目」に遭っています。

その部分で今回合弁会社を設立するにあたり、
どれだけこの乾杯グループと強靭な信頼関係が構築できるのかという点と、
現地を生き抜いてきた、台湾に強い企業の経営ノウハウを、
一風堂の経営システムに組み込めるのかと言う所がポイントになると思います。

台湾は日本と違って「一人で食事をする」という習慣が殆ど無いそうなので、
これまでに出店している日本のラーメン店とは違った視点、
つまりラーメンダイニング的にお酒やおつまみを楽しみながら食事できる環境は、
新たなカルチャーやビジネスチャンスを、生み出す可能性があると思います。

あとは、こってりとした豚骨ラーメンのような文化が少ない台湾の食文化に、
どれだけ日本のラーメン、博多一風堂イズムを浸透させる事が出来るかが、
僕個人としては非常に楽しみです。
(実際NYではそれを成功させています。凄い。。)



アジア圏に広がる「ジャパニーズラーメン」ブーム、

アジアの急速な経済成長に伴い、これからますます加速しそうです。

力の源カンパニー、河原茂美社長の今後の動向、ますます目が離せませんねー。



ちなみに国内の一風堂でも、現在こんな斬新な販促戦略を打ち出しています。

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○○周年で替玉10円(店舗限定)

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店舗限定、朝ラーメン(ちなみに明大前は学生街として有名)

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ハッピーアワーでドリンク特別価格(店舗限定。客層の年齢が高い都心駅前店中心)

それ以外にも、暖簾分け店の店主が考えたメニューで総選挙を行い、優勝メニューを期間限定販売するなど、時代の潮流をうまく組み取った販売戦略を続けています。

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一風堂暖簾分け店舗、五反田店の高木店長による『ベジ彩麺』

いやー、この戦略的マーケティングビジネス、ホント頭が下がります・・・。

ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-07-17 19:19 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

最近家系ラーメンとバブルファッションにハマっている、中目黒店の青柳です。

アルコールで傷んだ内臓に、クリーミーなこってり濃厚豚骨醤油スープが染み渡る。

更に〆にはライスを投入。

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武蔵家@吉祥寺 

うーん、デブの素。



もう一つハマっているのが、バブル(と呼ばれていた時代の)ファッション。

現在流行っている、2ブロックに黒ぶち眼鏡のタイトな70’sモードブームの次は、

着こなしによってある種下品とも捉えられがちな、バブルファッションブームが起きそうな予感がします。



それはファッション業界でもじわじわと広がりつつあります。

Dolce&Gabbanaは、野菜を前面にブリントアウトした、ド派手なアヴァンギャルドスタイルを提案。
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Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ 2012 ミラノコレクション)


店頭では、何と本物の野菜がディスプレイされています。

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D&G 公式
http://www.dolcegabbana.com/deg/




















うーん[・ω・`] マッドネス。




















・・・そんな野菜の数々を見ていたら、無性に野菜が摂取したくなり、行ってきました。

最近中目黒の康竜跡地に出来た、「麺屋 轟(とどろき)」!!!

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外観

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メニュー

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無料トッピング

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トッピング

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サイドメニュー

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セットメニュー

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デザート

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ラーメン L(野菜マシニンニクマシ)

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スタめん L(野菜マシニンニクマシ)

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唐揚げセット200円

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つけ麺 L(野菜マシマシニンニクマシマシ)

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つけめんは〆の雑炊が無料

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エビマヨ野菜まぜそば

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麺は浅草開化楼



このお店、ラーメン業界では有名な、浅草開化楼の謎の覆面営業マン、不死鳥カラス氏のプロデュース。

負死鳥カラスのラーメンブログ 「傾奇御免!さらに御麺!!」
http://w960.blog13.fc2.com/

自慢の麺は、二郎も使っている事で有名な、日清製粉「オーション」というパン用の強力粉を使用。
(ちなみに二郎は加水率低めのワシワシとした食感の麺ですが、こちらは加水率を上げもっちりとした印象を受けました)

