海知らぬ少女の前、麦藁帽の我は両手を広げ

中目黒店 青柳です。

最近、仕事が楽しいです。

僕が入社して今に至る5年間の中でも、
今年は状況が大きく変化した1年でした。

環境としては、ハードでした。

その中で再認識した事。

それはやはり



自身を客観視して、現在と将来を見据える  



事の重要性です。

何かに集中して没頭すると、時に周りや自分が見えなくなります。

そんな時、少し離れた視点から自分を客観視すると、
冷静に現状を捉え、改善策を見出すことが出来ます。

いつもの誰かと、いつもと違う時間を過ごしたり、
新しい音楽を聴いたり、古い小説を読んだりするのです。

経営者インタビューや革命家の本などを読むことで、
普段の自分とは違う視点を持ち合わせるようにしています。



そして何より、過酷な状況下でも仕事を楽しむ事。

そんな環境を共に作り上げてくれる上司や、部下や、仲間。

そしてお客様やお取引先様、地域住民の方や地域の会社の皆様。

それぞれに最近はより深く、日々感謝しております。


Appleの伝説の経営者、スティーブ・ジョブズ氏は



「明日死ぬとしたら、今日自分はどう生きるか。それを毎日考える」

「墓場で一番の金持ちになることに何の意味がある」

「毎晩寝る前に“今日は素晴らしいことをした”と思えること、それにこそ価値がある」




と、語っていらっしゃいます。

賛同致します。



先日、素晴らしい経営者のお言葉に出会い、感銘を受けました。

国内の製麺機製造・開発トップシェア、
当時としては異例の365日サポート体制を実現。

業界大手「丸亀製麺」が採用している事でも有名な、
麺類飲食店の新店舗開業支援・経営サポートまで行う企業。

「大和製作所」の“藤井薫代表取締役”です。 
 
藤井代表はSNSのFACEBOOKでほぼ毎日、
コラムを更新されているのですが、
その内容が非常に濃く、日々感銘を受けます。

中でも最近僕が一番共感したコラムを、一部転載させて頂きます。

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「マーケット・リーダーへの道筋」

おはようございます。

今日は「マーケット・リーダーへの道筋」です。

多くの企業、多くの店舗、多くの新規開業者が忘れてしまっている、
大切なことがあります。

それが、マーケット・リーダーになることに執着していない、
即ち、その市場でのリーダーシップを取ることに執着していない
ことです。

しかし、ほとんどの企業、店舗は売上を幾らにしたいとか、
営業利益を何パーセントにしたいとかの目標とか、希望は持っています。

そのような目標は、マーケット・リーダーになれば簡単に解決出来るのに、
マーケット・リーダーになることを考えてもいない
のです。

私はエンジニアだったのですが、製麺機市場へ乗り出すときに、
必ず、シェアトップになることを目論んでいました。

ひたすら、トップを目指して、常に社内ではそのことについて話していました。

しかし、トップになるまでに約30年の年月を使ってしまいました。

それは、トップになるための方法を知らなかったためです。

M・トレーシーとF・ウイアセーマは

「ナンバーワン企業の法則」

の中で、マーケット・リーダーになるための方策として、
3つの価値基準のうち、どれか一つを選択するように迫っているのです。

1.オペレーショナル・エクセレンス
(生産方法や販売方法の改善を目指すアプローチで、
スピードやコスト優位性により競合他社との差別化を図る)

2.製品リーダー
(たえず最新で価値の高い製品・サービスを提供し続けることで、
競争優位性を保ち、イノベーション追求型で、
常に新しい製品・サービスで高い価値を提供しつづけることにより、
競合他社が模倣しにくい状況をつくり出す)

3.カスタマー・インテイマシー
(顧客ロイヤルティを築き上げることに焦点をあて、
顧客との親密さを強化し、販売力を高めるとともに、
顧客からのフィードバックを改善に活かすアプローチで、
他社ブランドへの乗換えが生じにくい状況を生み出す)

上記1~3を外食産業で実際の成功している会社に例えると、次のようになります。



1.オペレーショナル・エクセレンス企業
の成功事例は、マクドナルド、すき家、丸亀製麺、ケンタッキー・フライドチキン、セブン・イレブン等、
お手軽方向でのトップ企業です。