サイドメニューの唐揚げセットや半チャーセット、餃子セットが200円と激安。

昔中華鍋でチャーハンを煽った自分としては、ついつい厨房を見てしまいます(チャーハンの煽りってけっこう大変なんですよねー)。

三ツ矢堂製麺ジロリアン代表を自負する自分ですが、味について細かいことは、この際割愛したいと思います。

気になった方は食べてみてください。

ちなみに昔書いたジロリアンブログはこちら(なつかしー)

豚がブタに恋をした(マイラーメン二郎ランキング)
http://mitsuyado.exblog.jp/11833552/



ここ最近、中目黒にも様々なラーメン店ができていますが、

その中でも中目黒には二郎インスパイア系のお店が全く無かったので、

若者の多い中目黒にあって、消費者ニーズを捉えた面白い展開を見せるのではないかと思います。

ちなみに茹で上げ前1kgのデカ盛りメニューもあるみたいです。

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大食いヴィーナス大学生 三宅さんプロデュース(麺量1kgサイズ 通称)"三宅盛り"

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す、凄すぎる・・・。



話が逸れましたが、これで中目黒も

・札幌味噌ラーメン
→キングコング
→味噌一

・昔ながらの東京醤油ラーメン
→春木屋めんめん
→久慈清商店

・今風お洒落系塩ラーメン
→AFURI
→ぷかぷか
→俺流塩ラーメン

・ラーメンダイニング系居酒屋
→框堂

・家系豚骨醤油ラーメン
→百麺

・あっさり・こってりワンタンメン
→広州市場
→八雲

・濃厚豚骨魚介つけ麺
→和利道

・デザイナーズ系創作ラーメン店
→麺屋 宗

・二郎インスパイア系ラーメン
→麺屋 轟

・あっさり豚骨魚介 柚子風味つけ麺
→三ツ矢堂製麺

と、現在のラーメンブームを代表する、ほぼ全てのジャンルが出揃った事になります。
(駅前一等立地型の激安チェーン店と、替玉無料系博多白濁豚骨ラーメンはありませんが)

昔書いた中目黒ラーメンブログはこちら(なつかしー)

【東京】中目黒 ラーメン・つけ麺ランキング【深夜営業】
http://mitsuyado.exblog.jp/12660612/

僕がこの中で好きなのは、百麺と八雲ですかねー。

しかし最近出店するラーメン屋やつけ麺屋は、どこか何かに似通っていて・・・、

僕はラーメン屋の新店は、ちょっと食傷気味です。

今までに見たことの無い様なビジュアル、斬新なシステム、唯一無二の味、

そんな業態、どこかないですかねー。

作っちゃったほうが早いかな?



今月の一冊

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「リピーターづくりのしかけ」 - 鎌田博次

「カネなし」 「ヒトなし」 「立地なし」

この三重苦を乗り越えるための案とヒントが散りばめられた作品。
目次を開いただけでも、興味深い言葉が並んでいます。

プロローグ 繁盛店はリピーターであふれている
【しかけ(1)】「会員限定」で心を揺さぶる
【しかけ(2)】「期間限定」で背中を押す
【しかけ(3)】「時間限定」でその気にさせる
【しかけ(4)】「数量限定」で買う気をあおる
【しかけ(5)】「即メール」の魅力でしかける
【しかけ(6)】「オリジナル」でしかける
【しかけ(7)】「シンプル」メールでしかける
【しかけ(8)】「トクトク感」でお客を呼び込む
【しかけ(9)】「サプライズ」で来る気にさせる
【しかけ(10)】「ゲリラ」メールでしかける
【しかけ(11)】お客さんとの「一体感」でしかける
【しかけ(12)】「キャラクター」でしかける
【しかけ(13)】お客さん「参加型」でしかける
【しかけ(14)】「比較テク」でしかける
【しかけ(15)】「無料」でしかける
【しかけ(16)】「割引」の魔力でしかける
【しかけ(17)】「雨の日割引」でしかける
【しかけ(18)】「イベント」でしかける
【しかけ(19)】「損して得とれ」でしかける
【しかけ(20)】「お得意様戦法」でしかける
【しかけ(21)】「裏メニュー」でしかける
【しかけ(22)】お客さんを「巻き込んで」しかける
【しかけ(23)】つい人に「しゃべりたくなる」しかけ
【しかけ(24)】「お友達」を連れてきてくれるしかけ
【しかけ(25)】「画像つき」メールでしかける
【しかけ(26)】「スタッフ」メールでしかける
【しかけ(27)】「記念日」にしかける
【しかけ(28)】メール会員に「名前」をつける
【しかけ(29)】「秘密」テクニックでしかける
【しかけ(30)】「愛情」メールでしかける



実はこの本、最近買ってまださらっとしか読んでいないので、
今度じっくりと熟読したいと思います。

それではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-06-20 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

中目黒店 青柳です。

最近つくづく思うのですが、インターネットってホント便利ですよね。

欲しい本や洋服、電化製品や家具、ラーメンやつけ麺まで、
欲しいモノは注文すれば1~3日ぐらいで届くし、
音楽や映画、本やアプリケーションはCDやDVDといったメディアではなく、
ダウンロードですぐに手にする事が出来ます。

情報交換や人付き合いはSNSという仮想現実空間が形成されているし、
欲しい情報はGoogle大先生に聞けば何でも教えてくれる。
英語が分からなくても、iPADやスマートフォンがあれば、リアルタイム翻訳で会話が出来る。

インターネットの無い時代から生きてきた自分にとっては、
物販/流通の世界に革命を起こしたインターネットの普及によって、
現代の世の中は(特に地方在住の人にとっては)本当に便利になったなーと感じます。

それと同時に、最近ふつふつと感じる事があります。

それは・・・





























ナンカ(・ω・)ツマンナイ






























…そう、何だか最近ネット不感症になってしまった僕は、つまらないんです。

何というか、特にネットで何かを購入するという選択肢が自分にとって、
最近、とても面白味が無いんです。

これはネット批判とかそういうのではなく、
むしろ僕はネットの世界にどっぷり浸かっているほうだと思うのですが、
最近僕はネットで何かを購入すると言う事が、殆どありません。

もっと言えば、ネットで買えば翌日には届く本を、
わざわざ神保町まで行って買ったり、
ネットで即ダウンロードできる音源を、
わざわざ音質が劣化する中古のレコードで探して買ったりしています。

この不毛にも思える行動は、
別に懐古主義とかそういうことではなく、
商品を手に入れることに対する、
「自分なりの付加価値」の部分のような気がします。

こう思うようになったのは結構最近の事なのですが、
僕は「モノを手に入れる」という事に対して、欲が少ない様な気がします。
それは洋服であったり、車であったり、家であったり。
ただ、そのプロセスの部分と言うか、手に入れるまでの工程を楽しむことには、
人並み以上の努力をするし、また歓びを感じるような気がします。



きっかけは日曜日の、渋谷区宇田川町だったと思います。
昔よく行っていた巨大レコード店に久しぶりに行った時に、
そのお店はネット販売主体の雑貨店+倉庫のようになっていました。

それ以外にも、10年前にあったレコード店は8割以上無くなってしまったし、
残っているお店も、殆どが主力商品をそれ以外に変え、細々と営業していました。
大手のHMVも無くなってしまったし、タワーレコードも閑散としています。

その光景を見た時は本当にショックで、
時代の流れだから仕方ないという気持ちと同時に、
その責任は状況を知りつつもお店を捨ててきたユーザーにもあるんだな、
そう考えると、何だか悲しい気持ちになりました。

神保町の本屋も壊滅状態で、
僕は休日にぷらっと神保町に行きたくなる事があるのですが、
最近は街並みがすっかり変わってしまい、
訪れるお店も無くなってしまいました。
(個人的最強二郎、ラーメン二郎神保町店には行きますが…)