2.製品リーダー企業
の成功事例で思い当たるのは、つるとんたん、博多一風堂等です。

3.カスタマー・インテイマシー企業
の成功事例は、実際は多くあると思いますが、カッシータ、リゴレット等が思い当ります。



そして、1から3のいずれかに的を絞ることが大切なのです。

一度に、3つとも同じレベルで満足させようと思わないことです。

絞った一つの価値基準だけを他のライバルに圧倒的に抜きん出た水準に保ち、
残った2つの価値基準は、平均点以上の状態に保つこと
です。

例えば、カスタマー・インテイマシーで、素晴らしい評価を受けたとしても、
お客さまが手を出せない価格であったり、製品とかサービスのレベルが非常に劣っていると、
お客さまには決して支持されないのです。

だから、たった一つの集中している価値基準のレベルは、
高い水準を追求し続け、他の2つの価値基準についても、
おろそかにしないこと
なのです。

一般的に、外食ビジネスの場合は、
価値基準を1にする場合は、ある程度の規模がないと難しいのです。

だから、新規に開業したり、まだ規模の小さいうちは、
価値基準2または3しか、選択肢はありません。

商品力を上げることに強みを持っている経営者は、
2の製品リーダーを目指すべきであるし、
サービス面で強みを持っている経営者は、
上記3のカスタマー・インテイマシーを目指すべきなのです。

そして、その価値基準を、
業界内で誰も追随出来ないレベルまで、磨き続けることなのです。

但し、価値基準の選定は自分の持っている強みだけではなく、
自分が住んでいる市場とか、ビジネスの内容によっても、変えなければいけないのです。

例えば、製麺機市場においては、
価格の安さを追求しても、品質の高い麺を作ることが出来なかったり、
安全性が劣っていて、使っている人が怪我をするような機械では、
機械コストが幾ら安くても、トータルでは高くついてしまいます。

従って、私はエンジニアだったので、
当社の場合、当初は製品リーダーを目指しました。

しかし、市場のお客さまが一番望んでいたのは、
最新式の高度なレベルの製麺機ではなく、繁盛するノウハウであり、
繁盛店になる道筋を知りたかったのです。

要するに、お客さまは繁盛することを通じて、豊かな人生を送ることを願っていたのです。

そのことに20年近く前に気付いて、
当社の使命を「麺専門店繁盛支援会社」と明確にしたのです。

それから、当社は徐々に会社の形が変わり、
最終的にシェアトップになることが出来たのです。

従って、マーケット・リーダーになるには、
どの価値基準を選ぶかによって、決定するのです。

それだけ、価値基準の選定が企業の明暗を分けてしまう、
大きな影響力を持っているのです。

価値基準の選定に関しては、あらゆる方向から検討しなければいけないのです。

そして、どの価値基準を選ぶかによって、
価値基準と一貫性を持った使命を明確にする必要があるのです。

そして、絶対にやってはいけないのは、
上記3つの価値基準に優先順序をつけないで、
全部平均的に満足させようとすること
なのです。

優先順序をつけて、優先順序に従って、
内部資源を振り当てていくべきなのです。

例えば、当社の場合の優先順序は、3⇒2⇒1の順番です。

優先順序を付けない場合は、
マーケット・リーダーになることを放棄するのと同じこと
なのです。

だから、自分の強みに則り、
マーケットの状態にあった一つの価値基準を選ぶことは、
勝利の選択
なのです。



大和製作所 公式HP
http://www.yamatomfg.com/

大和製作所 藤井薫代表取締役 FACEBOOK
https://www.facebook.com/kaorufujiyamato

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いやー・・・、素晴らしいですね。

僕も製麺を始めた頃に、大和製作所のこの本を読んで、勉強したことを思い出しました。

「究極ラーメン 麺を科学した新製麺術」
http://www.yamatomfg.com/book/ramen.php

藤井代表は御年70歳を超えているはずですが、
毎日朝の3時に目覚め、瞑想や筋トレを日課にされているそうです。

そして現在も香川の本社から全国、海外へと、
毎日フレキシブルに飛び回っていらっしゃるそうです。

凄いという感情を通り越して、畏怖すら覚えます・・・。

FACEBOOKの更新も、ほぼ朝の5時台~6時台(!)です。

やはりこういった刺激的な経営者様のお言葉は、
数多くのインスピレーションを与えてくれますし、
自分自身の人生を考える、良き契機となります。



藤井代表、素晴らしいお言葉を、いつもありがとうございます。



・・・話は戻って、皆さんは自分が明日死ぬとしたら、今日何をしますか?



僕がもし、明日自分が死ぬとしたら・・・



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素敵な女性の料理で、ワインでも飲みながら、青空の下でダンスかな。



ではまた来月。
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by mitsuyado | 2013-12-20 00:00 | aoyagi | Trackback | Comments(0)