ネットの普及で生活は格段に便利になりましたが、
これは大手の独占/寡占市場を形成する要因となります。
これは、中小/個人事業主の生き残りや参入を、難しくします。

「同じ価値のモノを売る」

という、差別化の難しい物販業界では、市場規模が価格と比例する為、そのダメージは甚大です。
(飲食業は、どちらかというと差別化で勝負する業界なので、被害は深刻ではありません)

AMAZON、楽天、YAHOOといった大手の革命的なEC販売戦略によって、
世の中や人々の生活は飛躍的に便利になりましたが、
そこに存在したマイノリティ文化は、どんどん失われつつあります。

それは思考や思想、感情や文化の画一化/平均化にも繋がるような気がします。

それ以上に、そういったマイノリティ文化を経験してきた一個人としては、
単純に何だか悲しい気持ちになります。

「じゃあネットを使わなければいい」

というような退廃的な思考では無く、
僕はそことの共存が必要だと思います。

使える部分はうまく使い、大切にしたい文化を尊重する。

そういった生き方をしていきたいなー。

衰退していくアナログ文化を目の当たりにして、ふとそう思った日曜日なのでした。

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ちょもらんま 山@渋谷
→話の流れとは全く関係ありませんが、最近食べた中で一番インパクトある一杯でした。

食べログ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13132908/





今月の一冊

日本人にしかできない「気づかい」の習慣 - 上田 比呂志
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AMAZON
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%A8%E4%B8%89%E8%B6%8A%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8C%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%A3-%E4%B8%8A%E7%94%B0-%E6%AF%94%E5%91%82%E5%BF%97/dp/4844371339

ズバリ、「ディズニーと三越」という対比表現でタイトル買いしました。
非常に濃い内容が詰め込まれていて、驚かされました。
ビジネス本というジャンルになるとは思うのですが、
人生を生きる上で、身につけて損をしない教訓が詰まっています。
久しぶりに満足度が高い本でした。



ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-04-26 10:14 | aoyagi | Trackback | Comments(0)

独身三十路ながら最近「きゃりーぱみゅぱみゅ」が気になる、中目黒店の青柳です。

実はきゃりーぱみゅぱみゅ以外に、最近気になってリサーチしている業界があります。

ここ2~3ヶ月ぐらいの調査の集大成ブログなので、今回も相当長いです。



きっかけは確か、中目黒店のカリスマ主婦アルバイト、Yさんがぼそっと呟いていたこの言葉。

「私もホントはラーメンとか大好きなんだけど、子供が出来ても行けるラーメン屋って全然無いんだよねー」

…これはビジネスチャンスに繋がる発言だ。

そう思った僕は、こう聞き返しました。

「じゃー、子供が出来てもよく行くお店ってどーゆートコっすかねー?」

するとこんな言葉が返ってきました。

「子供が出来て外食に行くとしたら、間違い無く○○○○だねー。そこさえ連れて行けば、旦那も子供もおじーちゃんもおばーちゃんもみんな喜ぶもん」





問題:○○○○は四文字の店名です。考えてみてください。後半に答えが出てきます。





想像してみて下さい、そんな夢のような飲食店があるんでしょうか?



実は、あるんです。



それはズバリ・・・、










「回転寿司」!!!

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回転寿司とは・・・

---各種の寿司を載せた小皿を客席沿いに設置されたチェーンコンベア上に連続して循環させ、客は寿司を皿ごと自由に取り上げる、半セルフサービス型の安価な寿司店の形態。



○回転寿司の歴史○

発祥は大阪の立ち喰い寿司店経営者・白石義明が、ビール製造のベルトコンベアをヒントに、多数の客の注文を低コストで効率的にさばくことを目的として「コンベヤ旋廻食事台」を考案し、
1958年、大阪府布施市(現・東大阪市)の近鉄布施駅北口に最初の回転寿司店である「元禄寿司」(元禄産業株式会社)を開いたのが始まり。

西日本で店舗展開していた元禄寿司に対して、宮城県の企業(現在のジー・テイスト「平禄寿司」)が東日本での元禄寿司の営業権契約を獲得し、
一号店の誕生から10年後の1968年、仙台市に元禄寿司のフランチャイズ店が開店した。

元禄産業によると、これが「東日本で初めての回転寿司店」だという。
(つまり回転寿司発祥の地はよく間違われることが多い仙台では無く、大阪なのです。実は僕も仙台が発祥だと思っていました)

寿司を回転させるコンベアは、ほぼ100%が石川県で製造されており、金沢市の石野製作所(販売は北日本カコー)が約60%、白山市横江町の日本クレセントが約40%のシェアである。
(金沢は回転寿司のレベルが高い事で知られていますが、こんな背景があったんですねー)

日本国内では、「かっぱ寿司」(カッパ・クリエイト)、「スシロー」(あきんどスシロー)、「無添くら寿司」(くらコーポレーション)の100円均一店大手3チェーンが上位で競っている。



回転寿司チェーン店
日本国内店舗数ランキング

(2010年11月30日現在。カッコ内は本社所在地。少し古いデータですみません)


1 かっぱ寿司 (埼玉県)377店舗

2 スシロー (大阪府) 292店舗

3 無添くら寿司 (大阪府) 262店舗



4 元気寿司、すしおんど (栃木県) 149店舗

5 はま寿司 (東京都) 95店舗

6 平禄寿司 (宮城県) 92店舗

7 マリンポリス、しーじゃっく (岡山県) 92店舗

8 がってん寿司 (埼玉県) 82店舗

9 アトムボーイ、にぎりの徳兵衛 (愛知県) 73店舗

10 銚子丸 (千葉県) 73店舗



○海外 回転寿司事情○

1990年代末に、イギリスのロンドンで回転寿司に人気が集まった。人気に拍車をかけたのは「Yo! Sushi」というチェーン店で、1997年にソーホーで開業し、その後、イギリス国内に次々と開店、1999年にパディントン駅構内のプラットホーム上に回転寿司屋を出店したことで注目を浴びた。

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パディントン駅構内の「Yo! Sushi」

現在、ロンドン市内のハーヴェイ・ニコルズやセルフリッジなどの高級デパート内、さらにヒースロー国際空港内など20ヶ所以上の店舗を展開し、さらにフランスや中東のドバイにも進出したほか、2006年にも新店舗を開くと発表、アメリカ合衆国進出を狙っているとする指摘も少なくない。
また、オーストラリアでは「スシトレイン」がチェーン展開している。

台湾でも、現地企業の争鮮(SUSHI EXPRESS)が、台湾および中国本土において回転寿司チェーンを展開している。韓国でも、回転寿司店が見られる。

日本のチェーンも、元気寿司がハワイやアジアに数十店舗を展開するほか、マリンポリスがアメリカ本土に「SUSHI LAND」の店名で十店舗以上を出店している。



○ビジネスとしての回転寿司○

元々ファミリーレストランなどの外食産業の原価率は平均して30%程度であることと比較して、一般的な回転寿司店での原価率は50%程度と高い事が特徴である。

外食産業総合調査研究センターの資料によると、2009年の外食産業全体の市場規模は約24兆円、「食堂・レストラン」の約8兆8千億円がダントツでトップ。
その他は、「そば・うどん店」、「喫茶店」、「居酒屋」が約1兆円で横並び。
「すし店」は、約1兆3千億円という規模だ。

2010年8月20日付の日経MJによると、回転寿司の09年度の市場規模は約4698億円。
(いちよし経済研究所調べ)
04年度比約1.5倍というから、飽和状態の外食産業にあって、まだまだ伸びしろの大きい市場といえるだろう。

その中で激しく覇権争いをしているのが、「すし御三家」だ。
「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、「スシロー」のあきんどスシロー、「無添くら寿司」のくらコーポレーション。
3社は1皿100円を切る価格戦略をいち早く導入し、規模を活かしつつ、あらゆる手段で経営効率を高めてきた。
3社の市場シェアは5割近い。

また、御三家以外の追い上げも激しい。
特に近頃台風の目として注目を集めているのは、すき家のゼンショーが展開する「はま寿司」。
ゼンショーが持つ圧倒的な購買力を活かせれば、御三家に食い込んでくる可能性は高いと言われている。

2011年1月14日。その血みどろの争いを象徴するようなニュースが報道された。
産経zakzakの記事

『回転寿司で下克上!スシローかっぱ抜く。「安さ」より「素材」』

を見てみよう。



かっぱ寿司、首位陥落である。



「かっぱ寿司」はトップ死守を賭け、平日1皿90円のキャンペーンを展開。
CMでは宇宙人まで食べに来たものの、2010年下半期(7~12月)の売上高は後発の「スシロー」が前年同期比20%増の462億円と、かっぱ寿司の同9%増455億円に対しついに僅差で追い越した。

さらに業界内の競争は激化しており、3位の「くら寿司」を展開するくらコーポレーション(大阪)は10年10月期決算で最高益を記録。
「銚子丸」なども業績が好調だ、と業界内の順位は今後もめまぐるしく変わる可能性が指摘されている。

zakzakの記事はこう締めくくられている。

『下克上といえば、人気アイドルグループ「AKB48」が有名。メンバー同士が激しく競い合い、昨年実施された人気投票で、大島優子(22)がそれまでトップだった前田敦子(19)を破り、話題になった。回転ずし業界もまさにAKB状態で、同業者同士が日々激しくしのぎを削っている』



デジャブ感。



そう。昨年からずっと話題になっていた牛丼戦争のようではないか。
この先牛丼業界のように優勝劣敗が進んでいくとすれば、それでは、回転ずし業界で、どの企業が勝ち残っていくのか。
何がカギをにぎるのだろうか。



○回転寿司業界の今後について○

スシローがカッパ寿司を抜いた要因を、zakzakの記事は、

『勝因は「素材の良さ」というから、回転ずしでは安さよりもネタのほうが重視されるようだ』

と、分析している。

確かにネット上ではスシローのネタのよさに対する賞賛が散見される。
昨年中ごろから、回転すし業界に限らず、外食産業全般で、

「価格競争は行きつくところまで行った。後は質をどう高めていけるかの勝負になる」

という論調が目立つ。
一方で、「すき家」が「吉野家」を圧倒したことも記憶に新しい。
もはや、価格は安いまま、顧客の期待値を遥かに超える質の高いものを提供する、「スーパーバリュー」競争の時代に入ったのだろう。
となると、絶対的で継続的なKSF(Key Success Factor:成功のカギ)とは何か。

独立起業するとすれば、最も参入障壁が低い業界の1つが飲食業だ。
材料を仕入れ、調理し、客に提供するというバリューチェーンのシンプルさがその理由である。
バリューチェーンは日本語に訳せば「価値連鎖」。
ビジネスのしくみのどこでどれだけコストをかけ、付加価値を創出するかということを表している。

「安さ」より「素材」とはいえ、回転ずしの価格帯で寿司を提供しようとするなら、ある程度の安さは必須要素だ。
そこでモノをいうのは「規模」である。
原価に占める固定費率は販売数量が多くなればなるほど低減できる。

これを「規模の経済」という。

飲食業における固定費とは、家賃・減価償却費・支払利息・リース料・本部費・固定契約料・研究開発費・設備費・広告宣伝費など。
原価、人件費、水道光熱費などの変動費に関しては、規模が大きくなれば、単位時間あたりの生産性を向上させることで、人件費率は低減できる。
原価は大量購買による価格交渉力の向上で低減を図ることになる。

回転寿司業界はなぜ、下克上が起こりやすいのか。

それは、「仕入れ」→「調理」→「接客」という飲食業のバリューチェーン上で、差別化要素が少ないからだ。
「接客」という俗人要素を極限まで削減したサービス。
調理は「にぎり」といっても、シャリは「寿司ロボット」が握る場合が多い。
調理という製品の加工度を高めるプロセスや、接客というサービスで付加価値を付けるプロセスが削減されているから、どうしても「仕入れ」の段階に依存する比率が高くなるのである。



○回転寿司戦争を生き抜くための戦略○

競争戦略は、大きく分けて3つある。1つはコストを武器に戦うこと。
 
これを「コストリーダーシップ戦略」という。

もう1つが差別化要素で戦うこと。

これを「差別化戦略」という。

もしくは、特定市場に集中して戦うこと。

これを「集中戦略」という。

この戦いは、「回転寿司」という特定市場の中での戦いだ。
そして、そこは差別化困難な市場だ。
コストリーダーをめぐる戦いは「水の中で息を止め合う勝負」のようなものだ。

勝負のポイントは、原価率を抑えること。

そのためには前述の通り、「規模」がモノをいう。
どこも規模化してトップを取り、価格交渉力を握ることを狙う。

その一方で、利益率を抑えて原価率を高めるガマン比べをするのである。
しかし、ガマンにはおのずと限界がある。
ガマンは絶対的で継続的なKSFたり得ない。
ガマン比べをすれば、牛丼業界の二の舞だ。

一つの活路は「グローバル」にあると思う。
日本国内で血みどろの戦いを繰り返せば、疲弊し、グローバルに戦う余裕を失う。

むしろM&Aなどで国内での競争に一定のケリをつけた上で、キャッシュを潤沢に生み、それをグローバル展開の原資としていく戦略も当然考えるべきだろう。
世界中ヘルシー食ブームで、日本食の海外での需要は高い。
日本人の食の象徴でもある寿司で、海外勢に後れをとっては悔しすぎるではないか。

いずれにせよ、回転すし業界は、“生”のビジネスを学ぶにはもってこいの教材だ。

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参考文献:WIKIPEDIA、東洋経済ONLINE、フードスタジアム、日経ビジネスオンライン、日経マーケティングジャーナル、産経zakzak、回転寿司の経営学





…現代の回転寿司を説明するとすれば、こんな所だと思います(長くてスミマセン)。

現代回転寿司の特徴を自分流にものすごくシンプルに言えば



・かっぱ寿司、スシロー、くら寿司が日本の3トップ

・回転寿司は原価率が平均45~50%

・オートメーション化で人件費は15~25%程度が平均

・海外では10年以上前に一大ブームが起きたが、現在ブームは沈静化している

・設備の初期投資の敷居が高く、特に格安寿司は市場規模(スケールメリット)がモノを言うので、個人での参入は非常に難しい



こんな感じだと思います、ふー。

話は戻りますが、では何故中目黒店のカリスマ主婦アルバイト、Yさん一家はそのお店に行くのか?

その答えは、飲食業界全体が気になるターゲティング戦略に対する、ファイナルアンサーだと思います。



解答:前半の問題の答え



…ファミリー層を思いのままに取り込む、夢のような飲食店があるらしい。

その答えを待つ僕は、眠い目をこすり、いつものようにチャーシューを仕込みながら、

ドキドキしているのに何故か冷静を装い、固唾を飲んでその言葉に耳を傾けていた。

そしてカリスマ主婦アルバイト、Yさんはあっさりこう言った。




















「なんかねー、くら寿司ってアミューズメントパークみたいで楽しいんだよねー」





















くら寿司・・・。















ふーん・・・。






























ソレダヨ━(゚∀゚)━ッ!!!

























・・・というわけで行ってきました。



「くら寿司 つつじヶ丘店」
(訪問時間:土曜日の17時頃)

そーいえば僕は、かっぱ寿司やスシローは行ったことがあったんですが、くら寿司は初体験でした。

くら寿司 公式HP
http://www.kura-corpo.co.jp/index.php

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外観。キングオブロードサイドといった感じ。

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くら寿司の特徴の一つ、「携帯予約システム」。
事前に携帯で混雑状況を確認し、そのまま予約する事が出来ます。
超便利。

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お店に入った時には、既にこんな状況になっていました。

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店内はテーブル席メインで196席(それでこの待ち人数、凄い!)

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くら寿司の特徴の一つ、「鮮度くん」。

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ネタを乾燥や雑菌から守ります。

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寿司以外にこんなメニューも。

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こんなものまで。あー、ビールが飲みたいと思ったら…

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何とドリンクはアルコールまでセルフサービス。
オートメーション化による人件費削減、徹底してます。

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タッチパネルで注文すると、素敵な彼が届けてくれます。

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タッチパネルの上に謎のガチャガチャ。

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食べ終わった皿を五枚入れると・・・
(これも人件費削減に繋がってますねー)

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ルーレット回転!!!

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はずれぽよ・・・

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くやしいからもう五枚食べてチャレンジ!

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当たったぽよ―!!!

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大葉まいかストラップGET。いえーい。

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帰る時には何とこんな状況に(192席の店で168組待ち、凄すぎる・・・)。

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株式会社くらコーポレーション 田中邦彦代表取締役 Foodictインタビュー記事
http://www.foodict.com/interview.php?num=3



くら寿司レポは、以上です。

いやー、正直凄すぎます。

格安系回転寿司の特徴である

「ファミリー層中心、客単価1,000円前後、滞在時間は1時間以上」

という回転率の悪さをカバーする、大型店舗とテーブル席、そして携帯事前予約システム。

45~50%近い原価率でも利益を出すために注文から調理、商品提供、下げもの、
皿に内蔵したICチップで一定時間ごとに行う廃棄まで、
オペレーションを極力オートメーション化して人件費を抑えるシステム。

注文時のサムライロボットが運んでくれるレーンや、皿5枚ごとにルーレットで景品が当たるアミューズメント要素で、子供の心をわし掴み。

更に徹底した「無添加」、「原産地表記」、「食の安全」を前面に押し出すことで、
特に震災以降ナーバスになっている、健康を気遣う消費者に対するアピールもぬかりなし。

セグメンテーション(市場細分化)とターゲティング(標的市場)を明確化し、
市場ニーズに沿った経営戦略で急成長する飲食企業に、完全ノックアウトされました。

前回僕は



「飲食業とは、ホスピタリティである」



という結論に至りましたが、
くら寿司ではこの方程式は、あてはまらないことに気づきました。
しかし、満足度は非常に高い。

それはどうしてでしょうか?

つまりそれは、カリスマ主婦Yさんの言葉、そして僕の意見をまとめると



「家庭や子供を持つ人間にとって、

家族で外食する事自体が楽しみの一つ。

求めているのはコストパフォーマンス、

そして家族でゆっくり食事できる環境と、

年配の方や子供に安全な食べ物。

+ワクワクするようなアミューズメント感」




これに尽きるのだと思います。

これはファミリー層からのプロップスのシェアを獲得しきれていない、ラーメン業界の命題かもしれません。

うーむ、飲食ビジネスってホント深いですねー。

そして僕はラーメン業界に、未だ無限の可能性を感じます。

いやー、ラーメンってホント楽しい。





今月の一冊

「回転寿司の経営学」 − 米川 伸生

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AMAZON
http://www.amazon.co.jp/回転寿司の経営学-米川-伸生/dp/4492502254

今回の記事を書くにあたって、かなりの知識をここで学ばせて頂きました。

「皆さんが目指すのは優秀な寿司職人ではなく、優秀な回転寿司職人です」

という言葉に痺れました。

飲食ビジネスを志すのであれば、必読の一冊。



ではまた来月。
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by mitsuyado | 2012-03-27 23:59 | aoyagi | Trackback | Comments(0)